コラム 畳

6月に入り夏がいきなりやって来たような暑さになって厳しいですね〜。みなさまこんにちは〜こんな時こそ熱中症に十分に気をつけて下さい!!

はい、コラム担当Motoです♫

本日3回目のお題は『畳』です♪

畳み?最近ではめっきり、お見かけしなくなってしまった畳。多くの方のお住まいはフローリングが主流になっているのではないでしょうか?
でも日本人なら畳でしょ!?
と勝手に私の独断と偏見の思い込みで、
今回は少しお話しさせていただきます。

そもそも畳って、イメージだと中国大陸から仏教と一緒に渡って来たんじゃないの〜?と思っている方が多いと思います。
実はちがいます!!畳は日本の固有のものだったりします。
もともと湿度が高くて、天候の変化が激しい日本の風土にあって、『敷物』として始まったのが今の畳のルーツだそうです。

ざっくり畳の良いところを申し上げますと、
フローリングにはない「感触」ですね。それから柔道など武道をされた方はよくお分かりかと思いますが「弾力性」。さらには「保温性」だったり、あとは植物を編んで作ってますので心地よい「匂い」といったところでしょうか。

「畳は文化」
さてこの畳みですが、古くはまさかの古事記まで遡ってしまいます。
古代の畳は莚(ムシロ)、茣蓙(ゴザ)などの先程触れましたが、そもそも『敷物』の総称であったみたいです。
※ちなみに使用しないときは折りたたんで隅などに置いたことから「タタム」が名詞化して「タタミ」になったのが語源とか。

つまり、畳は日本人が生み出したもので1300年以上を越える歴史があり、『日本固有の伝統文化』なんですね〜。
『敷物』から現在のような形になったのは、奈良時代に聖武天皇が権威を表すものとして使用した「御床畳(ゴジョウノタタミ)」が最古だとされています。
その後、平安時代には貴族の住宅「寝殿造(シンデンヅクリ)」の一部などに使われるようになり、今で言えばソファーやクッション感覚のようです。
鎌倉時代に現在の敷き詰め方式になっていき。
室町時代に入ると国宝で有名な銀閣寺のように「書院造(ショインヅクリ)」で部屋全体に畳を敷く様式になりました。
また、この頃になると茶道が盛んになり、茶室に畳が用意られてより広く普及していくのですが。
なんと民衆に普及したのは江戸時代になってからなんですね〜いやはや…畳てそもそも格式が高いものだったんですね( ゚д゚)

今では畳というと、何となく古臭いイメージですが。お話ししたように実は古来よりの『日本固有の伝統文化』なのです。
ですのでみなさま、休日などで住宅展示場だったりホームセンターなんかに行かれて畳を見られたら。今回のお話を思い出して頂けたら幸いです〜♫

なんだか今回は歴史のお勉強になってしまいました。
さて〜次回は…もちろん、ネタすら思い浮かんでおりません〜╰(*´︶`*)╯♡
生暖かくお待ちください〜チャオ〜♪

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