見出し画像

プログレスの月から見えたこと

誕生日が近いので、太陽回帰図(ソーラーリターン)について書こうかなと思いながら、三重円を眺めていたら、あれれと気づいたことがありました。

それはプログレスの月が9室獅子座のネイタルの水星とコンジャンクションの位置にあるということでした。


プログレスの月とネイタル水星


これを書いている今の時点ではプログレス月は獅子座5.65°。ネイタル水星は獅子座3.59°なので、すでに2°ほど通り過ぎています。

いつコンジャンクトしていたのかと調べてみたら、5月26日でした。オーブをアプローチ3°、セパレート1°と見たとしたら、2月23日あたりから水星との干渉が始まり、6月28日あたりまで、水星的なことに関しての動きが強かったと言えるのかもしれません。

振り返って見て、その頃のことを思い返してみると、FBの投稿で、2月26日に「イニシエーション」という本を読み始めたと書いていました。この本は占星術に関する記述も多くあり、特に幼少期の牡牛座の時期に少しずつ感覚が身体に定着していく様子とか、双子座の時期に言葉が理解できていく様子とかの描写が見事だったということを思い出します。

click to amazon↑


養老へ行く

それと同時くらいに、これはたぶんヌーソロジーの話に触発されたのだと思いますが、急に養老天命反転地に行きたくなったということを思い出しました。そして実際に車中泊の旅をして、現地に着いたのは3月15日だったようです。


そしてそのあと養老の滝で数時間、静かに座って過ごしました。とっぷりと滝の音の中に吸い込まれるような体験でしたし、なんだかそこでたくさんのパワーをもらったような気がしました。

養老の滝

その流れの中で名古屋の某所を訪ね、昔、一緒に踊っていた旧友と10数年ぶりに再会し、話しました。そこでその人の波瀾万丈の人生の話を聞きながら、この人のホロスコープにはそういうこともみな書かれているのだろうかと興味を覚えたのです。

そのあと、浜松の中田島砂丘に行き、夕日を見つめ、暗くなるまで一人で座っていました。その時に、興味のあることはやろうと思ったんですよね。残りの人生、ちゃんとやりたいことに焦点を当てて生きていこうと思ったのでした。


ホロスコープを読む

それで、家に帰ってから、ホロスコープを読み始めました。その当時知っていたのは、2020年の春に読み始めた、松村潔先生の「完全マスター西洋占星術」と「サビアン占星術」でしたので、それらをベースにして、読もうとし始めたのでした。

click to amazon↑
click to amazon↑


そして、自分なりにわかる範囲でレポートのようなものを作り始めました。上の二冊の本以外にも、ホームページから得た情報なども加えて、A4、20ページくらいのテキストができましたが、どうしても情報をただ並べているだけという感じになり、読みにくいですし、上っ面をただなぞっているだけという感じがして、とても納得はできませんでした。

やりたいのはこんなんじゃないなあと思いながら、占星術についてのホームページだとか、ブログだとか、YouTubeの動画だとかを調べ始めましたが、たくさんの情報に接しながら、ただ情報を並べて、そこから語ると言うだけでは、足りないということを強く感じました。

何かが足りない、基礎的なことはわかっていても、応用的な事について、さらに深く掘り下げるための手がかりを自分が持っていないことに気がついたのでした。


講座を学ぶという選択

そして、たくさんの動画を見ていった結果、その中でも、特に興味を惹かれたのが、心理占星術のnicoさんと、古典をベースに持論を展開されていたミカミ•ポーラさんでした。

nicoさんの火星手帳を手に入れ、コンサルテーションの簡単なセッションを体験し、今、僕にとって、水星が来ているということ、水星をもう一度鍛えていく時だということ、そして学び始めるにはとても良いタイミングであるということを感じました。

そして、結局選択したのは、ミカミ・ポーラさんの講座を受講するということでした。それを決めて、申し込んだのは、5月15日でした。基礎講座は前期の講座を動画で受講し、中級講座はすでに一回目が終わっていましたが、2回目からリアル参加し、1回目は動画で受講するという選択でした。

基礎講座分、15時間をクリアしながら、中級についていくのは大変かなと思いましたが、結果的には、とても充実した時期を過ごせたと思います。

そしてそれがちょうど、プログレスの月が、ネイタルの水星にコンジャンクトする頃と一致していたということになります。

今から思えば、なるほどなあという感じなんですが、こういう衝動的に選んできたことが、やはり星の影響を受けていた痕跡のようなものを見つけるにつけ、こういうことを前もってあらかじめわかりながら選択して来れていたら、もっとスムーズな生き方ができたんだろうなあとも思います。


プログレスの月を遡って見る

それよりもさらに昔に遡ると、1室に入ったのが、2003年です。その5度前あたりが始まりだとしたら、2002年あたりから、今のプログレス月の旅は始まったということになります。その頃というと、すでにスリーインワン、キネシオロジーの仕事をしていましたし、angelspaceも立ち上げて3~4年目というあたりです。

