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自分の仕事の作り方

悩んで悩んで…。自分の仕事を見つける、始めるまでって、大変ですよね。
というわけで、お仕事話、続きます。

まずは、生活のために働く

庵主は大学卒業後にフリーターをしていたこともあり、アルバイト経験がとても多いです。
経験職種は様々…。興味から色々体験してみたり、昔は個人が企業に直接アルバイトを申し込めたりもして、職業がはっきりと選べたので楽しかったりもしました。
(派遣の募集だと、応募した職業は釣りで、実際には異なる仕事を紹介されるとか多々ありますよね…本当はダメなんですけどね…)

昔一度、経験職種を書き出してみたことがありましたが(当時ざっくりで50職種ほど…)、お店を閉店後、そこからさらに増えたので、今となってはどれだけあるのか…という感じですが、なんせ、後半は興味というより、とりあえずの生活費のために働ければ、嫌なこと、キツイこと、自分的に無理目じゃなければお給料そこそこのものを選んで働いて来ました。

皆さんのお仕事選びの判断基準て、なんでしょうか。
ある人は、時短で働きたいとか、扶養の範囲でとかって条件が譲れなかったりもするでしょうし、自分のスキルを活かせる仕事で、とか、通勤圏内で…etc…。そうやって条件を出していきますよね。

でも、時に聞かれる質問ですが
「もしも、なんの制限もなく仕事を選べるとしたら何がしたいか?」と言われた時、私は何を選ぶかなぁ…と、何度も考えたことがあります。

もうひとつ、
「三度の飯より好き、なんの努力もなくやれてしまうことはなんですか?」という問い。

よく、好きなことを仕事にするとか、元々の能力を活かして仕事をする。とか言われますが、私はよくわかりませんでした。

それと、
「お金を払ってでもやりたいことはなんですか?」というのも。

そりゃー、お金払ってでも美味しいものを食べたいし、楽しい思いをしたいし…。と、普通に消費者マインドなことしか思い浮かばず。
"お金を払ってでもやりたいこと"が見つかる人というのは、ある意味もう好きなものがはっきりしている人だと思うので、それは素敵なことだと思うんです。
(プラモデル高額でも購入して組み立てるのが好き。だとか、画材高くても買っていくらでも絵を描くのが好き。だったりとか…)

好きなことが仕事になる?

就職活動や転職活動をする際、できれば好きな仕事に就きたい。と、考えたりはしませんか?

私も、
自分が何が好きか?
なんの努力もなく出来る得意なことは何か?

何度も仕事を変えて来たので(変えざるを得ないことも多々…)その度に考えた時もありました。

でも、客観視しても見つからない、自分の売りポイントなんて、わからない。
人間、自分のことは見えないというのはその通りで、客観視しよう、俯瞰で見ようと思っても、それが完全にそう出来るか?というと、なかなか難しいかなと感じていました。

だから、自分を知りたくて、いろんな診断を受けたりします。

派遣会社の強み診断や、向いている職業診断などなど。
自分が何者なのかを知りたくて、性格診断動物占い四柱推命MBTI診断などなど…。
とにかく「誰か私の強みを教えて!何をすれば上手くいくの!?!」と、思っていました。

でも、そもそもで振り返ると、たとえば自己紹介の記事に書いたように、幼い頃は絵を描いたりするのが好きだったりお人形の服を作ったりしていたので、親の仕事の影響から「服飾のデザイナーになりたいなぁ」なんて思っていたのですが、転職するからといってそこは一度も選んだことはなかったんですよね。

それはそうです。
・デザイナーになるなら専門的な学びが必要でしょう?私はやっていない。
・専門学校に今から通ってその道へ行く?お金も時間も余裕もないのに無理!
・この不況下でデザイナーでやっていけるなんて、一流企業のごく一部の人だけでしょ?

いくらでも無理な理由が浮かんだし、それにチャレンジしてまで好きか!?
ずっと他の仕事をしてきた間も、それを思い続けて来たか?と言われたら、全然そうではありませんでしたから、それを選ばない自分を後悔するということもありませんでした。

じゃあ他に好きなことは何か?
・写真撮るの好き
 →一眼レフ買って、好きな写真家さんのいる北海道にまで関西から習いに行ったことはあるけれど、プロになろうかっていうのではなかった。でも、作品づくりには憧れる。

・お芝居好き
 →観る専門でそんなに年間本数も観ないのに、活かせる何かが?

