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休日の熟考 MRの頑張りどころ〜アフターコロナ〜

どうも、ナミネーシャでございます。
私、実は本業にMRをさせてもらってまして
昨今「やれレム○○ビルや、ア○ガンだ!」
と騒がれて、「特例承認しようとか治験スタートした!」と記事をよく見かけるので

MRとしてすべき事とその現状のギャップを描いてみようと思います。


以前よりMR不要論が叫ばれておりました。
今、コロナにより訪問が激減してMRが居なくなった世界が医療機関で実現したわけです。
ミクスオンラインでは、約200人程の医療従事者へアンケートを取り70%が不満がないとの結果になったことから先生方にとって良しと捉える人の方が多いようです。

それもそうだと思います。
MRは情報提供者と言われるものの、会社から明らかにセールスマンとして扱われるのですから医局前に立った時、歩くスパム広告となってしまうのです。
しかし、ガイドラインが変更になり少しずつその姿は変わり始めているんです。
セールス色バリバリで処方の誘引できなくなったのですね。目立った事だと景品の提供ができなくなったこと。
厚労省ひいては国が「情報提供によって役目を果たせ」と伝えてきたことによる変化です。

この変化が起きた上でコロナの現状をどう役目を果たすのか考えてみました。

MR=情報提供者として言われてますので
・論文提供
・資材提供
そして、もう一つ情報収集の役目。
・副作用状況の把握
・製品の不具合の把握
というこの2つが平常時の活動となるでしょう。

ぜひ、このコロナを機会にMRという厄介者をこき使ってみてはどうでしょうか?

会社として嫌っているようですが
情報収集についてより効率的に活用できることがあると思うのです。
例えば、地域的に副作用の種類や出現率情報を出すことができるのではないでしょうか。
つまり、コロナによる悪化例についてなどその状況把握にMRを使って見てほしいのです。

この活動が難しい期間のため、セールスを控える企業が多く利益目的の活動を控えているため空想みたいな事をすることができるのでないでしょうか。

こんな提案でコロナに立ち向かうひとつの方法と思っていただけると嬉しいです。

最後にコロナが終息したのちの話でありますが、
最新の治療、副作用の状況などより早く知りたいとのことでしたら、メディカルアフェアーズ 通称 MAを呼んで貰う事をオススメします。彼らは会社と無関係の第三者機関のため利益を優先しない情報と論文から伝えられる最新情報を提供できるようです。


今後、MRは近隣の先生や最新研究に関わる先生から情報発信の場を提供することが中心になるでしょう。
また、副作用の情報についてより事細かに相談できるようになると思います。セールスよりも安全性を担保するそんな役割となることを私は願います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
これからの世代にほんの少しの期待を込めて変化があれば幸いです。