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第71回NHK紅白歌合戦で東京事変を観ました。

東京事変「うるうるうるう~能動的閏〆篇~」

 椎名林檎としては毎年国内最高峰のパフォーマンスやコラボレーションを行っていた椎名林檎だが東京事変としては初出演。
 2011年に椎名林檎として初出演した際には東京事変のメンバーをバックに「カーネーション」、そして東京事変の「女の子は誰でも」を披露しており、2016年の前回の閏年には「青春の瞬き」を何のアナウンスもなく東京事変のメンバーとともに、都庁から、20時16分から20時20分の間に披露という、様々な演出をてんこ盛りにして披露していたため、事変としての初出場感はほぼゼロに等しいのだが、今回のステージもとても楽しみだった。

 今年の曲であり、テレビ初披露、さらにMVなしという、どう交渉したらこんな選曲が通ったのかはたまた驚きだが、「閏年の〆」という意味ではこれ以上の曲はないだろう。
 サブタイトルにもあるように予想通り「能動的三分間」からスタート。とはいったもののSEのような使われ方で僅か30秒で終了。(この曲が3分間やらないのはおそらくライブ、テレビ問わず初めてなので新鮮ではある。)
 個人的には紅白で「作曲・伊澤一葉」という文字が出たのが何か嬉しかった。(米津玄師の「Lemon」でピアノを弾いていたり、細美武士とバンドをやっていたりと超売れっ子キーボーディスト。FGOでお馴染み坂本真綾の「逆光」もこの方作曲です。)

 あらためて椎名林檎(スーパーアーティスト)、亀田誠治(スーパープロデューサー。この日JUJUが披露した「やさしさで溢れるように」もプロデュース。)、伊澤一葉(前述参照)、浮雲(星野源のサポートギター)、刃田綴色(RADWIMPS、フジファブリックの元サポートドラマー)が一緒にバンドやっているって恐ろしいことだな。
 全員とんでもない個性の持ち主なのにバンドとして成り立ってしまう。そのうえで結局ボーカル椎名林檎が一番目立つようにできている。リード曲でなかろうとあっという間に「紅白映え」のパフォーマンスにしてしまう。あと10分くらいは観ていたかった。
 来年はライブ行きたいです。頼む!!!

東京事変


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