障害持ちの遺伝子

最近、ネットでこういうの見た。

「きょうだいに障害者がいるのかどうか聞くのは差別」

障害持ちのきょうだいがいる私(あくまで私個人の考え)として言わせてもらう。

きょうだいに障害者がいるかどうかは絶対確認すべき。

差別とか云々は正直置いといて、現実問題、障害者がきょうだいにいるってかなりのデバフよ。
障害って遺伝があるものもあるし(もちろんないものもある!!健常者からでも障害者は生まれる!!)、障害者のきょうだいって親が死んだ後その障害者の面倒を少なからずみないときゃいけない。

差別です!!って言ってそう言う人の口塞いだって現実的な問題は付き纏ってくる。
絶対向き合わなきゃいけない問題を向き合うべき時に知らせないのはどうなんだろうって思う。

実際、結婚した後障害者のきょうだいがいるのが発覚して、世話を強要されたとか話題として上がることがあるよね。そういうのを事前に話し合っていたら強要したされたにならないんだよ。

もし隠し通すのであれば、知らせていない配偶者に一切責任を負わせないようにするとかそういう配慮がこちら側には必要だよなって思うんだよね。相手の親が背負ってた借金を結婚前に知らされてないのに、いざ結婚した時親の借金肩代わりしてくれって言われたら「は?」でしょ?

隠し通すなら隠し通すだけの責任はあるのかもなって思う。
でもその責任をきょうだい児が背負うのもまた違うんだよね……たまたまきょうだいが障害者だったってだけなのに。
本当は親が全責任を持っていかなきゃいけないところだよね。障害者を産んだ責任とかそんなんじゃなくて、きょうだいを"きょうだい児"にしない配慮として。
でも実際は親は子どもより早く死ぬし、1番障害者と長く関わらなきゃいけないのはきょうだい児。
そう思うときょうだい児ってやりきれないな。

きょうだい児に幸せになるなって言いたいわけじゃない。

しっかり話すべきことは話しとこう。
話したくないなら、その話したくないことと配偶者は関わらせないようにしよう。

こういう話がしたかったんだけど、きょうだい児ってだけでこんなことまで考えなきゃいけないのか。ほんとデバフだな。

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