映画

私が産まれた頃から当たり前のように映画はありました。多分記憶がない頃からブラウン管から流れる映像を観ていたと思います。

小学生の頃、毎日のように映画はTV放映されていてメジャーな作品からマイナーな作品もTVで観ました。
それこそ昼間もあった。
私の記憶では月は6チャン、水が4チャン、木は12チャン、土が8チャンで日が10チャンでした(昭和50年代の神奈川県に住んでました)
だからか、イーストウッドやジャッキーは本当の声?より日本語吹き替えに慣れていたから初めて聞いた本当の声には違和感がありました。
(ピーター・フォークも)

それこそ小さな市に住んでいた私ですが映画館が3館もあってよく2本立てで上映してました。
(勿論、少し前の作品が遅れて上映されていましたがそれでも2本立ては贅沢だった。ただ1本だけ観たい作品でもう1本は…トホホと思う時もしばしばありました…生意気でしたね)

中学くらいになり親にお願いし我が家にビデオデッキが登場し映画を録画し何回も観たし小遣いで流行の映画を都会に観に行くようになりました。また映画のチラシが大ブームになり必死に集めてました。この頃は洋画ばかりを字幕で観ていたのかな?何故か『ガンジー』も劇場で観たんです(何かの作品が完売で席が取れなかったから仕方なく観たのですが…見事にやられた!感動した自分がいました。嗚呼思春期ってヤツです)

高校の頃から映画にまつわる環境が大きく変化したのかな?やはりレンタルビデオ店が雨後の筍の如く乱立し映画は映画館でなく家になっていったのってこの時期からのような気がします。ただ当時のレンタルビデオ店って丁度バブル期で沢山の作品が置いてありチェーン店でなく小さなレンタルビデオ店でもZ級の珍品があったりして楽しみが多かった(『ロッキー』のパロディ『リッキー』も普通に並んでいたなあ)

その頃は皆が潤っていたのかな?やはりバブル期だったからかなオシャレな単館の劇場も沢山あったと思う。ハリウッドの大作ばかりじゃなくてヨーロッパの作品にも触れた時期だった。

それからは…ビデオがDVDになりBlu-rayになり配信が中心なった。
レンタル屋で借りるのは観る為よりコピーする為の人も増えた(のかな?)
BS.CSってコンテンツもあるしケーブルTVもあるようになって…選択肢は増えたし映画は本当に日常になった。

映画館に足を運んだ記憶…それは父や母、兄弟と『はだしのゲン』を観た記憶。
小学生の頃、友達と始発で観に行った『機動戦士ガンダム』
ただただカッコイイと思い観に行って心を叩きのめされた『Uボート』
完結!と言われ渋谷まで観に行った『ロッキー3』(騙された!)
女の子と初めて観た映画は『ダウンタウンヒーローズ』

映画館って家族でも友達でもカップルでも勿論1人でも行ける場所で昔は【ぴあ】や【シティーロード】で調べたり金曜日の夕刊、TV欄の下段が丸々翌日からロードショーの宣伝だったりしてワクワクした。今はスマホでネットからチケットを買いシネコンに行く時代になった。
時代と一緒に映画の見方も変化したし環境も変化した。映画館もシネコンになり本当に清潔で安心感がある。
ただそれでも変化しないのは観に来た人の楽しそうな顔、グッズを買い、ポップコーンと飲み物を買う行列を観ると嬉しくなる。
と同時に昔ながらの小さな映画館で昔ながらの映画好き(先輩達)を見るとこれはこれで嬉しくなる。

ファストムービーや海賊版、違法なモノがネットに上がっていたり映画館でも上映中でもスマホを見ている人がいたり悲しい事もあるし人種間や世界の情勢により正しく観られない状況もあるし(私自体が混同し先日観た『シンドラーのリスト』が複雑な心境になってしまいました。ユダヤ人の人はあれだけ迫害された過去があるのに現在イスラエルはパレスチナに…)

ただ産まれた頃からあった映画は死んだ後にもあって沢山の人が様々な作品に触れていくんだなぁ…
クラシック音楽や絵画や文学みたいな芸術より少し大衆に寄りそう映画は芸術なんだけど親しみ易い。
芸術って高尚なモノでなく文化なんだよねー映画は…

なんか考えずに好き勝手に書いたから何が言いたいか支離滅裂になってしまいました。
ただ私は今までも沢山の作品に触れてきて(別段偉い事ではないし皆さんも気付かないだけで沢山触れてます)
これからも出来る限り触れていきたいと思ってます。
映画が大好きです!

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