【ウロボロスの傭兵】チュートリアル_その3
この記事はアニマルウィップのゲムマ2022秋新作【ウロボロスの傭兵】のチュートリアルその3です。以前の記事をまだ読んでいない方はこちらを先にお読みください!!
ゲーム概要
2人専用対戦ゲーム
15分
12歳~
基本ルールのおさらい
〈カード選択時〉
先攻と同じ種類の傭兵団が前線エリアにある
→後攻は同じ種類を出さなければならない
先攻と同じ種類の傭兵団が前線エリアにない
→後攻は前線から1枚自由に選んで出す
〈勝敗判定まとめ〉
まず種類を比べる。同じなら数字を比べる。
➀傭兵団の種類
切り札(ウロボロス傭兵団)>先攻の出した傭兵団>それ以外
②数字
大きい方が勝つ。また、同じ数字なら後出しが勝つ。
戦術カード
これまでのゲームの流れを変えていくのが戦術カードです。これらは特定のタイミングで使うことができ、使い終わったら裏向きにします。裏向きになった戦術カードは利用できなくなります。
効果は3種類あります。
※初回は○○の時代というカードを使わない方が遊びやすいかもしれません。
先にざっくりとしたまとめを見せてからチュートリアルに進みます。
ちなみに複数の戦術カードを同時に使うことも可能です。
これは戦術カード無しでは、どうなるかというクイズでした。
お互いに戦術カードを持っている場合も同じなのでしょうか?
もしも緑2を選んだ場合、以下のような負け必至の盤面になります。
しかし、今回は3枚の戦術カードを所持しています。
この危機的な状況も1枚の戦術カードでひっくり返すことが可能です。
【剣】を使う場合
相手が緑の2を出してきたため、緑を出さなければなりません。普通に出せば緑の1で負けてしまいますが、【剣】を同時に出してみましょう。
その場合、数字を3高いものとして扱います。
今回は緑3VS緑4になるので勝つことが出来ました。
【剣】は弱い傭兵カードを相手に押しつけられることも出来るため、とても有用な戦術カードです。一度使用した戦術カードは使用不可となります。
【棍棒】を使う場合
棍棒は色の制限を無視できます。
本来ならば相手が緑の2を出してきたため、緑を出さなければなりません。しかし、今回は青の3を出すことが出来ました。
棍棒は色の制限を無視するため、勝敗でも数字以外は比べません。
相手が出した(緑の)2よりも自分が出した(青の)3の方が強いということになります。一度使用した戦術カードは使用不可となります。
棍棒は先攻でも後攻でも出すことが出来ますが、「同値は後出し勝ち」なので後攻として出すことが多いでしょう。複数の戦術カードを同時に使うことも可能であるため【剣】と【棍棒】の組み合わせでほぼ1回は勝てます。
当然、このまま緑の傭兵カードを出せば勝てますよね?
でも無駄に【不死鳥の時代】でも使ってみましょうか。
【○○の時代】を使う場合
この戦術カードは先攻がカードを選ぶ前のみ使用可能です。
この戦術カードを出した場合、切札が変更されます。
『ウロボロス傭兵団』が取って代わられてしまったわけですね。
【○○の時代】という戦術カードを出しても先攻は変わりません。
あなたが緑の1を出し、相手が赤の3を出しました。普段なら緑が勝つのですが、今は赤が勝ちます。
出さない方が良かったですね……。この【○○の時代】は大変テクニカルな戦術カードです。
慣れてきたら入れることをオススメします。
以上、記事3つにまたがるチュートリアル……(?)でした。
指示通りにカードを動かせばおおよそのルールは理解できることでしょう。そして、これが【ウロボロスの傭兵】を楽しんで頂く一助となれば幸いです。
<オプションルール>
勝敗の決定が2本先取の3回勝負となります。
毎回準備からやり直しますが、一部ルールが変更されます。
※1戦終わるごとに○○の時代のカードを取り除き、大蛇の時代を切り札表示カードとします。
➀一度使った戦術カードは3回通して利用不可となります。そのため、1戦にどれだけ全力を注ぐかが大切になります。
②1戦目、2戦目、3戦目と最初に先攻を交互に担当します。
1回遊んで「もう理解出来た」というボードゲーマーの皆さんは3回戦で遊んで頂けるとより楽しめるかと思います。
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