【シティリーグ使用】ムゲンダイナVMAX徹底解説【ベスト4】
アローラ!あねもね!です
今回は10月18日に参加したシティリーグ シーズン1 ドラゴンスター神戸三宮店に出場するにあたって行った環境考察及び使用デッキについて記載していきたいとしていきたいと思います。
※『アルセウス&ディアルガ&パルキア』=三神など略称での記載がございますがご了承下さい。
1.前置き
私は今回のシティリーグの環境考察をする前にCLの環境について考察しました。詳しくは「こちらの記事」にて紹介しています。(タップにてリンク先に飛びます。)
その時のtier表はこちらです。
デッキパワーの高い三神、ムゲンダイナ、小ズガを中心にメタが回り
「クワガノンV」にてグッズロックを行える雷がtier2に入るという予想でした。
結果としてtier1、2のデッキが多いことに間違いはなかったのですが、
上記2つあたりは環境を読み違える形となりました。
私はもしCLに出ていたらピカチュウを使おうと考えていたので、この環境の読み違いはかなり大きいものであると認識しました。
また、セキタンザンは「盤面が完成したら強いがデッキ再現性が低い」という評価でしたが、予想以上にデッキ再現性が高いもので考えを改める必要があると感じました。
2.シティリーグの環境考察
基本的にはCLで結果を残したデッキがそのまま増加すると考察しました。
CLが終わってから2週間ほどしかなく、基本的には自主大会は存在するもののデッキに対しての理解を深めるには時間が足りないと考えたからです。
今回のシティまでに行える調整として
この2つが主になると考えました。
新タイプのアーキタイプのデッキを考える人も何人かはいるとは想定していましたが、考えてもキリがないので対面でなんとかする形になりました。
各デッキの詳細については省略させていただきます。
3.デッキ選択
上記のtier表を考えた中で
こちらが必要であると考えました。(多い)
シティリーグに出る中でなんとか納得したデッキを見つける為、環境デッキの弱点について考えることにしました。
これらを俯瞰的に見た結果、結論としてムゲンダイナか超パーフェクションがいい位置にいるのではないかと考えました。
ムゲンダイナは高火力が出しやすく、特性ロックギミックを採用しやすい。また、非エクアタッカーが多いからです。
超パーフェクションはエネ割や青天井の高火力、マリィ+ナイトウォッチャーやギラティナビートなど環境デッキにおいて対応力に優れていると考えたからです。
tierに載っているデッキは一通り候補として考えましたが、
・三神ザシアン
どのデッキにも勝ち筋を残せるが、先2・後1オルターを対三神ザシアン想定としてデッキを組んでる人が多いと思ったのでそのプランを通されると勝てないという評価です。(不採用理由としては弱いかもしれません。)
また、個人的にはミラーが難しくプレイング要求値が高い為候補から外しました。
・小ズガ
デッキ選択の懸念材料としてマッドパーティが存在していましたが、『ボーマンダV』の登場によって不利対面を返しやすく天敵となる『クワガノンV』がCLの結果にて減少している為、かなりいい位置にいると考えました。
ただ、デッキ再現性という念においては他のデッキと比較して低いと感じた為、候補としては外れました。
・セキタンザン
環境としていい位置にいるがミラーが難しく、メタカードとして『ミミッキュ』の採用が増えそうだと感じました。また、上手い三神相手は微不利と認識しています。
デッキタイプとしては好きなので上記の候補として挙げたムゲンダイナと超パーフェクションが納得できる構築を組めなかったときには所謂逃げデッキ候補にしていました。
・ルカメタ
2週間で練度を上げるには厳しいと感じました。
また、基本的に長期の試合を見据えて戦う為時間切れや思考時間の減少が課題としてあるように感じました。
環境の立ち位置としてはすごく良い位置にいると思います。
・マッドパーティ
エネに触れるかどうかがシビアそうという認識です。パーツ買ったまま回せてないデッキなので他のデッキに比べて知識が少ないです。
三神対面では相手のバトル場と初ターンの落ち方によってかなり有利不利がぶれそうなデッキタイプである点がネックに感じていました。
こちらも上記2デッキで納得できない状態での逃げデッキ候補でした。
