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アニメクリエイターの皆さん。「キャッシュフロー」について考えませんか?

おはようございます。

なんの根拠もなく自身のベストウェイトだと思い込んでいる「59.8kg」。
そこから1kg以上増えるとものすごく自己嫌悪に陥る傾向にある、
アニメ演出家 おうしと申します。

( #その人ごとに適正体重は決まっているbyイチロー )


このnoteでは、
『アニメの未来についての僕の考え』とそれに対する『僕のアクション』
『アニメクリエイターに役立つ情報・思考法』などを書いています。


本日の記事のカテゴリは『 #アニメクリエイターに役立つ情報 』です。

テーマは、「キャッシュフロー」

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▼ キャッシュフローってなに?
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ざっくりいうと、お金のインアウトですね。

つまり『収入ー支出』

そして、ある程度の長期期間で家計の収支(予想)を記入したものを
「キャッシュフロー表」といいます。

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出典:日本FP協会ホームページ


これ、作るのけっこうオススメです。

「人生100年時代」ってよく言われますよね。だから僕はとりあえず100歳までのを作ってみました。( #シンプルな発想 )

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▼ で、どう役立つの?
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自分の『現在』と『予想される未来』を俯瞰で見ることができます。
俯瞰で見ると、「あ、全然だめじゃん」とか「けっこう大丈夫かも」みたいなのを肌感だけでなく、ある程度の根拠を持って実感できるようになります。

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▼ どうやるの?
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手順は、

①:「こんな生活を送りたいなぁ」という願望を書き出す

例えば、「毎年一回は旅行に行きたい」「マイホームは欲しい」「子供は2人欲しい」などなど。。自分の理想の生活を思い描いて、やりたいことを箇条書きで書き出してください。


②:①から、発生するであろう支出イベントを書き出します

例えば、「結婚式」「新婚旅行」「出産」「保険」「子供の入学」「ご両親の介護」「葬式」などなど。


③:①と②で書いた項目をキャッシュフロー表に記入する。


④:収入と支出(ざっくり予想で大丈夫)を記入する。


これだけです。

でも、やってみると分かりますが、けっこう数字が記入できないんじゃないかと思います。(僕はそうでした)支出の各項目、どのくらいの額になるのか、チンプンカンプンじゃないですか?

そうなんです。僕らはほとんどこういった知識がないですよね。しょうがないです。教えてもらってないので。これを機に調べてみるとよいかもしれません。

どうしても予想できない場合は、「日本の平均値」を入れてみて下さい。

ちなみにここで各数字を記入できている方は、しっかり人生設計されている方ですね。尊敬します。

詳細な手順は「日本FP協会」や『キャッシュフロー 家計』とかでググると
色々書いていますので、もっと詳しく知りたい方は調べてみてくださいませ。


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▼ めんどくさいと思われた方へ
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分かります(笑)
今度、サンプルを作ってみますね。

でも、ご自身でやってみるのをオススメします。実感度が違います。自分の人生に対する解像度(っていうんですかね。)が全然違ってきます。


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▼ 見事、数字を入れきった方へ
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素晴らしい!お疲れ様です!

収支の結果、どうなっています?びっくりするくらい速攻で赤字になってません?ちなみに僕は最初作った時、66歳くらいで赤字になってました(笑)

なので、次に考えるのはこれを「赤字にならないようにする方法」です。

基本的には、

「やりたいことを我慢するのか」

「やりたいことを実現するために収入を増やすのか


この2択だと思います。

向き合いたくない現実と向き合う時でですね。諦めて、この2択についてちゃんと考えましょう。


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▼ 「いやいや、人生この通りになんてならないでしょ」
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と、思われた方。

その通りです。全くこの通りになんてならないです。

でもいい方に転ぶってことは、ほとんど無いんじゃないですかね。悪い方に転ぶことはけっこうありそうですが。

なぜなら、基本的に日本全体としてはこれから厳しくなっていくでしょうから。
(人口減少と高齢社会による生活費の圧迫は避けられません。残念ながら)

なので、このタイミングで一つざっくりとした指標を作っておくと、少なくとも対策を考えられるので、やっておくといいんじゃないでしょうか。


という、提案でした。


誤解があるかもしれませんが、僕は悲観的なわけでは決してありません。

ただ「現状を出来るだけ理解して、起こりそうな未来に対して対策を練ってアクションに移していきましょう!」というふうに考えているだけです。

僕たちアニメクリエイターは、こういったことから目を背けがちですが、この記事が皆さんにとって少しでも「考える」きっかけになってくれたら嬉しいです。


今後もアニメの未来についての考えとアクション、アニメクリエイターのための
情報などを書いていきたいと思います。


現場からは以上ですー!


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