・美味しいもの好き
 →料理はするけど別にプロ級でもない。批評してブロガーになれるほど外食続けられる経済力がない。

・旅行好き
 →コンダクターの資格?取らない。ツアー企画?旅行記事?フリーランスではやったけど、需要が尽きた。個人でやれるほど予算がない。スポンサー取れるほどの熱量がない。

やり方や何かを思いついても、結局は手っ取り早くお金を得られないと生活ができないからと、好きなものに近そうな仕事を選んで応募はするけれど、決まらなければ妥協点で雇われ仕事に落ち着くという繰り返し。

その繰り返しにも終わりがやって来たのが今回でした。

副業の作り方、考え方

散々悩んで転職もたくさんして、それでもなんとか生き延びてこられたことへの感謝はあれど、お店を失った時に思ったのです。
お店以外の収入源があったなら…。と。
それで副業づくりに関しても、派遣の仕事をしながら取り組んだりしていました。

noteやサイトの中でもアフィリエイトのやり方をシェアしたこともありましたが、PCが使える、ネットも使える、ホームページもブログも作れる。ということでやり始めたんです。
完全に「やれること」から考えた思考で。
仕事が途切れた際には、専業並みに時間をかければなんとかモノになるかも…。と、副業ではなくそれだけに取り組んだこともありました。
ただ、私自身が望んでいたのは、専業のアフィリエイターになりたいというのではなかった。
他にやりたいことがあり、そのための資金源になるものを作りたかっただけだったので、方法論は理解できても、私自身はめちゃくちゃ稼げたわけでも、ほったらかしでずっと継続的に入ってくるものを作れたのでもありませんでした。
(今も少し残っていますが、たまにお小遣い程度になったり、必要な時に臨時的に使えたりする程度です。それでもありがたいですけどね😊役には立っています!)
*ちなみに今なら12日(金)24時までは入塾可能です。人生変わった人たちがいるのは事実なので、興味があって、自分はこれで行ける!という方はどうぞ。
唯一、おすすめできるちゃんとしたところです。
 紹介記事→PRあり https://note.com/ange_note/n/n9b831c49ede6

時には高額な塾に入ってみたり、コンサルさんに学んでみたり、アフィリエイトの学習にはかなりのお金と時間をかけましたが、かけた資金分だけ稼げたか?というと、そうではないと思います。
けれど、そこで学んだことは間違っていないと感じますし、それで私以外にガンガン稼げるようになっている人たちがたくさんいらっしゃったことも事実です。
結局これも、得手不得手、出来る出来ないではなく、自分が本心からそれがやりたい!と望んでいなかったこともあって、私の場合は成功しなかったのだろうなと今では感じています。
売れ筋の商品を売る。のでも、誰でも出来ることを真似するだけ。にしても、お客様に届くものが作れていたかどうかは、私がそれを心の底から本当に消費者に届けたいと思えていたか?というマインドの発するものが、そもそもで違っていたと思いますね😊

副業であっても、やっていて楽しいこと。飽きないで続けられるもの。
それが「自分の仕事」として継続できるものでなければ、リアルの世界で”人通りの多い場所に自動販売機を置いておける土地を持っている”くらいのことの方が、まだ現実的かなと思います。
*お任せでメーカーさんがメンテナンスしてくださるのを選べば、定期的にドリンクの不足を補い、季節ごとに商品やポップを入れ替え、ゴミを回収し、電気代と仕入れ代を相殺して利益を振り込んでもらえます。
(自動販売機は自分でドリンク補充をしたりして、持っていたこともあります、笑)
*コインランドリーなども同様。ニーズのある場所に箱を借りて格安でランドリー用の洗濯機などを充実させ、管理も企業に任せてしまえば差額利益だけを振り込んでもらえます。

じゃあ、この経験を踏まえて、さらにどうするの?と、改めて考えてみたのです。
というか、考えざるを得ないと感じて、頭を捻りに捻りました。

好きな仕事得意なこと、をもっと細分化して考えた方が良いのでは?
と思いました。

何十種類という仕事をしてきて、どの仕事を選ぶかの基準の中に、自然と私の好きや得意、許容範囲にあるものが詰まっているわけです。
なんだったらいいのか?
たとえば、事務のお仕事ひとつとっても、人の好きポイントっていうのは異なりますよね。

事務仕事の中の、座って黙々と自分のペースでやれるのが好き。な人もいれば。
備品管理など、キッチリと数が合ったり、整然とした状態が好き。な人もいる。

接客業にしても、その飲食店のジャンルが好きな人もいれば、お客さんと話すこと自体が好きな人もいたりするので、ひと口に職業名で好きというのはあまりに大雑把すぎると感じるわけです。