仮想対面を想定した場合1人回しがしやすそうなデッキタイプなのでギリギリでも煮詰めれるのかなと思います。
ただ、ワンウェポンのデッキは使用デッキとして苦手なのでセキタンザン>マッドパーティで考えていました。
上記の理由によって逃げデッキ・候補から外れる形となりました。
CLが終わってまだ時間が経っていない現在の環境では、いかに環境のデッキに対して勝ち筋を見つけることができるのかが大切になると思います。
4.ムゲンダイナVS環境デッキVSダークライ
デッキ選択にかなり紆余曲折してしまいましたが、ムゲンダイナと環境デッキの有利不利について考えることにしました。
「あれ?超パーフェクションは?」と思った方もいるかもしれませんが、練習段階で技マシンとなるGXポケモンがめちゃめちゃにサイド落ちしたので萎えて候補から外しました。笑
(実際のデッキと取るプランは後で詳しく説明します。)
VS三神ザシアン 微不利
微不利は三神ザシアンに先2.後1オルタージェネシスGXを言われてる上での相性です。
序盤に想定するプランを通せたらムゲンダイナがもっと勝ちやすくなる認識です。(後述します)
また、無人発電所やエネ割などプラスの要素によって相手のオルタージェネシスを先2または後1に言えないようにすると1ターン捲れるので勝てるマッチになると思います。
VS小ズガ 微不利〜有利
このマッチはお互いの構築によってかなり勝率が前後する印象です。無人発電所やアブソル、ガラルマタドガスなどのカードを絡めることによって勝率を引き上げることができると思います。
アブソルだけだと要求値をあげる点においては弱いので相手がうまければ返されやすい認識です。
VSセキタンザン 不利
弱点をつかれるマッチです。ウィークガードの採用枚数やネズの採用によって拾えるマッチになると思います。
VSムゲンダイナ 五分
基本的にミラーマッチなので五分五分だと思います。ムゲンダイナはムゲンダイナをワンパンできないので先殴り有利ですが、サブアタッカーが豊富なので相手の盤面を見ながら適切なサイドプランを立てる・押し付けることが大事だと思います。
VSルカメタ 不利
ザマゼンタを押し付けられるとしんどいマッチです。ボスの指令を多投する・非エクアタッカーを増やすなどが勝率を増やすポイントだと思いますが、相手のベンチ展開やマオ&スイレンの枚数などによってかなり勝率が前後しそうだと思います。
VSマッドパーティ 微有利〜有利
ムゲンダイナのパワーアクセルでポッドデスラインを倒せて、ガラルジグザグマを組み合わせることによってホルビーも倒せます。非エクアタッカーを採用することでサイドレースにも対応することができます。
また、無人発電所が入っていると相手のテンポロスを狙えるのでより勝率は上がると認識しています。
駆け足にはなりましたが一般的なムゲンダイナだとこのようなマッチだと判断しています。
採用カード(メタカード)を詳しく設定していない為、一般的なムゲンダイナより勝率は低く見積もっています。
また、上記には記載していませんが、VS雷系統は基本的には有利or五分、有象無象には勝ちやすいデッキだと認識しています。
結論を簡潔にまとめると、特にデッキコンセプトのないムゲンダイナでも一定数の勝率を出すことはできるが、
三神ザシアン・セキタンザン・ルカメタ・小ズガ・ミラーには何かしらの対策カードが必要であると感じました。
※マッドパーティは相手が出すおおよその打点を理解すればぶつけるアタッカーでなんとかなるイメージです。相手の上振れ・下ぶれによって火力が変化するので自分の実際のイメージと差異が出てしまうと勝ちにくいマッチになると思います。
5.実際にデッキを組む
私がシティまでに行った工程としては
上記の①〜③を繰り返して行いました。
②はタイミングによって分岐で行っていたので2項目あります。
仕事場での休憩中や通勤時間、身内と練習できないときは1人回しより頭の中でプランを考えたりnoteを見て情報収集することの方が多いです。
ここからは当日使用したデッキを組む過程での没となったリストを記載していきます。
①マタドガス軸ムゲンダイナ
【デッキコード】xKccc8-UxPCeX-YcccKJ
サブアタッカーとしてマタドガスを採用した型で、ミラー・セキタンザン・非エクを厚くみた構築です。
