マガジンのカバー画像

私と母の戦闘日記

21
1話から全てまとまっています。まだお読みで無い方は、ぜひ、こちらから!
運営しているクリエイター

2019年1月の記事一覧

#19 私と母の戦闘日記

人事担当の方に、内定辞退のメールを送ったが、その後、電話をして人事担当の方と話すことができた。 内定承諾をし、働きたいと思ってもらえているのであれば、その意志を貫いて欲しいですし、その為のバックアップは可能な限りします! そう言ってくれたのだ。 私からしたら、この時点で”働く”ということがよく分からなくなっていた。正直な話、もう、ストレスの方が強く、働きたくなくなってきていた。先の事ではなく、今あるものを全て手放したいと思っていた。しかし、来年の保証を失うことはそう簡単

#20 私と母の戦闘日記

そして、夜中の話し合いは始まったのだ。 『何で辞退しないの?今辞退するのが、これ以上迷惑をかけなくて済むのよ。何でそんなに諦めが悪いの?こんなに周りに迷惑かけて悪いと思わないの? あなたが諦めれば済む話なのよ?どれだけ無様な格好、晒してるか、まだ分からないの?』 話は、あなたが悪いのだ。あなたの責任だ。それだけだった。 (何で、真夜中から自分を攻め続けられなければいけないのだろう。) 「申し訳ありませんが、絶対辞退しません。無様だろうが、何だろうが、関係ありません。

#21 私と母の戦闘日記

次の日、片付けをしに私は必要最低限のものを持って学校に行った。 「今から母が福岡に連れ戻すそうです。急で申し訳ありませんが、やめさせてください。」 先生にも驚かれたが、急にそんなことは認められないから、一回親御さんと話そうか、そう言ってもらえた。すぐに学校から母に連絡するも、一向に母は電話に出なかった。 「一旦家に帰って母に伝えます。」 そう言って家に帰ったのだが、母からは、 『自分が辞退しないから、こうなったんでしょ。自分でどうにかしなさいよ。』 という言葉を貰