初めてゲームを投稿してから2年が経ちました
早いものね。
一周年の時にも書きました。
今回は、一周年以降に個人制作・共同制作して公開したゲームについて思っていることをテキトーに書いていきます。
『全て主のおっしゃる通りに』
ダークな雰囲気のある世界観を初めて表現できた作品。
99%Fungus製の、キャラクター絵のない、文字だらけのゲームという、自分の中では異色の作品になっている。ノベルゲームということにしているけど、どちらかといえばノベルというよりルポルタージュな気がする…。ノベルにしても分量は少なめだし、分岐もそんなに起こらない。本当に「主」の言うことを聞くだけのゲーム。
このゲーム制作の経験が、後で取り上げる『FOREVER with you...』に影響したと言っても過言ではない。なんだったら割と雰囲気はこのゲームを意識して作ったところはある。ありがとう、この頃の僕。
ストーリーや雰囲気は完成されているので、何かしらゲーム性に要素をつけ足して、いくらでもリメイクできそう。原石の塊だと思っている節はあるし、いろいろ語りたいこともある。諸々私的な都合があってまだ作れないけど。いや、作ろうと思えば作れるけど。なんか、やだ。
『ものもの』
初めてほのぼのとした雰囲気とダークな雰囲気を融合してみた作品。
作業は大変だったし、評価も散々だったしで正直なところ、あまり良い思い出の少ない作品だが、ゲームシステムや絵作り自体は悪くないと思っている。やりたかったことはやれたし、反省もできたし、実際にここで得た技術や反省点が後の『東方打鍵鈴伝』や『FOREVER with you...』でしっかりと活きている。
いつかシステムを流用してリベンジ作品を作ってみたい。いつになるかわからないけど。その前にお前は早くバグを直せ
『BINGOでドイツGO!』
元々大学の授業の関係で作り始めた作品。
そのため内容は学習ゲームの体をなしている。ストーリーを加えて、対戦要素も加えて、みたいなことも考えてはいるけど、なかなか重い腰が上がらない。立たないと作業できないとか、そういう意味じゃなくて。
そういえばこのゲームのような単発ミニゲーム、去年はたくさん作っていたけど、今年は『東方打鍵鈴伝』を除けばこれしか作ってない気がする。以前からストーリー色の強いもの作りたいと言っていたからね。成長したからね。しょうがないね。学園祭に出せるものが無くて地味に困ったけど。
実はこの作品で学会のLTを申し込んでみたらなぜか採用されて発表したという思い出がある。あれから自分のやる気もあって何の進展もないけど。やる気はあるとか、そういう意味ではなくて。
『東方打鍵鈴伝』
初めて共同制作した二次創作作品。
イラストとBGMアレンジを主に担当した。『ものもの』で身につけた絵作りやアニメーション操作が活き活きとした作品だったり、明確にBGMが活きた作品だったりもする。
公式の放送で紹介されたり、いろんな方から面白いゲームだと評価されてもらったりと、成功体験を存分に享受できた作品になった。そして同時に、このゲームを境に自身のゲーム制作の風向きを大きく変えられたと感じている。まだ1ヶ月しか経ってないけど。あと地味にunityroomの人気ゲーム欄に初めて載った作品だったりもする。
どうでもいいが、公式の読みは「とうほうだけんりんでん」だったりする(URL参照)。自分は「れいでん」とか「すずでん」と読んでいるけど。何だったら「すずでん」の方が打ちやすいけど。要はタイトルが『東方打鍵鈴伝』なので、読みは何でもいい(たぶん)。「あっきゅんとすずな♡」でもい(自主規制
『FOREVER with you…』
初めてunity1weekで総合50位内入り且つ部門別(雰囲気)50位内入りのできた作品。
自身の持ち味である絵作りと雰囲気、そしてストーリーが最大限に発揮された作品だと思っている。何よりも印象に残ったというコメントを多くもらえて嬉しかった。自分が一番作りたかった作品を作ることができたと思う。
unity1weekに初めて参加したのがちょうど一年前で、そのときは期間の短さに悩まされながら未完のゲームを投稿してやっとの思いで参加していた。評価もなかなか振るわないことが続いていた中、あれから一年でここまで成長できたことは嬉しい。未だに遅刻癖直らないけど
この作品で語りたいことはまだまだあるので、steamや展示会で見られるような本格的なインディーゲームに昇華させてみたい。
振り返り
一周年の時と比べて作品内容もクオリティも違うものになれたと思います。何事もまず3年と言いますが、3年目には本格的にもっとインパクトのあることをやり遂げてみたいですね。