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ラブライブ!スーパースター!!3期7話「Liella!に勝つために」

このnoteは「ラブライブ!スーパースター!!」TVアニメ3期のネタバレを含みます。私が思ったことを好きなようにざっと書いたものになります。
もし、ネタバレが嫌な方は、本編のアニメをご覧になってから、こちらのnoteをご覧ください。


(ネタバレ防止のため、最初に少しだけ宣伝です。)
前回の第6話のnoteは以下からご覧ください。


本編

上海の動画を見ながら登校するマルガレーテ。
上海ライブの振り付けを踊る冬毬。
あの上海ライブが2人にとって、大きな影響があったことがよくわかるシーンです。
ただ、お互いにその気持ちを声にすることはない。ちょっともどかしい感じもします。

そんな中、きな子、メイ、四季がマルガレーテに声をかけますが、マルガレーテはそっけない態度です。

「私はLiella!に勝つんだから。」

改めて、Liella!に勝つとはなんなのか、問題提起をしているシーンなのかな、と個人的に感じました。

ラブライブ!発表

ラブライブ!発表に盛り上がる可可。太鼓を叩いています。
どこから出てきたんだその太鼓・・・

一方、ラブライブ!発表で季節を感じる3年生たち。
行事ごとで季節を感じるって、学生らしい感じもします。

熱くなっている可可の横で、3年生はものすごく冷静な対応をしています。
2年生も思っていたよりも冷静。
でもそれは、ラブライブ!に対する熱が冷めているわけではない。
これ、個人的には好きなところですね。歴史を重ねてきたスーパースターだからこそ見れる姿なのかな、と個人的に感じています。

ウィッス、って言うきな子、いいな・・・
このウィッス、もしかしてスクールアイドル部の伝統になっていくのか・・・?

からの、Liella!完全体ではなくて驚くきな子。あんなに驚いているの、初めて見たかもしれない、
「そう簡単じゃないの」というのがすみれなのも良かったですね。
深い事情がある。もちろんきな子がわかってないことはわかっていますが、ここですみれがきな子にチョップしながら言うのが「すみれ先輩」って感じで個人的に好きなところです。

ラブライブ!にエントリーできるのは、各校1グループのみ。
来月の学園祭で、結ヶ丘の代表決定戦を行う。
やはり、グループが分かれている以上、「どちらが」というのをはっきりさせる必要があるんだなと改めて感じました。

偵察へ

2年生4人はかのんを偵察に。
ただ、かのんは練習には行っておらず、いたのは1年生2人のみ。
すみれから2人を説得するように言われます。

そして、出てきたのは四季が作ったであろうマシーン。
夏美にマシーンをくっつけることで2人のところへ向かわせます。
このギャグシーン、懐かしいですね。
無茶苦茶すぎて不意に笑ってしまいました。

「どう思っているのか、確認したい。」
上海ライブを受けて、2年生が神社で想いを伝えます。
2年生たち、言葉がすごく重く感じました。
2期9話の神社でのシーンといい、ここまで言葉にできるの、本当にすごいですよね。

ただ、冬毬はすぐに否定します。
"姉者の言葉"が本当かどうか確かめなければならない。
その"姉者の言葉"として3期4話での牛久での回想シーンが入ります。
もう、このシーンでも泣きそうになってしまいました。

2年生たちは、「11人で歌いたい」と想いを言葉にし、その場を後にします。
ただ、きな子だけは一瞬立ち止まります。
動物と話せるぐらいだから、2人から何か感じ取っていたのでしょうか?

