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負けず嫌いの素直な気持ち

私は負けず嫌い
かなりの負けず嫌いだと思う

上司は同い年
中途入社をしているからもちろん社歴もちがう
くだけた会話もするし、
お酒を飲んだりもするけれど
お互いに敬語で話している

私はそのひとのことを尊敬している
すごいなあと思うところをたくさん持っている
もちろん時々は、ムッとすることもある
年齢を持ち出したけれど、
実のところそこは関係ない
むしろ同い年なのに私は不甲斐ないなあ、と思う

私は負けず嫌い
かなりの負けず嫌いだと思う

誰かに負けること、かなわないなあと思うことで
誰かのことを妬んだり、恨んだりなんてしない

世の中を憂うことがあっても
まるで評論家やご意見番にでもなったつもりで
誰かをこき下ろすようなことを書き連ねて
自分自身を安心させるようなことはしない

すごいなあ、と思うことを目の当たりにすると
素直な気持ちで感動するし、好きになる
きらいなひとであっても、
すごいなあ、と思う部分は
素直な気持ちで感動するし、
参考にしたいなあと思う

私自身の物事を見る目はたぶん厳しいと思う
でも、自分自身のことも同じか
それ以上にしているつもり

だから、
私が何に負けたくないのか
負けた時に何が嫌なのか
誰がいちばんきらいなのかで言うと
ぜんぶ自分自身になる

勝てなくても負けたままの自分でいるのが嫌だし
負けてもやり続けるだとか
勝てないなりに工夫するだとか
妬んだり恨んだりするようなことをする
自分がいたらとても嫌だと思う

結果的に、自分のことを許せなくなって
自家中毒になってばかりいるので
本末転倒なのかもしれないけれど
素直な気持ちでいられるから「のびしろ」を
持ち続けられるのではないか、と私は思う

生きている以上はずっと成長曲線は右肩上がりで
「のびしろ」を持っていたい

生きている以上は、誰かのすごいと思うところは
「いいですね」「素敵ですね」ときちんと伝えておきたい

そういう目線と素直さくらいしか
長所を見出せない私は
まだまだ成長途上なのだなあ

たんなるにっき(その39)

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