トピックとしては何があったのか、何が始まったのか、しばらくわからなかったのですが、この1室が蠍座であるということから、何かを追求し始めたりしただろうかと考えていたら、その少し前に起こった911の世界貿易センタービルに対するテロのことを思い出しました。

1室のルーラーは土星です。生きるということがテーマで、生き残るということに焦点が合っています。この2001年のテロは世界の流れを大きく変えたきっかけと言ってもいいようなことだったと思います。その後、戦争が続けて起こりましたし、その戦争が偽の情報によって、引き起こされたものであると言うこともわかり、世界を騒然とさせました。

そして、911のテロに関しても、それがタリバンというテロリストによるものではなく、どうやら爆弾を使って内部からビルを壊すという、いわゆる制御解体であったのではないかということも、たくさんの研究者が発言されていました。

それについては、僕もたくさん調べました。調べれば調べるほどに、どうやら世界を動かしているのは、一部の超大金持ちの人たちであり、過去の戦争もすべて、彼らの意図によって引き起こされてきたものであったらしいということが見えてきました。そういうことに没頭し、研究する行為は僕にとっては真実の追究でありましたし、蠍座的な事だったなと思います。

そしてそれが、世界の構造に気がつくきっかけとなっていったということもありますから、まさにこのときに始まったのは、そのような真理追究というようなことだったのかも知れないなと思います。

2室に入るのが2005年ですが、この頃には、演劇のワークショップに通ったり、歌を歌ったりしていました。歌を習い、曲を作り、自分でギターを弾いて、動画に撮ったりもしました。子どもの頃にやり残したことをしっかりとやりたかったんですよね。歌手になりたかった子どもの頃の夢を少しの間追ってみました。いい経験でしたが長くは続きませんでした。

それは3室に入るころ、ミクシィという媒体で、自分の気づいたことをアウトプットし始めていました。特に、911であるとか、銀行の仕組みであるとか、政治の裏で宗教団体がうごめいていることとか、いわゆる、今で言う陰謀論的な発言をしていた感じです。しかし、不毛ではありました。正義感からの語りという側面がありましたが、今から思えば、僕自身理解が足りていなかったということを思います。

そかし、そういった下地があったからこそ、プログレスの月が4室に入るのに合わせるかのように、埼玉県に引っ越し、自然農の田んぼが近くにあるという環境を選んだわけです。やりたいことをやりたいという思いで、5室に入る頃には自然栽培の米作りを始めていましたし、6室に入る頃にはとても大変な仕事であると思いながら、頑張っていました。

自然栽培1年目の時の除草風景


ヌーソロジー

7室に入る頃にあったトピックとしては、ヌーソロジーを知ったことだと思います。世界の構造を知り、グローバリズムに世界が呑み込まれていく状況を絶望的な思いで見ていた僕にとっては、まったく新しい視点を提供してくれたのが、ヌーソロジーだったのです。

それは3次元から4次元への意識進化を促しますし、今世界で起こっていること自体が、そのために起こっているプロセスなのだと受け入れられるようになってきました。そしてすべては自分の問題であるということが腑に落ちてきました。

プログレスの月が8室にいた時には、父と向き合い、病気と葬式と、相続に関することに奔走していました。そしてそれらがすべて終わったときに、いきなり田んぼをやめることになったのでした。そして、引越をしたのが2020年の秋で、それから昨年の春にプログレスの月は9室に入ったのでした。

9室に入る頃には、西洋占星術とか、ゆう琴であるとか、音叉であるとか、これから何をしていくのかということに関して、ふたたび学び始めたときでもありました。

今も9室の途中ですから、まさにあらたなキャリアに向けての準備としての学びの時間を過ごしているといえると思います。


9室から10室へ

水星に干渉していたプログレスの月は、今、オーブ的にはセパレートの2°ですから、少しずつ影響は薄れてきてると思われます。

しかし、いずれにしてもまだ9室ですし、あと少しすれば、9室獅子座の太陽、天王星にも近づいてきています。今、学びながら準備していることが、やがて太陽を満たし、天王星を満たしていくものと思われます。

調べてみると、来年の今頃には太陽に届き始めると思われます。だんだんと影響が出てくると思うので、やがて、学んだことが誇りと尊厳につながって行くのではないかと思っています。ほんとそうなったらいいなと思います。

ちなみに、プログレスの月が10室の5度前に達するのが2023年9月1日。完全に10室に入るのが2024年1月31日です。このあたりの考察は、以前「三重円から見えたこと」で書いていますので、良かったら見てみてください。


これからのこと

やはりこうして、星の影響を理解しながら、過去を振り返り、未来を思うという事は、自信につながりますし、そこにたしかな支えがあるようだと感じることができますね。まだまだ、学びたいことはたくさんありますが、ある程度の所まで来たら、実際に仕事として動き始めたいと思います。

こういう検証作業も、プログレスチャートを見ることの練習の一環ですが、他の人のチャートでも見ていくことで、経験値は上がっていくと思います。まずは身近なところで検証して、徐々に外に広げていこうと思います。秋にはなんらかの告知などできたらいいなと思っています。(*^-^*)



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?