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『冬の訪れ』ビオトープ観察日記#17

どうも、かずおかです。
今回は『冬の訪れ』というタイトルで11月のビオトープの様子について振り返ってみたいと思います。
 
まずは室外飼育の方から。
この1か月でさらに冷え込みが厳しくなり先月は最低水温10℃、最高20℃前後といった水温でしたが遂に最低水温は一桁に突入。

現在の最低水温は5℃

ほぼ毎朝このぐらいの水温まで落ちるようになり最高水温も15℃程度までしか上がらなくなりました。
 
当然この水温になると水草たちの元気も無くなり全体的に彩度が落ちたような景観になります。

 睡蓮は一度枯れても次の春にはまた葉を増やすことも体験済みですが今年順調に育ったアナカリスについてはまだ不明。

しっかりと根を張っているウォーターコイン、ヒメホタルイについてはある程度枯れてもまた生える気がします。

年明け1~2月頃は毎朝水面が凍るぐらい冷え込みますが水面が凍ると流石にアナカリスもほぼ枯れてしまうのか?
今年の様子を見て今後の判断基準とするためとりあえずはこのままです。

メダカ達もずいぶんと大人しくなりました。

底でじっとするメダカ達。

ある程度日が昇る10時頃までは底の方でじっとして、晴れた日の日中は少し浮いているメダカが見えるような感じです。
 
冬眠モードのメダカは反応を見るととても分かりやすくいつもなら全く驚かない餌をあげる動作にもビビりまくってすぐに逃げます。笑
 
この1か月ですっかりそのモードに突入した動きが見られたので「あぁもう冬だな~」と感じた次第です。

中には半ダルマ体系の子も数匹いたので心配でしたがとりあえずは大丈夫そう。
エサも週末しかあげていませんがこれだけ動きが鈍いと十分でしょう。

全員が冬を乗り越えるのは厳しいと思いますが今のところ大きな問題もなさそうなので引き続き見守りたいと思います。

少し前まで繁殖が落ち着いていたはずのスネールが大繁殖していたのには驚きましたがどうせ春には一度リセットする予定だしもういいやと諦めました…。
(スネールは冬の寒さも平気なのか?笑)
 

さて。
 

お次は先月からスタートした室内飼育の様子についてです。
 
あれから一か月、水温も光量も安定しているため子メダカ達は順調に成長しております。
水温、光量が安定している事は非常に良いことですが当然コケも増えやすいのが難点。

気付けば壁一面が緑色に…

毎週水換えはしていましたが流石にこのまま放置するのは見た目的にも水質的にも良くないと思い掃除。
 
循環器のフィルター交換、ガラス面・循環器・ヒーターのコケ掃除、底面掃除…。

溶岩石や流木も多いため細かい部分までは綺麗に掃除できないのが難点ですがそれはレイアウト時から分かっていたことなので仕方なし。

立ち上げ直後の写真


掃除直後の写真

流木に生えたコケまでは掃除できませんでしたが掃除前に比べるとだいぶ綺麗になりました。

 比べて見るとウィローモスの成長が目立ちますね。
伸ばした時のモサモサ具合が個人的には好きですが枯れても困るのでそろそろトリミングが必要かもしれません。
 
メダカについても毎日見ていると中々成長に気付きませんが立ち上げ間もないころに撮った写真と見比べると成長が見られます。
 
水温も安定しているし毎日朝夕2回餌をやっているので順調に育っています。

ただ、春に1匹だけ買ったダルマが少し前に亡くなってしまいました…

まだ室外で元気だった頃の写真
特に愛着の湧いた子だったので本当に残念です。


来年くらいまでは頑張ってくれると思っていましたがここ最近の環境の変化についてこれなかったのか少しずつ様子がおかしくなりそのまま力尽きてしまいました。

予想外の別れは残念ですがこの夏、しっかりとその遺伝子を残してくれた点には感謝しかありません。
残されたダルマの遺伝子はしっかりと引き継がせていきたいと思います。

そして子メダカ達は心配していたダルマ達を含め1匹も落ちることなくここまできたのでホッとしておりましたがさらに予想外だったのがオトシンクルスでした…。
 
オトシンクルス用のエサはちゃんと買っていましたがとにかく餌を食べてくれません。

一応流木やらコケをハムハムしている姿は毎日見ていましたが明らかに痩せていく個体も見受けられどうしたものかと悩んでいました。
 
結局6匹いたオトシンクルスも今では3匹に。
2匹は痩せて弱っていきそのまま…でしたがもう一匹は完全に行方不明。
 
目立たないところで死んでしまいエビとタニシに亡骸を食べられたのかもしれません…。
残った3匹については比較的元気に過ごしているので大丈夫なのかなとは思っていますが場合によっては別容器で餌付けしてから再投入の必要もあるのかなぁと検討中。
 
色々調べていると似たような悩みを抱えている方も多く簡単なようで意外と難しい魚のようです。
これは反省ですね…。
 
エビも水槽に対して数が多いなと思っていましたが環境が安定するまでに数匹、脱走してしまい数匹減ったことでなんとなくバランスが整いつつあります。

普通にリビングにエビが居たので彼らの脱走力には驚きました。笑
 
そんなこんなで立ち上げから1か月が過ぎてなんとか山場は乗り越えた気がしています。
水槽の状態も安定してきたはずなのでここから先、大きなトラブルが起こらない事を祈るばかりです。
 
少し気になっているのは室内で飼育するメダカ達の成長速度。

先ほども順調に成長していると書いた通り成長自体は順調ですがこのままだと早い個体で1~2月頃には産卵できる程度の大きさになるんじゃないかと思っています。
 
大きな問題というわけではありませんが厳寒期の採卵は色々と厳しいだろうなぁと思っていてそこが来月以降の課題になりそうです。
 
その辺についてはまた次回のビオトープ観察日記でお話しできればと思います。
 
それでは今回はこの辺で。
 
でゎでゎ👋
 

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