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ラブライブ!スーパースター!!2期9話「勝利のために」感想

このnoteは「ラブライブ!スーパースター!!」TVアニメ2期のネタバレを含みます。私が思ったことを好きなようにざっと書いたものになります。

振り返っていきたいと思います。

本編

前回のラブライブスーパースター

今回はまさかのすみれ担当でしたね。

Liella!東京大会出場

まさかの、速報として放送で東京大会出場を全校生徒にお知らせ!
そして、メインテーマがBGM!?
いろいろ驚いてしまいました。
でも、それぐらい結ヶ丘にとってLiella!の存在がすごいんだろうな・・・

みんなから祝福を受ける中で、それぞれの個性が出ていましたね。
きな子はみんなに囲まれてて、入部してた頃を思い出す感じですね。
CEOはバズったことで、目標にしていた夢が叶いました。
相変わらず四季メイは2人で端っこにいます。メイのカワイイさに気づいたとことでなぜかどや顔になっていた四季。みんなが今になって気づいているけど、昔から知ってたぞ!みたいな感じでしょうか?それに対して、顔を真っ赤にしてしてしまうメイ。

2年生もかのちぃは黒板の前でみんなから声をかけられていました。黒板の前というと、1年前の予選突破を思い出しますね。

恋はこの結果に涙している様子。生徒会の仕事をやってくれたやえ、ここのたちにお礼をしていますが、個人的に好きだったセリフはやえの「学校はみんなのものでしょ?」でした。この一言ってものすごく意味が深いなと思いました。1年前の文化祭事件のときから「学校はみんなのもの」を訴え続けていましたが、1年後にまさかこの言葉を聞けるとは。本当にその言葉通りになっていてうれしい限りです。

サニパ敗退

可可がサニパの名前がないことに気づくことで、サニパが予選敗退したことを知るLiella!たち。そこへサニパのゆうなから連絡が来ます。

テレビ通話でサニパさんと話をすることに。
サニパを倒したのはウィーンマルガレーテ。ウィーンのパフォーマンスをゆうなは

「聴いた瞬間、しまったと思った。圧倒された。」

と言っていました。まさに足元をすくわれたような感覚だったのかな?と思います。

そして、2人は涙をしながらLiella!にエールを送る。

「一回一回はこれが最後だと思ってやった方がいいよ。
じゃないと、気づいたときには終わってる。」

ここまでのサニパの振る舞いをみていると、悔しいなキモチもあると思うのですが、それ以上にウィーンが圧倒的な力すぎてあっという間に過ぎてしまったようなものなのかなとも感じました。その根拠としては、空の描写。大体、サニパがでるときは、クラクラして倒れちゃうぐらいに晴れているイメージなのですが、今回、Liella!のみんなと話をしているときは曇っていました。まさに、少しモヤモヤしているような感じがします。しかし、本当に悔しくて仕方がないような心境だったら、もっと荒れた天気になるんじゃないかなと思いました。そして、地元の小さい子供たちと話をすると雲の隙間から日がさしてきます。きっと、前向きな気持ちになっていったのかなと思いました。

かのんちゃんのカフェ

かのんちゃんのカフェでは、作戦会議をしていました。
マンマルケーキとか、ハンバーグとか、ウィーンが来てたとか、なにか液体を飲み物に盛ったりしようとしてたりとか、炎上を狙うとか色々突っ込みたいところはあるんですが、今回は置いておきたいと思います。

気になるところとしては、やっぱりウィーンが実際にいるように見えるかのんちゃん。本当にいるのか、かのんが勘違いしているのか、今後のウィーンとの関わりにも関係してきそうな気がする・・・

そして、2年生だけが残り、1年生との実力差について話し合います。このままでは、東京予選突破は厳しい。
この実力差について、可可は1年生に話をしなくていいと言っています。理由は「1年生は頑張っている。今、話をしたら頑張りすぎてしまうと思う。歌うのが辛くなってしまう。みんなで楽しく歌いたいです。」と答えています。ここの、「歌うのが辛くなってしまう。みんなで楽しく歌いたい。」ってきっとクーカーの頃のことがあるのかな?と思いました。
TVアニメ1期3話を思い出すと、クーカーは結果を残さないとスクールアイドル部が承認されず、可可はスクールアイドルが続けられなくなってしまう、といった状況でした。その状況下で、かのんは勝てなかったら可可に申し訳ないと泣いてしまいます。このときは、かのんにとっては「歌えないこと」が辛いですが可可からすれば「かのんがこんなにも辛い思いをしている」のが嫌だったのではないでしょうか。だから、「可可のことを気にしてスクールアイドルをやって欲しくない」という思いになったのかなと思います。可可が帰国の件を口封じした理由もこのクーカーなんだなって気づきました。(今更きづいたのかよ!って怒られそうですが。)
クーカーでの経験があったからこそ、この提案をした可可に対して、真っ先に返事をしたのがかのんで「うん、私もそう思う」と言ったのかなと思いました。

