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2023年の面白いNアニメまとめ

個人的な好みで選ぶ2023年のアニメをまとめてみた。今年最終回まで完走したアニメは107作品以上。まさか100超えるとは。
2023年の冬アニメ・春アニメ・夏アニメ・秋アニメのそれぞれから選ぶ。
一応あまりネタバレしないように気を付ける。

  • ニコニコ動画(Nアニメ)で視聴できた無料視聴アニメのみ ※ほとんどは無料期間が終了して今は有料

  • 一部2クールなど最終回がまだのアニメも含む

  • 好きな傾向:かわいい女の子、ファンタジー、バトル系、なろう系、俺TUEEEE系、趣味系、日常系

  • not for me傾向:乙女系、少女マンガ系、生々しいグロ、ラブコメ恋愛系と部活青春系は物による(甘いのとまぶしいのが苦手)


2023年冬アニメ

甘い糖分過剰の恋愛アニメが強かったクール。冬アニメは29作品以上見た。
個人的に恋愛アニメは好みから外れるので不作気味だったが、人によっては大豊作だったかもしれん。

陰の実力者になりたくて! (陰実)

個人的に特別枠。アニメ化前からラノベや漫画を読んでいて好きな作品。
監督がWEB版ファンなだけあって、既存ファンも楽しい出来だったと思う。
全20話で放送開始は2022年秋アニメだけど、後半は冬アニメ。

内容はなろうアニメで主人公が厨二病かつ最強系。一言で言うと厨二すれ違いアンジャッシュコント。シリアスなファンタジー世界を舞台に主人公一人だけ厨二ギャグやってる。
陰の実力者とは、主人公たちがイベントを進めているところに急にかっこよく登場して意味深なかっこいい台詞を言って急に去っていくような、そういう感じの役。
主人公はタイトルの通り陰の実力者に憧れており、異世界に転生後は努力の末最強になり、陰の実力者"ごっこ"を楽しんでる。が、周囲からは本物の陰の実力者に見えている。主人公も周囲の人間もそのすれ違いに気付かないため、終始ツッコミ不在。ニコニコ動画で突っ込みながらコメントするのが楽しいアニメ。

ほぼ一年後の2023年秋アニメでは2期目が放送。そっちも面白い。

『陰実』は個別で長文感想記事を書いてるので詳細はこっちで。

異世界おじさん (いせおじ)

元々は2022年夏アニメだけど、延期で冬アニメに最終回が放送された。
あまりにクセが強すぎて安易に人には薦められないが、面白いアニメ。SEGAネタ分からないのが悔やまれる。

内容は流行りの異世界転移を逆手に取った異世界から現代日本に帰還後の話。おじさんが異世界の回想をするのがメイン。
異世界帰還というメタ的な設定、ギャグ、時々シリアス、えろ可愛いヒロインなど、いつもの異世界チート物語に飽きた人におすすめ。
ただし、割と露骨なエロシーンもたまにあるので注意。


2023年春アニメ

自分好みのアニメも豊作で、『推しの子』や『鬼滅3期』など話題性にも富んだクール。高品質アニメが多かった。春アニメは22作品以上見た。

江戸前エルフ

癒し枠。2023年の癒しアニメの中では一番好き。
異世界から日本に召喚された引きこもり駄エルフ(621歳)と巫女の少女の日常コメディ。隙あらば江戸語り。
江戸知識の知れるのも楽しい。

ウマ娘 プリティーダービー Road to the Top

全4話でYouTubeで無料視聴できる。
女の子の賭け徒競走というぶっ飛んだネタアニメに見せかけたスポ根アニメ。競馬を知らなくても面白い。
作画の見応えがすごい。これがソシャゲの課金パワーか。
個人的には秋アニメの3期より好き。

一応無料視聴のYouTubeリンク貼っとく。

デッドマウント・デスプレイ (DMDP)

アニメでハマって漫画の方を読んだが、2クールまとめて見た方が楽しいアニメだと思う。分割2クールで続きは秋アニメ。キャラ同士の関係性がやや複雑だが理解するとてとも面白い。

内容は異世界のネクロマンサーが現代日本に転移した話。主人公は死霊術士なこともありヒロインはゾンビ。一応ゾンビアニメでもある。
キャラクターがそれぞれ個性的で魅力があり、敵サイドの怪人ソリティアがとても愉快で個人的にお気に入り。
設定も精密で凝っていて見応えがある。考察も楽しそう。

