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映画のビジネスモデル:Anizine

毎日、何かしらの映画を観ている。

映画館に足を運ぶのは特別なことだし、楽しいことではあるけど、仕事の隙間を縫って時間を合わせるのを毎日はできない。ネット配信で空いている時間に観られるようになったことは大きい。

映画産業は娯楽が選択できなかった時代、それこそ大勢の人が浅草の映画館に集まるような古いビジネスモデルから最近まで何も進化してこなかった。角川映画全盛時には薬師丸ひろ子さんが観たくて行ったのだろうし、最近ではそれがジャニーズや若手俳優の集客力に変わっただけだ。

初日にアイドルの舞台挨拶があって劇場は満員になったが、上映前の挨拶が終わるとファンは映画を観ずに帰って行った、という悲しい話を聞いた。別の映画館で挨拶があるからそれを追ったのだそうだ。

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Anizine

¥500 / 月

写真家・アートディレクター、ワタナベアニのzine。

多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。