揺れ動く1年生たち

その場では否定した2人ですが、家に帰った後、それぞれが悩んでいる様子です。冬毬は自室でクラゲを見ていたり、マルガレーテは自室で動画を見ていたり。

動画を見ていたマルガレーテのところへかのんがやってきます。
マルガレーテに「Liella!に誘われたんでしょ?」と声をかけますが、やはりLiella!に勝つことを全面に押し出しています。

ただ、ここからが気になったところ。
マルガレーテはかのんの意見をきこうとします。
でも、かのんはその場で答えません。
代わりに冬毬をかのんの家へ招待することを提案します。
「私たちだけで、お話ししてみようよ。」と言い出します。

ここの部分、めっっっっっちゃ"かのん先輩"を感じる動きでした。
正直、マルガレーテが「かのんはそれでいいの?」と聞いたとき、「Liella!と一緒になりたい」とかのんが言うと思っていたのかな、と思いました。
もちろん、かのんがどう思っているのか純粋に聞きたい気持ちもあると思うのですが、「Liella!と一つになる」方向の意見が欲しかったのかな、なんて思いました。

ただ、もしここでかのんが「Liella!と1つになりたい」と答えると、1つになったとき、マルガレーテは「かのんもそういってたから」という理由づけになってしまい、マルガレーテ本人の意思ではなくなってしまうと思います。

また、かのんとしては、冬毬がいるところでじっくりと話をしたい、という気持ちもあったのかなと思います。かのんらしさがいっぱい詰まっているところでとても好きなシーンの一つです。

トマカノーテお泊まり会

冬毬を招き入れ、トマカノーテのお泊まり会が始まります。

マンガの7巻がなくて、パニックになる冬毬。
みんなでたこ焼きを食べていたり。
みんなで着ぐるみをきたり。
猫舌でずっとフーフーしているマルガレーテ。
ラテに角砂糖を3つ入れている、甘党な冬毬。
好きな生き物はクラゲと答える冬毬。

個人的に、お泊まり会のシーンって思っていたよりもながく、ほのぼのとしたシーンが続きますが、そのシーンを通して、それぞれの特徴というか、しらなかったところが見えてきました。
このシーンを通して、かのんが2人に伝えたかったことみたいなのを感じました。
これが、「コミュニケーションを取りたい」って言った意味なのかなと思いました。

渋谷の街

ご飯を食べたあと、夜の原宿を散歩します。
3人が向かった場所は、渋谷駅前。

一気に色合いが変わり、町中のビルにそれぞれの過去の絵が表示されています。この3人だけの世界になっているんだと思います。

この場所で、お互いがそれぞれ自分の気持ちを伝え合います。
これって、お互いのことを知ることができたから、気持ちを伝え合えたのだと思います。

今こそ、私たち3人で全力でLiella!にぶつかろう。

澁谷かのん

単にお互いの気持ちを打ち明けただけでなく、お互いの気持ちを結ぶためにこの機会を設けたんじゃないか、と個人的に思いました。
11人で歌ったことに揺れ動いている今だからこそ、あらためて3人に立ち返る。
言葉でうまく言い表すことができませんが、すごく丁寧だなと感じました。

トマカノーテどうしの「話」

最後、トマカノーテどうしで内緒話をします。

この流れって、一体どうなるんだ・・・?
次週がめっっちゃ楽しみになります。

最後に

今回の話もめちゃくちゃ面白かった。

とにかく次回が早く見たいなと思っています。


今回の話をうけて、個人的に思ったこと。

「上海ライブよかったから1つになろうかー」、みたいな流れにならなかった。対立構造を簡単に崩さず、なんなら白黒はっきりさせる流れにしたこと。
個人的にこの流れに驚いたし、結果的にめちゃくちゃ良かったなと思いました。

でも、白黒はっきりさせる流れにしつつも、グループ間の溝を深めるわけではない。
上海で歌ったことはマルガレーテも冬毬も忘れておらず、心の中に残っている。Bubble Riseをやったこともすべて蓄積されている。
その蓄積をもとに、Liella!にぶつかろうとしている。

この部分もめっっっっっっちゃすきなところです。
スクールアイドルって積み重ねという側面もあると思っているので、すごく「スクールアイドル」を感じる流れでした。

ラブライブ!スーパースター!!3期、どの話も本当にレベルが高すぎる。

改めて、それぞれの"スクールアイドルの目的"に向き合おうとしているこの3人をみれてすっっっっっごく嬉しかった。

そして、対話をしっかり求め、相手の声にしっかり耳を傾けるかのん先輩が好きすぎました。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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