事実婚夫はこんな人

「友達100人できるかな」
こんな歌が昔、テレビCMで流れていた。
私はそれほど内向的でもなかった方だが、
私はそれほど外向的でもなかったので
100人の友達なんて、一学年の内にできるわけない。
ましてや
一生の内に100人もの友達ができるかどうかもわからない。
そんな考えを持っていた。

しかし、
事実婚夫は違う。
恐らく、一年で100人の「友達」を作ってきてしまう人だ。
コロナが猛威を振るう前は確実に‥
コロナ禍の今でこそ、その半分から3分の1くらいの量かもしれないが。

彼はどんなところでも、「友達」になって帰ってくる。
それが広く浅くの場合もあるが、
何年も深くつながる「友達」も沢山いるから驚きだ。

そんな彼だから、さすがに私も知り合えた。

周りにライバルも沢山いただろう。
あからさまに狙っている女子もいた。男子もいた。
私も陰ながら努力していたし、つらい思いもした。

しかし、私の思いはちゃんと届いていたようだ。
彼は私を選んでくれた。

大勢の「友達」の中から「彼女」になれたとき
私は自分の一生で一番の業績を残せたような気がした。

常に周りにひとが沢山いる彼は、
どれだけ落ち着きのない、騒がしい人なのかと思われがちだが。

私は今まで付き合った人の中でも一番
彼と一緒にいる時間が落ち着く。

穏やかな気持ちになれるのは
東京で暮らしていくうえで
とても大事な事だ。

年の差なんて関係なかった。

経済的にも
時間的にも
体力的にも
二人でいる分には。


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