帰り道

可可の帰り道、後ろからついてくるすみれのシーン。

帰国の件をメンバーに言うように説得するすみれ。それを拒む可可。考えてみれば、クーカー時代になにがあったのかすみれは詳しく知らないわけで、帰国の件をみんなに話をした方がいいと勧めた理由もわかります。

個人的に気になったところが、雨が降るタイミング。今回では、すみれが「いいの?」と聞き始めたところで雨が降り始めます。
一方、TVアニメ1期4話を見てみると、すみれって雨女なのか!?って思うぐらい雨が降っていて、傘をさしているシーンが多いです。そんな1期4話の中でも、すみれと可可が話をしているときに雨が降り出す瞬間がありました。それは、可可が放課後にすみれを屋上に呼び出したシーンです。すみれは、スクールアイドルを辞めると言ってたにも関わらず、可可はすみれを屋上に呼び出します。かのんと千砂都が見守る中、可可とすみれは言い争い(?)をします。会話の途中で雨が降りはじめ、すみれはその場から立ち去ります。

この2つのシーンを見比べると、雨のシーンに何か意味があるんじゃないかな?と思い、私なりに考えてみたのですが、よくわかりませんでした。そこで、雨のシーンの表現について少し調べてみると、これだ!というものがありました。それが、以下のnoteになります。

詳しくはこの記事を確認してほしいのですが、この2つのシーンはまさに「【 1 】 外界との遮断」に当てはまるなと思いました。

TVアニメ1期4話の雨が降り出すシーンは「スクールアイドルはアマチュアではない」と話す可可の話を聞かずに立ち去ったすみれの「外界との遮断」を表現していると納得しました。ちなみに、1期4話は最後の最後で雨がやんで晴れますが、まさにこれはすみれの「外界の遮断」が解け、かのんや可可とつながりができる、つまりはスクールアイドルの仲間に入るということになるんだとわかりました。

一方、今回のお話ではすみれが帰国の件について話始める前に雨が降り始めます。つまり、外界を遮断することで可可とすみれだけの世界となり、帰国の件を話しても周りの人にバレない空間が作られているのだと思いました。ただ、この「外界との遮断」はすみれ目線であり、可可からすると帰国の件を打ち明けることはしたくない、つまりは可可だけが知っている状態という意味での「外界との遮断」になるのではないかなと思います。

翌日の練習に・・・

翌日の練習で、すみれはとんでもないことを言い出します。

「次のステージは、2年生5人だけで立った方がいいと思うの」

ここから個人的な見解ですが、すみれが本当に願っていた流れは、

2年生5人だけ出場はいくらなんでもやりすぎだよ

じゃあ、間をとってもっと特訓しよう

じゃないかな?と思っています。かのんちゃんのカフェですみれは1年生の特訓について言いかけていたところが根拠です。。

ただ、すみれの想定を大きく上回るぐらい反応したメンバーたち。とくにかのんは強く言い返します。特に印象に残ったのは、かのんの言葉

「だって、ここにいる全員がLiella!なんだもん」

この言葉の直後に可可へ目線をやる演出もすごいですね。ここが可可にとってさらにつらいところ、すみれを嫌う原因だと思いました。可可にとってはつらいことが起きないように帰国を黙っているにも関わらず、かのんにこんな言葉言われたら、可可自身がいなくなってしまうかもしれない現実にさらにつらくなります。上で挙げたクーカーの頃の経験の有無がここまで大きくなるとは。。。

さらにすみれとかのんはヒートアップしていき、最終的には、可可は涙を流してしまいます。

神社にて

こんなにも大事になってしまい、「どうすればいいのよ!」と口に出てしまうすみれ。そこへ、覚悟を決めた1年生たちがやってきます。お互いの目を見て、手をつなぎ、すみれへ本予選の想いを託します。
ここですが、なんとなくTVアニメ1期11話のシーンを思い出しました。Dream Rainbowみたいに曲になるのかなって思いました。

「そんなことできないでしょ!」と思わず本音がでてしまうすみれ。かなり無理をしていたことがわかります。

そこへ可可がやってきます。このシーン、いろいろと書きたいこといっぱいあるのですが、うまく言語化できない。。。
いつか、もっとじっくりとみて、言語化できればと思います。
(見ていない人はどういう結末になるのかは本編を見てほしいです。)

最後に

個人的に一番泣いた回でした。

虹ヶ咲5thがあったため、たまたまリアタイできませんでした。リアタイでめっちゃみたかった。
この話はもっと奥が深そうな気がします。もっと、いろんな見方ができるんじゃないかな?と思っています。

ここまで読んでいただきありがとうございました。


ちょっと脱線

虹ヶ咲5thがあって、スーパースター9話があって、Liella!リリイベがあって、梨子&ルビィバースデーがあってと、この週は本当に本当に忙しかったです。忙しかったけど最高だった。また、思い出が増えました。


感想をまとめたマガジンです。


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