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洗い物作業をゲーム化してみたら、ハッピーおじさんになった

私の職場(旅館)では、日々仕事が入れ替わります。
料理の提供(サービス)をしたり、フロント業務をしたり、清掃業務をしたり、調理業務をしたり。

昨日の夕食時には洗い場に入ることになりました。
普段なら流れ作業のような単純作業ですが、自分なりに工夫してゲーム化する(ゲーミフィケーション)ことによってハッピーになりました。
この工夫の部分って結構大事なので、ぜひ取り入れる際のヒントになれば幸い!

ゲーム化する=ゲーミフィケーション

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そもそもゲーミフィケーションの言葉の定義とは?
wikipediaによれば、

ゲーミフィケーション(英: gamification)は、ゲームデザイン要素やゲームの原則をゲーム以外の物事に応用することを言う。

ゲーム的な要素を仕事に置き換えてみるということです。

例えば、ポイント制。
回転寿司のくら寿司ではお皿5枚につきビッくらポン!というゲームを実施することができます。
当たればガチャ玉をもらって子供はハッピー!

ゲームとは、時間を忘れて熱中してしまいがちなものですよね。
だったらその魅力を仕事に当てはめてやってみたら効果が出るのでは?
という取り組みなんです。

そんなゲーミフィケーションを昨晩の洗い場のお仕事で取り入れてみたんです。
具体的に言うと、

洗い場作業

早く仕事を終えて、残業を減らし、みんなの健康を守る

という、ゲーム登場人物の健康を守るゲームと設定したのです。

スケールが大きくなりましたね。
私はまるで正義のヒーローです。
洗って、拭いて、棚にしまう作業が、社会的意義のある使命に早変わりです。

結果どうだったでしょう?
ヒーローはみんなのために獅子奮迅の活躍。
みんなは気持ちよく仕事ができ(たと思う)、いつもより早めに帰って行きました。
ヒーローは、
「今日も無事、この世の平和を守れた!」
という思いから、疲れを感じることもなく、冒険を終えたのです。

抑えておきたいゲーミフィケーション課題設定ポイント

さて、ここで、本題です。
このゲーミフィケーションの過程で重要なポイントがありました。
なんだと思いますか?


それは、
課題設定を他者のためにしてみる
ということです。

自分のありたい未来や欲しいものを願って行うよりも、
「誰かのため」になっている課題にすること。
これによって、ゲームが終わった後に、
「誰かのため」になれた!」
という思いが、自分にとっての充実感になるのです。

これは、人から認められなくてもそう感じることができるのが不思議なところ。
相手が喜んでいようがいまいが、
自分が誰かを想ってやったかどうか?
というのが、ポイントなのです。

しかも、もし誰かに認められたら儲けもん。
さらに充実感を味わうことができるのです。


貢献感を感じることが幸せへの第一歩

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ちなみに、私が学んでいるアドラー心理学でも同じことを教えています。
人に貢献できている実感を味わうこと。
このことが、幸せになる勇気だとアドラーは説いているのです。


日々の単調な作業、家事、育児。
そんな場面でゲーミフィケーションという考え方を取り入れてみると、この世の平和を守るヒーローになれるかもしれません。


今朝のYouTube配信では、作業内容を詳しく解説しています。
よろしければこちらもどうぞ。
単調な毎日に彩りを! ゲーミフィケーショ(YouTube)


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