ただ、ここで紹介してるのになんだけど、原作漫画の方がクオリティが高く面白い。アニメは素材の味そのままといった感じで、アニメ特有の良さというのは声優くらいな感じ。ちなみに漫画アプリで時間をかければ無料で読める。


2023年夏アニメ

個人的にはあまりパッとしない小粒揃いのクールだったと思う。これといって強く興味を惹かれるアニメはなかったが、そこそこ面白いアニメはあった。夏アニメは24作品以上見た。

贄姫と獣の王

個人的に少女マンガは肌に合わないことが多いが、このアニメは面白い。
生贄の少女とライオン王の恋物語。美女と野獣。継続2クールで全24話。
ライオン王は一時的に人間形態になるが、イケメン形態はほぼ出てこない。
種族による迫害描写が多い。

一番の評価ポイントは完結までアニメ化したこと。原作がないオリジナルアニメではない限り、ほとんどのアニメは完結せずに最終回を迎える。しかしこの作品は漫画が全3巻で原作の最終話までアニメでやった。
異種間の恋愛で色々と苦い展開も多かったが、最後は感動的な展開でとても盛り上がった。王道ストーリーで先が読めるところもあるが、やはり王道は熱くて好きだ。

ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~

ムチムチの太ももが主人公のアニメ。
太ももに目が行きがちだが、王道なファンタジー冒険譚が心地良い。
大きく目標があったりする訳ではないので微妙にフワッとしてるが、主人公たちの成長もしっかりと感じられる。
なお、タイトルの常闇の女王は回収されず。1クールでは仕方ない。


2023年秋アニメ

大量の秋アニメ。秋は豊作のジンクスある気がしてるが、今回は数という意味で豊作。純粋に配信数が多すぎる。秋アニメは32作品以上見た。他のクールと比較して視聴数も多い。

ミギとダリ

秋アニメのダークホース。序盤は謎の双子のシュールギャグ、後半はシリアスなミステリーというかなり異質で唯一無二のアニメ。

特に最終回が本当に素晴らしく、2023年で一番良い最終話だった!というかここ近年で一番好き。最終回で一気に評価が上がった。ネタバレが色々あるので詳しくは言えないが、思わず涙腺が緩む。できれば最後まで見てほしいアニメ。原作の最後までアニメ化しているようなのでスッキリと終わる。

ただ、個人的に秘密がバレそうでハラハラというシーンが大の苦手で、そういうシーンが多くそこだけはnot for meだった。好みの問題。

陰の実力者になりたくて! 2nd season (陰実2期)

2023年冬アニメですでに紹介したが、一応2期で違う枠なので書く。
まさかの続きは劇場版へ。このままソシャゲーの『カゲマス』共々頑張ってほしい。

1期はテンポゆっくりめで贅沢に時間をかけていたが、2期はテンポ早めで展開も早め。ただそれでも見どころは押させてある感じ。ギャグ描写はだいぶ分かりやすくなった気がする

『陰実』は個別で長文感想記事を書いてるので詳細はこっちで。

アンデッドアンラック (アンデラ)

触れたら不運が降りかかる少女と、不死身で死にたいアンデット男の話。
熱い王道の少年マンガ!って感じで安定して面白い。下ネタはやや多いけど。感動シーンなど色々と分かりやすく演出されていて見やすい。

薬屋のひとりごと

コミカライズ版既読。ちなみに何故か漫画版は2種類ある。謎。
女性向けなろう系の人気作。話題作のアニメ化なのでかなり作画など気合が入ってる。連続2クールなのでまだ最終回は見てない。
中華風の後宮ミステリー。女性向け寄りではあるでミステリーアニメとして面白い。
内容は薬屋で毒以外に興味ないヒロインが後宮で毒関連の事件を解決したりする話。THEおもしれー女。


2023年のアニメまとめ

まさか100作品以上見るとは思ってなかった。今年もたくさん面白いアニメがあったが、個人的に元々ファンである『陰実』のアニメの印象が強い。

『陰実』以外では、最初そこまで期待してなかった分好印象が残ったのは『贄姫と獣の王』。やはり作品が完結する最後までやるのはいいなと思った。
話題作アニメは『推しの子』あたりだろうか。女性向けなろう系だと『薬屋のひとりごと』『わた婚』も人気があった。

原作なしのオリジナルアニメも色々あったはずだけど、どれもそこまで印象に残ってない。『アルスの巨獣』は悪い意味で印象に残った。あそこまで未完な終わり方は『サクガン』以来だ……

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