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新たなコミュニケーション術「あなたの仕事へのこだわりって何ですか?」

先日、会社での会議の中で、上司からこんな質問を投げかけられました。

「みなさんの仕事へのこだわりって何かありますか?」

聞かれた瞬間、え、なんかあったっけ?
と思考を深くえぐられるような質問でありました。

その答えを考える過程で感じたこと
同僚のこだわりを聞いて感じたこと

互いの人間関係を良好にする上で、とっても大事なことだと思ったのでシェアさせていただきます!

動画でご覧頂きたい方はこちらをどうぞ。


私のこだわりって何だろう?

こだわりって聞かれて、正直面食らいました。
普段自分が当たり前に思ってやっていることって、当たり前すぎてなかなかわからないもの。

思い巡らせて、考えていると、ふと思ったのは、時間に関することです。


仕事にかける時間って人生においてとっても長い時間だと思うんです。
私の場合、通勤含めると、1日12時間くらい仕事に関わっています。

(12時間 x 週5日)÷ (24時間 x 7日)
= 約35%

限りある時間のうち、35%もの時間資源を仕事に投資しているとも言えます。
人生の3−4割の時間を捧げている仕事を無駄にしたくないし、せっかくなら有意義に過ごしたい。
私はそう思うのです。

ちなみに、有意義とは自己実現を図れるということ
また、仕事と残りのプライベートの時間をうまく活用し合える(レバレッジを利かす)ということ

例えば、
私はプライベートで地域メディアを運営しており、観光業に従事しています。
メディア運営の中で出会うたくさんの人脈。
仕事での課題解決でその人脈を活かしてみる。
また、仕事で得られた知識や観光の現状を地域メディアで発信してみる。

互いにレバレッジを利かすことによって、調べたりする時間が減る=生産性をあげることが可能です。
また、そこに課題解決という価値を生むことで、周りから感謝され、ゆくゆくは将来の自分のキャリアに繋がる=自己実現ができる。

そんな状態に持っていけるような仕事の時間の使い方。
それが私の仕事へのこだわりです。
ちょっと変わったこだわりかもしれませんね(笑)

上司からの質問の投げかけで、改めて、自分の考え方を理解するきっかけとなりました。


みんなのこだわりを聞いて親近感が湧いてきた

同僚のこだわりを聞くこともいい経験でした。

「自分が楽しんでサービスしてこそ、ゲストに楽しんでいただける。」
「当たり前のことを当たり前に行う。決められたことをしっかりやる。」
「準備以上のものは本番ではでないから、しっかり準備する。」

なかなか普段聞けない、同僚のこだわり。
そんな風にこだわっていたんだー、と同僚への理解が一歩深まった気がしました。
確かに、普通に仕事中や、休憩中にこんな会話することないですもんね。

自分を知り、相手を知ることでミスコミュニケーションが防げる

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まず自分が何にこだわっているのか知ること。
そして、同僚が何ををこだわっているのか知ること。

このお互いの理解が深まることで、人はみんな違うんだ、ってことに気づくことができます。

普段人に対して、ネガティブな印象を抱くとき、こんな考えが頭に浮かんだことはないでしょうか?

「これはこうやればいいはずなのに、あのひとはなんでこういうやり方をするんだ?」

「あの言い方ないんじゃない?こう言えばいいはずなのに?」

これらの考えのベースにあるのは、
「なんで自分(の考え)と違うことをするの?」
です。

でも、そもそも、人はみんな違うから、自分基準で考えないほうがいいはずではないでしょうか。
そして、もし相手のこだわりを理解していれば、このような誤解が生まれないのではないでしょうか。

例えば、仕事がとっても遅い人がいるとします。
しかし、この人のこだわりは、
「決められたことをしっかりと丁寧にやる」
だとします。

それがわかっていれば、
「この人は仕事が完了するのに時間がかかるけど、丁寧だからミスが無いよね」
というように、相手の悪いところ(ダメだし)ではなく、いいところ(ヨイだし)ができるようになるのです。


自分を知って、相手を知る努力を

自分のこだわりを知って、相手のこだわりも知り、人は違うということを理解する。
これによって、人間関係も大きく変わってくるのでは?
と今回の上司からの投げかけで気づきました。

少なくとも、私は同席していた同僚3名のこだわりを知ることができて、なんとなく親近感が湧いたのは事実です。


職場の同僚や、家族、パートナー。
一緒にいる時間が長い人であるならば、その時間を有意義に過ごすために。
その人なりのこだわりを聞いてみるのはいかがでしょうか??


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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