ミカルゲ・マタドガス・ムゲンダイナ+ジグザグマで40点出せるのでイベルタルGXのデスカウントGXも打ちやすい構築となっています。また、相手のアタッカーがマタドガスの毒を受けたままターンが回ってくるとドレッドエンドの要求値がめちゃくちゃ下がります。
マタドガスを採用した為、無人発電所は役割が被ると考えたのでナイトシティを採用しています。
コントロールに近い型のムゲンダイナに仕上がっています。
没理由としては一般的なムゲンダイナよりカチャりやすく、三神が重いと感じました。
コントロールに寄せた為、本来のムゲンダイナよりパワーが落ちているのもネックに感じました。
②エネ割ムゲンダイナ
【デッキコード】5kbFFV-eZkLjw-FvVkF1
三神が重かったので、「クラッシュハンマー」を採用しました。
コインを投げるデッキは得意じゃないので握りませんでしたが、現在の環境では一通り勝ちプランのあるデッキの1つではないかと思います。
もし使うならミカルゲを抜いてムゲンダイナV・フーパをそれぞれ1枚ずつ増やすと思います。
③マタドガス軸ムジンダイナ
【デッキコード】dvVfVb-hK8lYf-VFFFfk
ここからスタジアムが無人発電所になっています。
スタジアム変更の理由としてはマタドガスは基本的に中盤に押し付けることが多いのですが、序盤に相手のテンポロスを狙いたい場面が多かったので無人発電所とマタドガスの共存は選択肢としてありだと思いました。
コンセプトとしては強い分、ハイド悪エネルギーの引き込み具合や入れ替えの重要性がとても上がっています。(=対応性に欠ける)
④ムジンダイナ
【デッキコード】gLLgnL-ae4MVW-nLLLn9
マタドガスいなくても非エク・ミラーには勝てるんじゃね……?って結論になったので抜きました。
1ターン目から無人発電所+マリィでロックしたいのでなるべく厚く積むように意識した形になっています。
6.当日使用したデッキ
ここからは実際にシティのマッチアップと当日使用したデッキ、採用理由について記述いきたいと思います。
予選の最後はボールで山見てクロバットサーチしたつもりがサイド落ち確認して何もサーチせず満足してカットしてしまって負け(アホ)
決勝トナメは4ターンほどドローゴー(イベルタルで小突くことはできた)、相手が回す最中に入れ替え4枚切ったのでLOプラン狙いましたが、付け替え×2枚に屈したので負けた形となりました。
当日使用したムゲンダイナ
【デッキコード】
MpUUpp-iuc3MW-MpyUMy
【ポケモン】
・ムゲンダイナVMAX (3)
基本的にアタッカーとしては1〜2枚使うのでサイド落ちケアで3枚採用です。
・ムゲンダイナV (4)
現在の環境デッキを考慮すると積極的にバトル場でスタートしたいポケモンなので4枚採用です。かなりの対面で後1パワーアクセル打ちます。
・クロバットV (4)
盤面が埋まるリーリエ。三神に対して3-3取られるプランを考慮して控えめに3枚採用も考えましたが、流石にパワーカードなので4枚。
下手な使い方すると盤面が変に埋まってしまう、リセスタに弱い山になってしまう、試合を通して回り切らずカチャってしまうので場面は考えて使いましょう。ドレッドエンドの打点が足りていたら手札に握ったままワザを打つことも多いです。
・イベルタルGX (1)
ムゲンダイナデッキにおける秘密兵器。タッグチーム・VMAX相手だとかなりの確率で使用します。2枚採用は枠があればサイド落ちのケアはもちろん、気軽にベンチに置けるのでありだと思います。
・ジグザグマ (2)
デスカウントGXを打つためにパワーアクセルで足りない1打点を補います。
マッドパーティ対面ではホルビーに対して1点載せることが多いです。
基本的にデスカウントGXのプランをとるときには1試合に1回使うのでサイド落ちケアで2枚採用されています。
・アブソル (1)
ジラーチを使う相手に対して要求値を上げることができます。
小ズガ対面で欲しいカード。
・ミカルゲ (1)
1エネ40点出せるポケモンです。
デスカウントGXプランを狙えるカードその2。セキタンザンのストーン闘のつき方を見てうらみだめの打点を調整します。(2枚ついていたら70点-40点+ジグザグマで40ダメージなど)
また、非エク対面でも仕事しやすいので採用しています。基本的にパワーアクセルから入るのが強いので2枚→1枚になりました。
