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究極の土⇔地球さん!? ガッテン農法・三浦伸章さん

ネジネジ・ガッテン農法の三浦さんのお話し。

土に対する考え方がとても勉強になりました。

土には硬盤層があるそうでそれを崩すことで

地球の中心・コアから来る完璧な土の情報が伝わるそうです。

その情報が伝わっていれば本来土はなんでも育てることができるという発想。

それを妨げているのが硬盤層。

最初は土を掘って硬盤層にスコップを挿して空気を送り、すすきや落ち葉を埋めるというやり方でしたが最近は「ネジネジ」を作るというやり方に進化していっているそうです。



地球は回転し、振動している。比重が違うので有機物は上にくる。
だから有機物を上にのせて、土壌微生物と野菜が土を作っていくというのが
究極の土ではないかと言われています。

生きものが土の中で生産されたり微生物が豊富になったりすることで土ができる。

地球のコアから発信される情報が届いていれば土は完璧っていう考え方は

いろんなことに通じる考えだと思います。

三浦さんはたい肥を入れることで、土が野菜を作ることとたい肥を分解すること両方やらなくてなならなくなって負荷をかけてしまうと言います。

なので混ぜるのもいいけど上にのせると有機物と野菜と微生物が喜ぶのではないかと。
土はたい肥がほしいのではなく、有機物を分解しながら育っていきたいのではと考えるようになったそうです。


野菜・土・微生物はコラボしながら土を作っているので
一番良い土づくりの方法は日々進化している。

2017年に出版された本も改訂を考えているそうで、ガッテン農法は今の進化中なんだそうです。

三浦さんの言う究極の土は「種をまいたらなんでも育つ土」なんだそうです。

土は本来完璧だってところからの出発は目からウロコ。

そしてシンプルで美しく、心に響きます。

そして三浦さんは自然農法の普及に命をかけているそうです。

三浦さんは正しいやり方を教えてるのではなくて

自分(三浦さん)に依存しないで、地球からのメッセージをうけとって自ら進化していってほしいそうです。

最初は学ぶことからだけど、それからは自分で考えて、自分で観察して、自分でよく見て自分で成長していってほしい、
そしてその地域に農と食を楽しみ、みんなで和気あいあいとしたコミュニティが生まれていくというのが一番の願い。
大自然と触れながらいのちと繋がりながら、生きてくっていう社会。
今、世界は貧困や戦争があるが地球さんはそんなこと望んでいないので
みんなが健康で幸せを望んでいるので農を通じてそれを伝えていきたい。

素晴らしいですね。

硬盤層の崩し方の具体例





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