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「今迄着ていたお洋服が似合わなくなってきている問題」を考える

山と朝日のある方へ向かって出勤するのですが、朝日が眩しいと感じる度に、天武天皇の「西征」を行って敗れたので「東征」を行い、勝利し大和朝廷を開いたという神話を思い出し、そりゃ「西征」は負けるはずだと痛感している晶です。

先日友人達と定期的に発生する「今迄着ていたお洋服が似合わなくなってきている問題」が話題にのぼりました。平日は通勤も含めて会社の制服で生活をしていますし、それ以外の外出は基本山本耀司さんのお洋服を着ているので、幸いなことに、この問題発生しません。

とはいえ、私服勤務だった時期、山本耀司さんのお洋服を着れなかった時期にはこの問題は発生していました。探求心のある友人とこの問題について検証?してみたことがあります。

場所は中四国・九州エリアを中心に展開をしているショッピングモールの中にある地元の「セレクトショップ」という名のONWARDさんの集合体。1つの店舗でanySiS、組曲、23区、自由区を中心としたお洋服が揃っていたお店でした。

前出の4つの各ブランドで同系色の類似デザインのスカートだったかワンピースだったかを全試着という、スタッフさんが割と自由にさせてくださる田舎だからこその検証方法( ´艸`)

結果としては、若年層向けのお洋服は膝上丈だったものがマダム向けになると膝下丈になったりとスカートの長さに推定10cm程度の違いがありました。膝に年齢出ますものね。

「名探偵ポワロ」か「シャーロックホームズの冒険」のどちらかで、膝をみて紛れ込んだ犯人が10代ではないと見破ったというお話があった記憶があります。そう思うと、膝で年齢を見分けるというのは長く言われているもののようです。

そして色合い。同系色のものにもかかわらず、若年層向けの色は明るくはっきりしていましたが、マダム向けになると落ち着いた色合いのものになっていきました。

その時の私たちは、その両方の色が似合わず、間の2色のどちらかをという感じになりましたが、若年層向けに近い方の色よりももう1つの色の方が似合っていたという記憶があります。

若年層向けの服を着ると…自分の肌の明るさと服の明るさに差がみられ、実年齢よりもいくらか上に見える気がしました。あと、洋服の色に肌色が負けてる感じ。若く見せようとして逆に老け込むという本末転倒の結果に友人と大爆笑しました。

当時は、骨格診断とか肌色診断といったものはなかったので、年齢層による分類によって似合う色が違ったのか否かはわかりませんし、今やると別の結果になるのかもしれませんが、私たちは若年層ではなくなったんだなぁと遠い目をした覚えがあります( ´艸`)

先日、「今迄着ていたお洋服が似合わなくなってきている問題」をはなした友人達と、そもそもこの問題は、色合いやデザインから発生するものなのだろうか?という話になりました。

というのも、私は20代初めの頃から着なかった時期があるものの、今の年齢になっても山本耀司さんのお洋服を着ています。友人達は「耀司さんのお洋服を着ているのが晶らしい・晶っぽい」と言ってくれるので、似合っているとは言いませんが、似合ってないことはないんだと思います。

また、吉本新喜劇のゆみ姉さんこと末成 映薫すえなりゆみさんも山本耀司さんのお洋服をお召しになっています。そしてとても素敵なのでIGで拝見するのがとても楽しいです。

10代の頃から今もVivienne Westwood基準にお洋服を着ている友人がいますが、とても似合っていますし、Vivienne Westwoodを着ている彼女はとても彼女らしいと思いますし、自信を持ってきていると思います。

そう思うと、似合わなくなってきたと感じる時というのは、お洋服の主義主張と自らの主義主張が合わなくなってきた時なんじゃないだろうかという話になりました。

まぁ、主義主張という書き方も何だとは思いますが、別の言い方をするのならばコンセプトとか?自分が変化する場合もあるし、洋服ブランドが変化する場合もありますし。

その差が広ければ広いほど?大きければ大きいほど違和感を感じて「この服に合わなくなった」と感じるのかもしれない。「こういう風な人に思って欲しい」っていう意識的、無意識的にしてもあるだろうから、それとの差というのもあるかもしれません。

お洋服迷子の友人が

結局、自分がないっとこじゃん!!

と、叫んで、お開きになりましたけれど…。




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