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さよなら、唐箕!

今日はお米をおいていた部屋を片付けました。

残った備蓄分のお米は脱酸素状態で保管できるように袋詰めし、精米機は庭の倉庫の中に移動しました。1週間前くらいから、少しずつ籾摺りしたり、掃除したりしていましたが、ようやく大きな節目を迎えたという感じでしょうか。

しかし、ショックなことがありました。お米をおいていたのは和室だったのですが、お米を置き、そこで精米もすると言うことで、下にブルーシートを敷いていました。そのブルーシートを2年ぶりにめくったところ、湿気のせいなのでしょう。カビてしまっていたのです。

ぞうきんで水拭きするとある程度は取れますが、完全にはきれいになりませんね。匂いもしますし、これはもう畳を替えないといけないレベルということで、ちょっとへこみました。

あと、砂壁の一部と襖紙も夏場の結露の影響で、一部かびてるところがあり、そのままではさすがにダメという感じです。

まあ、畳を替えるのは自力では無理ですが、壁は漆喰を自分で塗るということもできますし、襖は紙を貼り替えればいいので、これも自分でできるだろうと思います。そこまでやって、ようやく一区切りと言うことだなと思います。そしてあらためてこれは大きな一歩だとも思いました。なかなか、億劫でやれなかった事でもあったので、ここまで来れて本当に良かったです。

やはり、田んぼをやめて、今年で3年目になりますから、そろそろお米に関する道具とかも整理していくときがきたという感じです。籾摺りも終わりましたから、唐箕も籾摺り機も手放すときが来たんだと思います。

籾摺り風景、手前が唐箕

唐箕のもらい手が現われて、使ってもらえるのはうれしいですが、しかしやはりさびしいですね。2011年の秋に購入した物で、12年間、かなり使い込んだ唐箕です。最初の頃、手作業も多かったですし、じゅうぶん使ったと思います。

お米だけでなく、大豆や小豆もよく唐箕にかけました。ほんと振り返ってみると、ずっと苦楽を共にしてくれていた唐箕とお別れするんだなと思うと、やはりぐっときます。

しかし、置き場も限られてますから、ひとつひとつやっていかないといけません。まだ、他にも整理したり、処分したりしないといけないものもありますし、先に書いたように和室の壁を塗ったり、畳を替えたりといったこともやらないといけません。

でも、和室がきれいになって、使えるようになったら、隣の部屋とつなげて、動けるスペースが確保できるという楽しみもあるのです。

そうしたならば、踊りの稽古ももっとできるかなとか、いろいろと可能性が広がる感じがして、それも楽しみです。

変化の始まりの時ですね。

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