太陽🌞パスワーク

このところ、ふっと一息つく時とか、お茶を飲もうとリビングに行く時とか、気分転換の時に1枚カードを引いていたのですが、昨日今日と続けて出たのが「太陽」のカードでした。

パスワークも、「星」と来て、「宇宙」と来たので、今日は「太陽」を見たいなと、ごく自然に思いました。

この太陽のカードはとても力強いです。天使も踊ってますもんね。この太陽を見ると、脳下垂体が活性化するんだろうと思います。

光をおでこに当てることはとても有効で、キネシオロジーの、ワークの中で、おでこに実際に光を当てるという修正法があるのもうなずけます。

黒い紙を見せて筋反射を取ると、筋肉は落ちることが多いのです。そういう時におでこに光を当ててあげると、筋肉は強く復活します。そして、身体も柔らかくなります。

これはとても不思議なんだけど、はっきりと前後差がわかるので、みんなやってみるといいと思います。光を浴びることは、生きる意欲を亢進させてくれます。

太陽は西洋占星術では、誇りと尊厳です。そして未来を切り拓く力です。

意欲が湧かない時、気持ちが萎えている時、それは間違いなく太陽が湿っけているのです。光が足りないんだと思います。

タロットでは、19番なので、足したら1です。これもまた始まりの位置と言えるのでしょう。

カードをしげしげと見てみると、周囲には12星座が描かれています。天頂に山羊座、天底に蟹座、東に牡羊座、西に天秤座が見えます。

そして山にはちまきが巻かれていて、天使が二人楽しそうに踊っているようです。太陽の光は遍く地上世界を照らしていますが、この太陽こそが、僕自身なのだということなのですね。

僕は照らされてもいますが、照らす側の存在でもあるよということが、この太陽の意味なんだろうと思いました。

湿気ってたら輝かないわけですから、誇りも尊厳も、これから創り出すはずの未来もないわけです。

照らされるということより、照らすということ、輝くということ、光るということがポイントなんだと思います。

実際のところ、田んぼをやめないといけなくなって、僕の太陽も湿気っていたところがあったと思います。しばらくの間、自分の誇りのために立ち上がる力はなかったですし、とにかく休みたいというのが、2年前の僕の本音でした。

僕は太陽獅子座ですし、MCも獅子座なので、これはかなりの重傷だったと思うんですよね。であるからこそ、今この太陽に向き合うということは意味があると思います。

今は、この太陽の絵を見ながら、自分の中の何かが同期しているような感覚がありますから、だいぶ太陽を取り戻せてきたのかなと思います。

そんなわけで、パスワークという感じで、目を閉じて、中に入って行ってみようと思います。

輝くということはそんなに熱いものでもないような気がします。ただ、日々の自我活動を淡々と繰り返していくときに、必要な反応が起こり、必要なエネルギーが放射されるのだろうと思います。それ自体が僕の経験を形作っていくわけです。

なので、そんなに気張る必要はありません。ただ、ちゃんとやりたいと日頃から思っているようなことを、より丁寧に心を込めてやればよいのだと思います。

太陽を生きるということは、ごく自然に自分らしくあるということだけなのだと思います。どこの星座に太陽があるかによって、その人がどこに誇りを感じるのか、どこに尊厳を持ちたいのか、それが違うということですね。

これは自分の中で譲れないという分野に関しては、意を決して、立ち上がって、行動を起こす必要があるのでしょう。それができたという経験があれば、それこそが誇りが持てるという事になります。

たぶん、大事なことは、自分にとっての誇りとは何かを見いだせるかどうかということなのかも知れません。

他人から聞いた言葉を自分の基準としていたとしたら、その修正を求められるようなことが起こるでしょう。そしたらやり直せばいいのだと思います。それを繰り返して、最終的に自分らしい太陽の輝きを手に入れることができたなら、大きなステップを進んでいるということがわかるのだと思います。

そしてそれが、次の次元への準備でもあるんでしょうね。太陽の次に控えるのはThe Aeonですから、太陽を生きるということは、いよいよ宇宙への足がかりを見いだすということでもあるのでしょう。

自我を成熟させていければ、やがて太陽はギラギラ燃える必要がなくなっていくでしょう。穏やかな、優しい木漏れ日というような段階に進んでいきたいなと思いました。

それは自然な太陽の成長プロセスなんだと思います。水で消したり、大風に吹き消されたり、最後まで着火しないままだったり、いろんな事はあると思いますが、そのたびに自分のために火をつけて、燃やしてあげるといいと思います。やがてひとりでに燃え尽きるときは来ますから、そうなれたらいいなと思います。

太陽のカードの中にいても、暑くはないんですね。それは面白いなと思います。むしろクールな感じといいますか、ちゃんと自分をわかっていて、淡々としていられる感じがします。

そんな、無理して輝こうとしなくてもいいと思うととても楽ですね。普通に流れに任せて、起こることをただ起こらせていくと言うくらいでもいいのかも知れません。