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お金の流れを止めない売り方ってなんだろう?

どうも!

コロナの影響で毎日マスクをしているのでこの機会に顎髭をしれっと伸ばし始めているかずおかです。

今回の記事は先週(全国に緊急事態宣言が出る前)書いた記事なのを踏まえてご覧ください。
※単純に投稿するのが遅くなっちゃったよ。

さて。

日に日にじんわりと経済を悪化させているコロナショック。
ピークは過ぎたという情報もありますが油断しているとまた感染者が増えることは間違いなさそうなので少なくとも日本ではまだまだこの空気は続きそうです。

こんな状況にはなりましたが釣り業界は他の業界に比べると被害も少ないように感じます。
話を聞いていると釣りに行くことを自粛する業界人が増えてきた一方で、室内施設は危険だから外で人が集まらないことをしよう!というファミリーが増えているようです。

それもあって3月は客単価が低くなっても売り上げは大きく落ちる店舗は少なかったようです。ただ、先の見えない状況なので4月下旬~8月頃までは結構大変になると思います。

特に緊急事態宣言が出たエリアのメーカーや店舗は大変です。
お客さん(お金を落とす人)は身動きが取れなくなっていくそんな状況でも売り上げを作らなければ経営を続けることはできません。

この状況の中、これまで通用した売り方を継続してもきっと長くはもたないでしょう。
来月には元通りになっていればいいんですが半年、一年先もこの状況が続く可能性はゼロではありません。

それでも今の売り方を継続することはあまりに的外れな行動な気がしてなりません。

スパッと今の売り方を辞めようと言っているのではなくて今回のような状況に陥っても機能する売り方も手札として持っておかなければならないということです。

僕の会社は本社が結構な田舎なのでまだまだ主要都市の雰囲気に比べると温度差を感じますが、本当に強い向かい風です💦

余りに強いのでいっそのことこれまで目指していた方向と正反対を向いてでも追い風にしてしまった方がいいと思っています。

僕らはメーカーとして取引先(小売店や問屋)に商品を販売することでお金を稼いでいます。
その先でお客さんがウチの商品を買ってくれるとまた注文が入ってお金が回ります。

ただ、今回の様にお客さんがお店に行けなくなるとどうなるのでしょう?
小売店や問屋に出荷した商品が消費されなくなり結局新しい注文が入らなくなります。
そうなるとお金の流れが一気に止まってしまうんです。

お店に行かなくてもネットショップでは商品を買えますが、お客さんが一時的に釣りに行けない状況が出来てしまうとお財布事情的にも釣具に費やせるお金の割合は減るので他の小売店と同様です。

とはいえ、何を言おうと現在の社会のシステム上、お金は稼ぎ続けないと会社は経営できないのでなんとか新しい方法を考えなければなりません。

特に釣り糸は消耗品なのでお客さんが釣りに行けばいくほど売れるし行かなくなれば全く売れません。

これからのことを考えても、何か悪い事が起こる度(台風や地震)自粛ムードが訪れるのは結構辛いよね。

こんなことを考えると真っ先に思いつくのはメーカー公式の販売サイトを作り「お客さんに対する直接販売を行う」です。
これは暗黙の了解というか中々どのメーカーも始めれない雰囲気が漂っていますが他の業界に目を向けるともはや当たり前。

ただ、釣具店にはやっぱり釣り場に近いお店もあってそんなお店は地域の釣り人にとっては欠かせない存在なのも確か。

各メーカーが一斉に直販を始めて全国のネットショップや小売店が閉店していくのは個人的にもなんだか寂しいです。
そうはいってもメーカーが潰れ始めたらお店も売るものが無くなって困るし。

どちらも救うのは大変ですが、どうやらどちらも救ってあげる必要がありそうです。

ちなみに釣りに行けない→釣具店に行かないということがセットで自粛されてしまうと収集すること自体には大した魅力が無い釣り糸を買う理由は正直ないんですよね…。

それだとウチの会社がオンラインショッピングのサイトで全商品を販売したとしても大した利益は生まれなさそうですね。

となると今お金を落としてもらいながらも「安心して釣りに行けるようになった時に効果を発揮してくれるもの」でお金の流れを作った方がいいのかな?

ん~、結構難しくない?笑

そもそも今回のコロナって主要都市の緊急事態宣言後もそれ以外の地方では結構釣り人が釣りに行っていたんですよね。(SNSに出てこないだけで主要都市の釣り人も結構動いていると思います。)

前に記事でも書いた通り普段釣りに行かない人までこの状況でも許される娯楽として釣りを選ぶ方がそれなりにいたみたいだし…。

その一方で生活圏を主要都市に置いているがために釣りを自粛せざるを得ない人や医療従事者だからそんな余裕がない人、自営業の経営に追い込まれてそれどころじゃない人、家庭や周りの人に迷惑を掛けたくないから行けない人とか色々なパターンで困っている釣り人がいるんだと思います。

そう考えるとやはり釣り(娯楽)は衣・食・住が成り立ったうえで楽しめるものですし、仕事(お金)が無くて困っている人から更にお金を搾り取るような手法は気持ちのいいものではありません。

例えば僕にAさんという幼馴染みの友人がいて仲の良い釣り仲間だとします。

僕らは就職をきっかけに住む場所は変わったけどSNSを通じてお互いの釣果を見るのは楽しいし連休で地元に帰省するタイミングが重なると必ず一緒に釣りに行く仲です。

しかし、Aさんは東京に住んでいて自分で飲食店を経営しているため今回のコロナ騒動の被害を大きく受けてしまい心身ともにどんどん疲労してしまい金銭的な余裕も無くなり釣り(娯楽)に時間を割く余裕など微塵もありません。

僕は地方に住んでいて県外への外出などはさすがに自粛しようかという社内での雰囲気が流れつつも生活圏内周辺に釣りに行くぐらいなら特にとがめられない状況。

サラリーマンなのでこれまで通りお給料はもらえて衣・食・住に不自由もないので釣りには行けています。

この状況、赤の他人であれば気にも留めないかもしれませんがこれだけ仲の良い釣り仲間の生活がコロナをきっかけに崩壊し一緒に釣りに行けなくなるのは寂しくて仕方がありませんよね?

だからといってその人の生活のすべてを面倒見てやることはできないのでそこらへんは国だったり自分の力で何とかしていただきたいんですが…、
ある程度、衣・食・住の土台が再構築できた時に一日でも早く一緒に釣りができるようなちょっとしたサポート位は出来る気がするんです。

そのタイミングでお金を落とせる人が落とせない人の代わりに落としてお金の流れ自体は止めないことが大事なんです、きっと。

なのでお金の流れを止めない=経済を止めない売り方を考えなければいけないタイミングがまさに今なんだと思います。

ということで一つの記事にしてはボリュームがデカくなりそうなので今回はここら辺で一旦区切ろうかと思います。

次回はこの状況やらを含めてこんなのどうかな?と今僕が思っていることを中心に書いた記事を公開する予定です。

釣りの知識とかは関係ない話だけど自分が忘れないようにメモとして書きたかったし、多分めちゃくちゃ大事な話です。

なので難しくて真面目な話だけど将来この業界を担う同世代にも見てもらえるとうれしいです🙆‍♂️

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
でゎでゎ

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