「肉を食わせろ」 悲しきベジタリアン
300万年前の大乾燥期。森は消え草原が広がり果実採集生活ができなくなった人類の先祖は2つに別れました。
①菜食を選んだ「パラントロプス」
②肉食を選んだ「ホモ・エルガステル」
①菜食を選んだ「パラントロプス」 ベジタリアン
ベジタリアンだったために、脳の容量は500ccと、サル(400cc)と同類のまま。
そのため後の環境変化に適応できず、100万年前に滅びました。
②肉食を選んだ「ホモ・エルガステル」
肉食の栄養により脳の容量は1,000ccと2倍に進化。
脳の進化で環境変化に適応し、人類の先祖となりました。
「肉と調理の炎」を手に入れた人類は脳が大きく拡大し進化し、菜食主義(ベジタリアン)を維持したサルたちは脳が原始的なままで、現在まで進化は遅延。
脳の成長に必要な"アラキドン酸(ω -6系)とドコサヘキサエン酸(DHA、ω -3 系)"は、食事からしか取れない、特に植物からは摂取できません。
欧米は、セレブを中心に「ベジタリアン」が多数います。その人達に重宝されているのが「豆腐による植物肉」。
ベジタリアンや野菜重視・健康食派(私も)にとって、大豆食材は「神の食材」。野菜重視・健康食派の私も、毎日、豆腐と納豆を食しています。
でも、ベジタリアンの人達にとっては、どうしても肉(肉の味覚)を食べたいという飢えに似た衝動を抑えきれません(汗)
そこで次々と誕生している「大豆を使った疑似肉」、特に「大豆ハンバーガー」が盛況です。
動物性の肉の代わりに、見た目も食感も肉そっくりな「植物由来の肉」を使ったハンバーガーが、夏のバーベキューシーズン真っ盛りになると米国で人気化。
肉そっくりな「豆腐肉」の加工食品がドンドン蔓延中。
⇒ ★ベシタリアンは健康・長寿か?
ベジタリアンでも寿命は変わらず。しかも、長寿命者は激減という(汗)
⇒ ★[余命ゼロ] 朝食抜き&肉食で14年以上生きる
その中でも、大成功を納めつつあるのが、シリコンバレーの
「インポッシブル・フーズ」
が製造する「インポッシブル・バーガー」
「インポッシブル・バーガー」は、限りなく牛のひき肉に近い
香り、味、見た目、食感をした大豆ベースのバーガー です。
■歯ごたえは、小麦たんぱく質
■弾力のある食感は、ポテトたんぱく質
■脂肪分としてココナッツ
そして、一番大事な
■牛肉の味覚(香や見た目も)の「ヘム」
「ヘム」は、動物だけでなく、大豆の根粒部分に含有され、「インポッシブル・フーズ」は、酵素などにより、この大豆の根粒由来のヘム(レグヘモグロビン)を量産することに成功。
インポッシブル・フーズのバーガーが食べられる店舗数は現時点で約7,000店舗。
さらに巨大チェーン店の「バーガーキング(17,000店舗)」との提携で、今年末には2倍以上の店舗での提供開始も。
さらに、教育機関、テーマパーク、美術館や博物館、球場などのスポーツ施設でも導入が進行中。
大豆バーガーの爆発的普及は、ベジタリアンや私のような野菜重視・健康食派のためだけでなく、世界の人口問題と温暖化対策の切り札とも期待されています。
-----------------------------------------------------------
「有料マガジン」価格1,800円
メタボ脱出(肥満や糖尿病など)には「楽な健康・長寿・美肌ダイエット」
には、10本の有料記事(合計6,000円)が入っています。
この有料マガジンの価格は 1,800円 なのでチョーお得ですね。
-----------------------------------------------------------
頂いたサポートは、生き物ポランティアのエサ代金などに充当させていただきます。 かわゆいウミネコ200羽達や川鵜、ハト達、7頭のヤギ達の笑顔に癒されます。