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では今日も30分の書き散らし
何にも覚えていなかった。記憶なんて当てにならない。

3月のライオンで読んだものが将棋の全てだった。力技ではどうにもならない、巧み逃げる王様、すり抜けるのがかっこいい。将棋が強い人に心奪われている。将棋が気になる。何手先も読む。読んで覚えている。全体を見渡す目。一つ一つの駒で読んでいたら何が大事なのかわからなくなるだろう。1番大事なのが何か、直感が働いている。そんなになるまで研究を重ねた人の頭の中を覗き見している、のが楽しい、将棋放浪記というYouTubeのチャンネル。将棋をやったことがないけれど、やってみたくなった。プロが生涯かけてやる深さのものだ。そういうのをあとから始めて面白くやれるものかしら。将棋でもスイカゲームでも、最後まで集中力を切らさないこと、崩さないようにすること。そんな精神力、どうしたら持てる？仕事も、対人関係も、逃げてはいけないなんて固く考えるんじゃなくとしたら、もっと柔軟に、ね。としてたら柔らかくなりすぎてしまっている気がして、バランスってどこにあるの。決める一手の打ち方よ。やはりどこかで固くを決めないといけないのであれば。抽象的な話だが。わからないならまだその時ではない。慌てなくていい、体を騒がせなければいい。暴れるなら頭の中で暴れよう。四方八方に暴れたい時もある。イメージの中でぐいっと、現実では起こり得ないことでもぐいっと、気持ちよく決まっていく。リズム天国。頭が痛くならない限り走れる。

飽きっぽい。目移り。ルービックキューブは放られている。
朝に時間の余裕があったので片付け。捨てた捨てた。どんどん捨てた。洗濯物がすぐに乾く。後頭部にどろっと汗が流れる。暑いけれど頭はしっかりしている。お風呂ならもっと熱いから慣れた。風通しはいい。生きている。吠える。

右手を伸ばせばイヤホンがある。左手を伸ばせば歯ブラシがある。目の前にはiPad。椅子に座って一歩も動かなくていい。完璧に組まれた部屋。怠惰のために、システムを組みがちだ。

時間が過ぎるのを月刊漫画雑誌の発売日が近づくことで実感する。あと1週間が早く来てほしい。