・フーパ (1)
個人的にあまり強いと感じていませんでしたが、当日めちゃくちゃ活躍したので入れて良かったカードです。
基本的に非エク相手に活躍するポケモンです。弱点が草なのでドンファン対面でぶつけやすいのも偉いです。
また、マッドパーティの先2 130点は出にくいイメージなので、自分が後攻とった時に相手の先1の動きを見てアタッカー候補に選択するといいと思います。
入れた理由は横浜CLでシニア1位の子が採用していて推していたので迷ってた1枠に差し込みました。(候補はアブソルorデンジャラスドリル2枚目でした。)
・アローラニャース (1)
エネなし70点の最強ポケモンです。
使うタイミングは前に狩れるポケモンがいる時・ムゲンダイナで殴りたくないときです。
詳しくは各マッチアップでの動き方のときに記載できたらと思います。
【グッズ】
・クイックボール (4)
流石に4枚。
・スーパーボール (2)
気軽に使えるボール。序盤は弱いけど後半の山に触りたいポケモンがいるときは強いです。使えた場合はポケモン通信の方が強いのでこちらは2枚です。厚めにボールを積むなら4-3-3だと思います。
・ポケモン通信 (3)
ムゲンダイナVMAXを持ってこれるカード。
ボールはとりあえず使ってクロバットVの引ける枚数を増やす動きが強いですが、場合によってはポケモン通信を握ったままプレイする方が強い(安定する)こともあります。
・ポケモン入れ替え (3)
アタッカーを相手によって変えることが多く、回収ネットが不採用のため2枚から3枚に増やしました。
ふうせんと合わせて初手にどちらか持っておきたいので計5枚採用のイメージです。
・カウンターゲイン (1)
ムゲンダイナが1ターンで起動します。基本的にサイド先行のデッキだと思うので1枚採用です。
・ふうせん (2)
ポケモン入れ替えとの比率は4-1でもいいと思います。
ムゲンダイナVMAX以外はふうせん対応なので3-2にしています。
・デンジャラスドリル (1)
特殊エネ・スタジアム・ポケモンのどうぐを割れます。めちゃくちゃ強い。
スタジアムは混沌のうねりがはいっている相手に対して割ることが多く、特殊エネルギーは三神やムゲンダイナなど手張り要求が大事なデッキに対して割ることが多いです。
ポケモンのどうぐはエスケープボードやふうせんを割ってテンポロスを狙ったり大きなおまもりを割って打点の圏内に入れることが多いです。
強いカードな反面、使わないタイミングは手札に溜まるのでクロバットVとの兼ね合いの都合上採用しても2枚が限度かなと認識しています。
・リセットスタンプ (2)
0〜2枚の採用幅で結構悩みました。
結果としてコンセプトが無人発電所で相手をロックする為、要求値を上げるカードとして2枚採用しました。
マリィは相手の札を流して雑に要求値を上げるカードでリセスタは終盤に打って1ターン作るカードだと認識している為、マリィがある=リセスタ不採用は一概に言えないと思います。
基本的に序盤のテンポを取るデッキなので0or2にしてもいいと思います。
【サポート】
・博士の研究 (4)
自分が回らないと始まらないので最大枚数採用しています。
マリィ打つと自分も止まりやすいので博士メインになりました。
・マリィ (3)
雑に相手の札を流せるカードです。
デンジャラスドリルなど切りたくない不要札があるときや、サポートめちゃくちゃ手札にあって博士の研究を使いづらいタイミングなどに使うことが多いです。
蛇足ですが、マリィを使用して対戦相手に「あそこのマリィめっちゃきつかったですw」って言われると最高に気分が良くなります。
・ボスの指令 (4)
最強カード。プランを押し付ける為に最大枚数の4枚採用。
【スタジアム】
・無人発電所 (3)
デッキコンセプト。4枚は過剰だと判断したので3枚。
【エネルギー】
・基本あくエネルギー (6)
・ハイドあくエネルギー (3)
・ウィークガードエネルギー (1)
元々5-3-1で回していましたが、なるべく初手に引き込みたいので1枚エネルギーを増やしました。
ミラーでのデンジャラスドリルのケアやパワーアクセルでエネルギーをつけれるバリューを考えて基本エネルギーを厚めに採用しています。
セキタンザンを厚くみると5-3-2でもいいと思います。
6-1.不採用カードについて
