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誰にも期待しないで過ごす。


こんにちは!

もう7月とか早過ぎて6月って何してたっけ自分?

もはや5月と6月を合わせて1ヶ月みたいな気分になっています。


最近は何となく生きて
何となく時間が過ぎていく日々を送っています。

気分が良い日もあれば、落ち込んで無気力な日もあります。



先日、学生バイトの子にSNSを聞かれて
Instagramを教えました。

普段は人から聞かれない限り教えていないので
同僚に教えるのは初めてでした。


教えた次の日、その子からこう言われました。

「きみは自分のプライベートを誰にも見せないの?」

確かに私の個人アカウントは
自分の顔はもちろん載っていないし
カメラで撮った旅先の風景写真ばかりで
彼にとっては不思議なようでした。


ましてやオランダに来てから作ったアカウントなので
日本の友達もそこまでフォローしておらず
オランダでできた数少ない友人しかフォローしていません。
日本の写真も1枚も載っていません。

彼にとっては期待外れだったようです。笑


確かにSNSの役割の1つとして
自分を表現する場として使っている人が多いのが事実です。
その人の私生活に1歩足を踏み入れて
垣間見れる場所でもあります。


普段は仕事場でしか一緒にいない同僚が
本当は何が好きか、どんな生活をしているのか
プライベートを知ることができるSNSというのは
簡単な自己紹介の場とも言えるのではないでしょうか。


「プライベートは秘密にしているの。
 その方がカッコよくない?」


と、適当に返した私に対して

彼は

「きみは誰も信じていないんだね」

と言われました。


なるほど、私は誰も信じていないのかな?
いや、そんなことはないけれど
信じていないというよりかは

「誰にも期待していないだけだよ。」


と、自然に自分の口から答えが出て腑に落ちました。

そうか、最近の自分は誰にも期待していなかったのかと。


これが正しい答えなのかは分からないけれど


最近、誰にも期待しないで生きるということが
どれだけ楽に生きられるかということに気がつきました。


仕事中なんかは特に、
こうしてほしい!
と思っても、思い通りに動いてくれない人ばかりです。

遅刻してくる人ばかり
やってほしいことを指示しても
不機嫌で嫌な顔をされることもあれば
思い通り動いてくれなかったり
隙を見てサボったり
まだ終わってないのに帰ってしまったり

普通に働いていたらストレスの塊であろうこの職場に

「誰にも期待しない」

という概念を入れるだけで、だいぶ働くことが楽になります。


誰がサボろうが、何をしていようが
私にとってはどうでもよくて

自分の働く時間だけ働いて、その分お金をもらえれば
それでいいのです。


みんながサボったりするおかげで
ただ普通に仕事をしているだけの私が
真面目でよく働く子にみえているようで
色々と融通を利かせてもらえたり
与えてくれるものも多かったりします。


「あいつは働かない!」
「この前は何々してた!」
「あいつは気をつけた方がいい!」
とか、悪口大会で盛り上がっているのを見て

「そうなんだー」

で終わる私、どうでもいいんです。


だって彼らの給料を払っているのは私じゃないから。
私には何の損もありません。

基本みんながサボるのは暇な時間帯で
忙しい時だけ働いてくれたらそれで十分です。
忙しい時はサボってる暇もないのでみんな一生懸命働きます。

それに半年前に働いていたメンバーと比べて
今働いている子たちはみんな根が真面目で
言えばちゃんと働いてくれます。


期待していない分、
言ってないのに動いてくれただけで

「ありがとう!」

ってなります。


そうすると彼らも喜んでくれます。


私は今、ここで働いているだけど
ここで働いているバイトの子は
ほとんどが外国籍の学生で
物価の高いオランダで生きていくのに必死です。


特段、ヨーロッパ外の留学生は
週に16時間しか働けないという決まりがあり
正規のアルバイト先ではなかなか働くことができず
融通を利かせてもらえる職場を探すのにも一苦労です。



みんな異国の地で、学生をしながら働いていて
本当に偉いと思います。

かつては私も
「そんな忙しい時期を過ごしたことがあったなぁ…」
と思い出しながらも
もうそんな体力はないと思う今日この頃です。


更には学生をしながら母親をしている人もいます。
私よりも年下で。

私には今、学生と母親をしながら働くなんて
無理すぎます。


もうそれだけで十分偉いし、もはや
サボれる時にサボったらいいと思います。


前はもっとみんなのように
何事にも夢中になって一生懸命頑張れたのに

最近は全ての物事に対して客観視してしまうようになり
何にも夢中になることなく
誰にも期待せず
ただ生きているだけで
人間として冷めているようで時々悲しくなります。


異国の地で暮らす学生達は
とても大変そうだけど
自分の人生をより良くしようと
毎日一生懸命生きていて尊敬します。



少しでも居心地の良い職場にして
みんなが楽に働ける環境にできたら
それが彼らのサポートに繋がるのかな?
と思う今日この頃です。



バイト帰り、1時間遅延で待望の電車が来た瞬間。























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