へたくそなままでいいから、自分の誠を尽くすこと
この夏くらいから、ちょくちょくと読むようになった坂爪圭吾さんの記事。ときどきこれはと思うものがあって、背中を押される感じがします。
今日、ふとシェアしたくなったのはこの記事。
この中で、後半にでくるM様とのやり取りの中で起こったことは、本当に大事なことが何なのかを教えてくれることだと思いました。
特にこの部分
意志というのは火だから、下手すると自分も相手も火傷する可能性があるから、多くの場合は、適当にジャブ入れて、ごまかすのかも知れません。
たぶん昔、火傷したことがある人ほど、火を表現したり、火をやり取りしたりすることを恐れるんでしょう。
必要以上に相手を気遣うのは、相手のためではなくて、たぶん自分が火傷したくないから。
火傷しそうな気配を察知したら、さっと引っ込めるというのは、サバイバルとしては正しいけれど、それがパターンと化していたとしたら、それが煙幕となって、関係性は築けなくなってしまうよねという話です。
人は火から始まるんだろうね。
それは「汝の意志するところを行え」と言ったアレイスター•クロウリーの言葉とまったくもって同期するんだよね。
ふっとそんなことを思ったんだけど、火は誰もが持ってる魂の起源なんだと思うので、火を噴き出し、ほとばしらせることが、生きてるということで、それがないと何も始まらない。そう言ってもいいくらいに大事なことなんだと思ったわけです。
うじうじしてる時というのは、火傷を怖がっているからなのかと思ったら、だからこそ、10室も3室も火星がルーラーなのだということの意味がずしんと腹に落ちました。
そしてその対面にある4室は太陽がルーラーで9室は太陽がジョイというのも、そこに火が必要だから、そこに火がないと動かないから、必然的にそうなっているのでしょう。
そしてそこにこそ、MCとICの本当のテーマがあるということなんだと思ったら、めっちゃ魂が震えました。
これらのハウス、4室10室の自分の居場所を作るというテーマと、そのために発信し、受信するという、3室9室のテーマにとって、火星と太陽はマストな存在なんだということなのでしょう。
9室のルーラーが木星というのは、火傷の危険性があったとしても、やってみたらいいことあるかもねって、やんわりとやる気を起こさせてくれるわけだから、ほんと救いというか、ありがたいというか、よくできてるなと思います。
発言すること、外に出て行くことは、普通ではなかなかできないということなんだろうね。誰にとっても基本的にはリスクに挑戦することだから、熱い天体の力があってこそ、動けるのでしょう。
火星や太陽という熱い天体を使うということは、火傷の可能性もあるけど、それをしなければ、誇りと尊厳も自分の居場所も、手に入れることができないし、自分が何者で、何を考えているのかさえわからなくなってしまうというくらいに、大事なことなんだと思ったのでした。
そのための稽古であったという、このお話を読みながら、僕の中でも確実に動くものがあっだということです。
ある意味、みんな同じようなテーマを持っていて、同じようなところでつまづくからこそ、言葉をシェアすることとか、人と出会って会話するとかってことが、めっちゃ大事だなとも思います。
この経緯を稽古という言葉でまとめてくれたM様にも感謝です。