【購入レポ】創作オタク兼香水オタク、1万5千円超の香水に推しのイメージを重ねてしまう
こんにちは、あんぐるです。
一次創作オタクなのですが、香水オタクでもあります。
今回は、とある香水にビビッと「これは自創作推しのイメージ香水だ……!」と感じてしまい、購入したレポです。
この記事には創作BLの話題が含まれます。
筆者の香水事情
筆者は軽度の香水オタクなのですが、所有する香水はミニボトルも合わせて8本。
ユニセックスとメンズの香水が好きで、レディースは滅多に買いません。
これが今回発見した推しイメージ香水だ
商品名を出すのは避けますが、ハーブっぽい香りです。
ざっくり言うと
こんなことを言われても伝わらないと思うので、香りの紹介をします。
その前に、簡単に推しの説明をさせてください。
こんな推しのイメージ香水です
私の小説シリーズに登場する、ある男性が今回の推しです。
年齢は36歳。芸能事務所社員で、長髪あごヒゲチャラお兄さん。幅の広い二重の優しそうなタレ目で、いつも口角は楽しげにうっすら上がっています。
全体的にへらぁ〜っとした印象の男です。
現在は運命のアモーレに出会って温かい家庭に腰を落ち着けています。
キーワードは
・チャラお兄さん
・優しそうでいつも楽しげ
です。
それでは今回推しイメージ香水にピックアップした香りをご紹介します。
徐々に推しと重なっていく
イメージ香水との出会いは偶然でした。百貨店のコスメコーナーに展示してあったのを試香してみたのが最初です。
第一印象は「草!!」。
新緑の香りを尖らせてスーッとさせたような香りが最初にガツンと来ます。
ちなみに友人にムエット(試香紙)を嗅いでもらったところ、同じように「草……?」と言っていました。
このシャープな草っぽさはベチバーという香料の香りだそうです。
スーッとした新緑のあとに、薬っぽさや苦みを感じます。
ファーストエンカウントの印象は、「おばあちゃんの家の薬箱に入ってる軟膏のにおい」と、あまり褒めている感じではない表現になってしまいましたが……。
クセになるガツンとした個性のある香りで確かにすごくカッコいいけど、私が着けこなせる香りじゃないな……と思いました。
(筆者は身に纏える香水にしか手を出さないタイプのオタクです。実用性重視)
ただ、香水の香りというのは時間とともに変化していくものです。
ムエットをしばらく嗅いでいるうちに、シャープな草の香りの下を流れる甘い香りに気づきました。
甘さといっても味覚的な甘さではありません。優しさ、穏やかさ、愛情。そんなセピアフィルムを想起する感情的な甘さでした。
のちにこの甘さはネロリという香料だと判明します。
この甘さに気づいたときから、「この香水、推しっぽいかも……?」と思い始めました。
いつもへらぁ〜っと口角が上がっていて、いつも機嫌のいい顔をして、優しい目つきで周囲を眺めているイメージと重なったのです。
よく嗅いでみると、甘さのなかに奥行きやざらつきといった質感を感じ始めます。
これはウードという香料の香りで、ウードは香りに重さや深みなどのニュアンスを添える働きをしているそうです。
ただ優しく穏やかに甘いだけじゃない。少しのディープさやノイズのようなものを感じさせる。
そんなところが、推しの茶目っけのある性格や数多の男女を泣かせてきた悪い男の風格と結びつきました。
考えるほど推しっぽい
「おばあちゃん家の軟膏」という第一印象も、どんな偶然か、推しにぴったりなんです。
推しはおばあちゃんっ子で三世代同居の家で育ったので……もうこのあたりで「推しじゃ〜ん!!」と突き進み始めたのかもしれません。
ウードという香料について以前から印象に残っている話があります。濃厚なウードって、古い靴下みたいな香りらしい。
掘り下げていくと魂の方向性は全然悪人っていう推しっぽい。このあたりからもうこじつけです。でも推しっぽいと思ったんだ!!
そしてお買い上げへ……
購入しました、偶然出会った推しイメージ香水(1万5千円超)。
この香水はオードパルファンとオードトワレ*の2種類展開されていて、オードトワレの方が数千円お安いのです。
* パルファンの方が香りが濃くて持続時間が長いです。濃さが違うんだな、と簡単に読んでください。厳密には違いますが。
迷いました……でもパルファンの方があの、私が憧れた「甘さ」がくっきりと出ていたので、推しパワーでパルファンを購入しました!! やったー!!
持ち帰って寝る前にシュッシュしてみたらもう部屋中が推し! これはもう推し!
いい買い物って、幸せですね。
ちなみにパルファンなので持続時間が長く、寝て起きてもまだ香っていました。見守られてる感……LOVE。
やっぱ推しじゃん!
この香水を購入するまでに2回ムエット(試香紙)で、1回肌に乗せて試香させてもらいました。たびたびすみません……。
(ちなみに肌に乗せると全然変わるので、香水を買うときは肌で試した方がいいです。)
そして今に至るのですが、どんどん「軟膏」の印象は薄れて「ひたすらリラクシングないい香り」に思えるようになってきました。
第一印象が悪くても結局好きになってしまう、人たらしな推しっぽいですね。
推しの旦那さまもこんな感じで絆されたのかな。
いざ、マリアージュ
お読みくださりありがとうございました!
推しの旦那さまのイメージ香水も所有しているので、ふたりの香水を同時に嗅いでみたいと思っています。
どんなマリアージュが生まれるのか……ふたりの香りはマッチするのか、それとも反発して濁ってしまうのか……?
やってみたらまたレポを書きますね。
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