見出し画像

「はやぶさ2」 はるかなる"リュウグウ" から6年ぶりの帰還へ

画像1


 「はやぶさ2」、とうとう地球への帰還に向けて、12月3日に、イオンエンジンに全面点火してフルスピードで、小惑星「リュウグウ」を後にしました。

 四つのイオンエンジンのうち1つは予備なんですね。
「初代のはやぶさ」は、イオンエンジンの不調で苦しみました。そのため技術改良が繰り返され、ほぼ故障のないイオンエンジンが完成して「はやぶさ2」に搭載されています。


 この「はやぶさ2」が打ち上げられたのが、2014年12月3日
2018年の6月に地球から3億km離れたリュウグウへ到着
9月21日には、子機をリュウグウへ着陸させました。
10月3日には独仏共同製作の着陸機「MASCOT」を分離。こちらも着陸が成功
主目的のサンプルの採取は、今年2019年の2月22、そして7月11日の2回実施。
はやぶさ2は11月13日にリュウグウからの離脱を開始。

 サンプルが無事採取されたのかどうか、あとは帰還してからのお愉しみですね。採取したとみられる砂や石は、来年末に地球に届く。

 帰還予定は、オリンピックイヤーの来年2020年の末とか。
サンプル回収予定地点は、オーストラリアの砂漠地帯です。オーストラリア聖愛の協力に感謝ですね。

 プチ・ワープして、オリンピック開催中の東京上空を通過すれば、日本中が大興奮なのですが(汗)

画像1


頂いたサポートは、生き物ポランティアのエサ代金などに充当させていただきます。 かわゆいウミネコ200羽達や川鵜、ハト達、7頭のヤギ達の笑顔に癒されます。