こちらでは不採用カードについての理由を記載していきたいと思います。
・ガラルマタドガス
いなくても小ズガ・マッドパーティ・ミラーは勝てると判断した為抜きました。今後の環境次第で採用するサブアタッカー枠だと思います。
・ヤミラミ
基本的に必要なカード60枚で組んでいるので特性でトップを見てもそのまま戻すことが多いと感じました。
ワザは優秀だと思いますが、手張りが必要で入れ替えを多投する環境なので返された後のプランが立てにくいと思ったので不採用にしました。わんちゃんは作れるカードだと思います。
・回収ネット
プランに回収ネットが必要ないので不採用です。
・ネズ
進化先、クロバットV、エネルギーと器用に欲しいところに触れるので強いカードだと思います。ネズ自体にサポート権を使うのはいいのですが、構築上ネズを採用して他のドロサポを薄くすると回りにくくなる・山札の圧縮が厳しくなると思います。
博士、マリィ、ネズで4-3-1のサポート配分は強いと思いますが、今回はボスの指令を4枚採用したので不採用になりました。
・キャプチャーエネルギー
パワーアクセルのバリューを上げた方が展開的に楽になると考えたので不採用です。闘が減ればウィークガードの枠はキャプチャーエネルギーに割けると思います。
そのターンベンチに出したいポケモンは基本的に手張りしたいポケモンなので、他のポケモンにキャプチャーエネルギー貼って欲しいポケモンを持ってくる動きが弱いと感じたことも不採用理由です。
このカードの採用はどうか?などあればDM・コメントにて随時募集しています。
7.環境デッキに対してのプランニング
ここからは具体的な環境デッキに対してのサイドプランを記載していきたいと思います。
基本的には後攻を取りにいきますが、決勝トナメなどマッチが分かっている場合のみ先を取りにいく場合もあります。
デッキタイプによって先行・後攻でプランが決まっていてそれを押し付けるパターンと試合を通してポイントを抑えながら戦うパターンがあります。
少し記事としては読みにくいですが、参考になればと思います。
VS三神ザシアン
基本的なサイドプランは3-2-何かです。
【先行】
先行のプランは先2で取れるポケモンを順当に取っていく形になります。
後1オルターはしんどいですが三神がバトル場にいる為、全力で先2ドレッドエンド280を狙いましょう。
無人発電所を貼れていたら後1オルターの要求値はかなり高いと思うので勝てるマッチだと思います。
【後攻】
後攻のプランは基本的にムゲンダイナのパワーアクセルを手張りされた三神に対して打ち込みます。ベンチにいてもボスの指令で引っ張れるようボスの指令が4枚採用された構築になっています。
相手の先2オルターに対してジグザグマを組み合わせることで後2デスカウントGXで返します。先3は三神視点ザシアンVを起動させることが要求値です。また、後3ドレッドエンドでそのザシアンVを取ると相手の要求値はめちゃくちゃ高いので順当に勝てると思います。
相手のザシアンにふとうのつるぎでエネルギーがついたパターンだと、後1パワーアクセルに対して先2ブレイブキャリバーを打ち込まれてテンポを取られるので
上記3つのプランから選択する形になります。②は行動に対する必要パーツが多く③は後々手張りエネルギーがしんどいので
基本的には①>>②>③のプランで優先を立てるといいと思います。
後攻でプランを押し付ける為、ボスの指令が4枚と入れ替えカードが多投された構築となっています。
VS小ズガ
FTB型、普通の小ズガと型が数種類あるのでサイドプランは立てにくいです。序盤はジラーチを狩ることを意識的に行ってプレイングします。
フーパ・ミカルゲを使って倒せるポケモンをしっかりと倒しましょう。
ムゲンダイナVMAXで殴るときはできるだけ相手の要求値を上げたいので、
無人発電所+アブソル+マリィを心がけます。
狩れるのであればオドリドリGXは狩っておきましょう。(スタジアム割られるとたむけのまいから入られて要求値を満たされやすくなるため)
また、試合を通したプレイングとして
これを意識的に行うと相手の要求値的にしんどくなると思います。
アブソルがウッウVに狩られると後々しんどくなります。
先・後のプランを綿密に立てるというよりかは"相手の要求値をいかにあげるか"が大切なマッチだと思います。
VSセキタンザン
