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『大型台風襲来!!』ビオトープ観察日記#26

どうも、かずおかです。

今回は『大型台風襲来!!』というタイトルで8月末から9月下旬に至るまでの様子をお話ししたいと思います。

よろしくお願いします。

▼台風襲来前の悲劇▼

暑さのピークも過ぎつつある中、油断していたわけではありませんがメダカ飼育史上最大規模の悲劇が起きてしまいました。

タイトルからして台風の被害報告になる雰囲気でしたが実は台風前の悲劇がピークでした。

何が起こったかというと原因ははっきりと分からないのですが、事件が起こったのは大容器。

グリーンウォーターなので水底が見えません。

メダカ50匹以上(多分)とらんちゅう6匹が暮らしている我が家の一番大きな容器なのですが、一番大きい容器なだけあって比較的環境は安定しています。
ベアタンク式にしてからも毎週末含め大体3日に一回のペースで半分ほど水替えをしていました。

2週に一度くらいのペースで壁面にコケや汚れが溜まり始めるのでその掃除もしていたのですが少し前、泊まり込みで釣りに行って帰ってきた日。

そろそろだなーと思い大容器の掃除をしようとしたところ異変に気付きます。
明らかに目に見えるメダカが少ないだけでなく、水の状態がおかしいことに気付きます。

今思えば腐敗臭だったのでしょうがいつもに比べて汚れている以上に匂いにも違和感を感じ、嫌な予感しかしませんでしたが水をポンプで吸い出しているとどんどんそこから湧き出てくるメダカの残骸…

数日前まで何事も無く、生きていた子達がどんどん亡骸となって水底からでてくるのがただただショックでした。

根本の原因が分からなかったのですが数匹のメダカが何らかの理由(老衰死もありえる)で亡くなったことにすぐ気付けず、天気が良い日が続き高水温で一気に水質が悪化。

水質悪化により死んでいくメダカがより一層の水質悪化を招き、死ぬスピードも加速。
最悪の状態(全滅)一歩手前の状態で気付く。

といった流れでこのような事態を招いたといったところです。

大事に育ててきた幹之、だるま、紅帝もほぼ全滅。

室内飼育の時ですが、
本当に綺麗なだるま幹之でした。

こんなことになるならヌマチチブに食べさせてあげた方がまだマシだったと後悔しながらも残ったメダカとらんちゅうのためにもと思いながらすぐにリセット。

幸いにもらんちゅうに被害が及ぶことは無く6匹元気に生きております。

来月は半年の成長を振り返るのも良いかもしれません。

メダカ達も大容器に居た個体は10匹程度まで減ってしまいましたが先月も書いたようにシーズン最後の追い込みとしてこの悲劇直前までも採卵を続けていたので子メダカは大量に育成中です。

このサイズは本格的に冷え込む前に
成長が間に合うか心配です…

パッと見たところ昨年ほどの綺麗なダルマ×幹之フルボディクラスは流石にいないように見えますが通常の幹之や紅帝については綺麗に育っている子も多いのでせめてもの救いとして今後も成長を見守っていきたいと思います。

この子達はもう大丈夫そう

▼大型台風襲来!!▼

そんなこんなで先週にまで話は遡り…
西日本を中心に今シーズン一番の大型台風が襲来しました。

地元九州での被害は大きく、今回のコースは現在住んでいる山口県についても大きな爪痕を残していきました。

ピーク時は橋のすぐ下まで増水してました…

今シーズンは梅雨の雨も少なく、台風でも目立った被害が少なかったので落ち着いた一年だと思っていたのですがこのタイミングで遂にきたかといったところです。

予報で見るだけでなく山口に長く暮らしている人と話していても「今回のコースは注意した方がいい」と言われたので一層気を付けて備えることに。

大容器は流石に動かすのも一苦労なのでそのままにしましたが小さな容器を積み重ねたメダカ棚は心配だったので室内に移動しました。

そして迎えた3連休後半。
前夜から九州方面の方々がSNSにアップする動画や写真を見て今回の台風の大きさを垣間見ることになるわけですが、あっという間に山口県にも接近し久々に暴風雨という言葉が合う状況が訪れました。

間違っても外に出れない雰囲気とみるみるうちに増えていく川の水位。

鮎や渓魚はこれで一気にシーズンオフになってしまうだろうなというほどの荒れ具合となりました。

周辺地域については県内でも停電や氾濫等の被害も見受けられましたが我が家の地域は氾濫しやすい川も無く停電等も起こらないまま台風は過ぎ去り、被害もほとんど出ることがありませんでした。

室内で数日過ごしたメダカ達もまた外へと移動。
台風以降、一気に気温が下がり朝晩が冷え込むようになりましたが魚達は特に気にすることもなく元気に過ごしています。

恐らく今回の台風を超える台風は今シーズンもう来ないと思うのであとはシーズンオフに向けて子メダカ達の成長とらんちゅうの成長を見守るばかりです。

▼ついに心開いたヌマチチブ▼

さてさて。

そんな台風を気にすることなく部屋で暮らしていたのがヌマチチブとオトシンクルスなわけですがヌマチチブについては大きな変化が起こりました。

我が家に来てからしばらくの間は乾燥エビ含め人口エサにはほとんど興味を示さず、たまに口に咥えたと思ってもすぐに吐いてしまうような状態が続いていました。

ところが徐々に乾燥エビなら食べるようになっていき、最近はついにタブレット系の人口エサについても勢いよく食べるようになってくれたのです!

このエサです。

元から大きな個体だったこともあり、今から餌付けするのも難しいのかなぁと思っていましたがようやく一安心。

たまには生餌も与えてあげようかなとは思いつつ、人口エサが食べれるのであれば餌には困らないことが確定したようなものなので飼育者としてはとっても助かるわけですね。

乾燥エビに比べ栄養バランスや栄養量も多いのか人口エサを勢いよく食べ始めるようになってからは体の肉付きもどんどん良くなっているように感じます。笑

彼らにとっては簡単に食べれる都合の良いエサを気に入っただけなのでしょうが、自分にとってはようやく心を開いてくれたような感覚で嬉しく思いました。

普段はそれぞれお気に入りの場所でじっとしています。

そんなこんなで今回は『大型台風接近!!』というタイトルでお話ししていきました。

室内水槽に彼らがいるのは勿論、たくましく育ってもらうためにも今年はメダカ達も頑張って屋外で冬を乗り越えてもらおうと考えていますがその辺は状況を見ながらまた判断していきます。

それではこの辺で。

でゎでゎ

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