私はどの仕事のどんな部分が好きで、何を選んで来たのか?
なんで我慢できていたのか?を考えました。

ざっくりと「ものづくり」が好きなので、それがPCでも、畑で作物を育てるのでも、好きなんです。
人と話すことは嫌いじゃないけど、カスハラは避けたいし男性も避けたい、笑
だから本当は、あまり人と会いたくない自分に、リモートの仕事をしていて気づきました。
え!?接客業、めっちゃやってきたよね?と、思います。でも、会わないというのはかなりホッとします。笑
でも、仕事の関係で人間関係を構築したり、常連のお客様と仲良くなったりもあるので、人が嫌いということではないんです。
不特定多数の矢面に立つのは、こなせるしクレーム対応などもやって来たけれど、そのやり取りでお客様を納得させることができたとして、それが上手いと言われていたとしても、実はそんなに好きではない

得意なことについてもそうで、細分化して考えると、職業ではなく、やれることの中得意がありました。
私は一番長く携わった仕事がディレクターなのですが、詳細には紙の記事をつくるディレクション編集ライティング企画などに関わるものが大きいです。
でも、応用が効く感じなので、イベントディレクターもやればwebのディレクターもする。
なんでもやりましたし、なんでもこなせました。(あくまで自己評価ですけど、笑 それでもちゃんと口コミでお仕事いただけていたので、評価はいただいていたのかと思います✨)
だから、きっとその一連の仕事の中に含まれるもの、企画折衝取材撮影交渉なども、全部、得意だと思います。
なので、やろうと思えばある程度1人でカタチに出来てしまいます。
数字もある程度出して、試算して黒にできるように計画できます。

ではなんで、自分の仕事は潰したのか?という部分に関しては、一番最初の起業に関しては計算部分のスキルの甘さや経験値の低さ、そして想定外?の自粛による収入低迷でした。5ヶ年計画の3年目で断念。
それもあって、その後、起業していなかったのは、黒にできる算段をする以前に、試算するほどの具体性を持った起業計画を自分がやりたいと思い描けていなかったためでもあるかと思います。(めちゃくちゃお金のお勉強させていただけました)

副業作りのための投資(アフィリエイトの学習やサーバー代など)は、回収できずだったのもありましたが、それも良い勉強と経験になったと思います。お友達もできたりしましたしね。
(大人になってから知り合う、お金のことを話し合える友人の存在はとても貴重だと感じます)

こんな感じで、副業の話から始まって自分の好きな仕事、得意なことについて掘り下げることが出来る機会となりました。

改めて、見つかったことを活かした働き方とは?

元々考えていた「好きなことを仕事にする」というのとは、ちょっと違った視点で、自分の仕事の中の好きなポイントや得意なことがわかったところで、それを副業や本業に活かした働き方ができるのか?
自分が社会に出てから随分と時間が経って、世の中はいろんなサービスに溢れており、1人で仕事をするにもそれを仲介してくれるサービスなどもある。
営業をしなくてもいい!というのは、とってもありがたいじゃないか!と思って見ていました。
が、それもどうでしょう?他のスキルを出品している方々を見ると、昔ディレクターとして外注していた方々のように、専門のジャンルに特化したプロたちが居るじゃないですか?
もちろん、素人さんから頑張って仕事を積み重ねている方々もたくさんいらっしゃいます。
でも、そんな中で基本がネガティブ思考な私は、自分なんて。と、仕事を取りにいけないわけなんですよね。笑

私が出来ることで「もっと初心者さんであなたにお願いしたい人もいるはず!」だとか、「出品していれば買ってくれる人は必ずいる!」と、言われるし、人には言って来たし、笑
そう思いはするものの、自分の自信のなさっていうのは電波にのってネットの世界に流れるもので、そうなると受注できないことが続いたりはするんですよね。
身に覚えのある方もいらっしゃるでしょうか。笑

そう、手段が変われど、同じなのだと身をもってわかっていくんです。
いろんな「できること」を商品化して売ることはできる。やり方もわかるし、手助けしてくれるサービスもいくらでもある。
でも、何をしても上手くいかない時は、商品そのものが悪いのではないということに気づいていくんです。

そのお話は、また次に。
長文、お読みくださりありがとうございます。

企画・編集ディレクター、PRプランナー、商品企画・開発、広報支援、EC運営にカフェ経営、イベント企画進行などなど。あらゆることをやってきて身につけたアレコレ。投げ銭✨徳積み大歓迎です🌟いつもありがとうございます!