イベルタルで1匹、ムゲンダイナで1匹セキタンザンVMAXを持っていって3-3のプラン。または、3-1-1-1のプランを目指します。
【先行】
先行は先2からセキタンザンVを倒していってテンポを取ることが1番勝ちにつながると思います。取る優先度はセキタンザン>マグマッグ>ヤレユータンだと思っていますが、マグマッグが2匹いた場合はヤレユータンから取る方がいいと思います。
【後攻】
基本的にはミカルゲで40点セキタンザンに置きにいきます。
ムゲンダイナで殴ると2ターン目にふんかだんで倒され展開的に苦しいのであまりいい手とはいえません。
相手のセキタンザンにストーン闘が貼られていた場合はデンジャラスドリルorジグザグマ×2が必要です。要求値としてはかなり高いのですが、サイド落ちはしっかり確認しましょう。
デスカウントGXの要求は3ターン目までに満たす(キョダイガンセキを打たれる前のタイミング)ことができればテンポは取れると思うのですが、3ターン目に相手の盤面が完成していた場合はマオ&スイレンでダメージケアされると思うので結果的に不利な試合運びになると思います。
前述しましたが、ムゲンダイナVMAXにウィークガードエネルギーを貼れると現実的に拾えるマッチになると思います。
また、相手のワンダーラビリンス◇は刺さりこちらの無人発電所はあまり刺さらないのでスタジアムは張り替え用というのを意識付けしておきましょう。(あまり山に残しすぎてもリセスタに弱くなるので諸説あります。)
VSムゲンダイナ
ミラーは3-3または3-2-1のプランを目指します。
【先行】
2ターン目からエネのついたムゲンダイナを倒せれば完璧です。
厳しい場合はムゲンダイナVMAXを先殴りされるとしんどいので相手のムゲンダイナにパワーアクセルを打ちながら裏のムゲンダイナにエネルギーを貼る(デスカウント圏内に入れる)プランを取ります。
または、ミカルゲでムゲンダイナに40点載せるor70点で取れるポケモンを取ると後々のプランが決めやすいと思います。
【後攻】
相手にHP70以下のポケモンがいた場合はアローラニャースで1匹ポケモンを取ります。
いない場合は相手の手張りしたムゲンダイナにでばなをくじく(次ターンドレッドエンド270圏内に入れる)またはパワーアクセルを打ち込みます。
パワーアクセルを打つ場合はベンチのムゲンダイナにエネルギーをつけれてないとテンポを取られて負けてしまうので頭に入れておいましょう。
相手の出方を見て効果的に殴れないときはエネルギーのついていないムゲンダイナを壁にして要求値をあげたりすることでターンを作ります。
VSルカメタ
このマッチもサイドプランは立てにくいです。
ジラーチとルカメタがいた場合は1-2-3、ほとんどは1-2-2-1または2-2-2になると思います。
ザマゼンタVをデスカウントで1匹持っていきましょう。場のポケモンの合計でサイド6枚取らせてくれると勝ち目はありますが、ザマゼンタ2匹+1匹だとほぼ勝てないマッチだと思います。
相手がザマゼンタVスタートの場合は全力でミカルゲ・フーパ・ムゲンダイナVを使って取りにいきましょう。マッチとしては切り気味です。
VSマッドパーティ
【先行】
後1ターン目は100前後の打点のイメージなのでクロバットVやムゲンダイナVを壁として差し出します。
先2からは相手のトラッシュの数を見ながら、1回耐えれそうならムゲンダイナV、耐えれなさそうならフーパやミカルゲを押し付けます。試合を通して無人発電所を上手く相手に押しつけて、ポッドデスを狩ることができたら勝てるマッチだと思います。
【後攻】
やることは先行と同じですが、後攻1ターン目から殴ることができるので先行より楽に戦うことができると思います。
8.あとがき
ここまで読んでいただきありがとうございました。
今後、シティリーグが進むにつれて新しいアーキタイプのデッキが増えたりメタが回ってデッキ分布が上下すると思います。その際に少しでもデッキ選択の基準になればと思います。
本当は有料記事で出そうかと思いましたが、デッキのプランニングの言語化があやふやで私自身ベスト4で散ってしまった為、本文は無料公開となっています!!(やけくそ)
何か質問等ありましたらコメント・DMなどお待ちしています。ではでは
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