学生たちの今
先日は南山大学で多くの学生さんと話をしたのですが、その後しばらく彼らのこと考えていました。
コロナウィルスでこれほど急激に情勢が変わってしまい、多くの人たちの生活が不安へと突き落とされました。
真面目な大学4年生たちは、昨冬からいろんな計画を立てて準備をしてきたはずです。
これまで培った経験を社会にぶつけて、自分の力試しをして、目標とする仕事に挑戦する間際のことでした。
それがガタガタと音を立てて崩れ去りました。
企業は採用を控え始めました。
対面の面接からオンラインへと切り替わりました。
見通しも立ちません。
不安だらけです。
思えば、近いことが以前にもありました。私は1992年8月に交換留学生としてアメリカの大学に1年間派遣されました。
1993年の5月に帰国予定でしたが、その間にバブル経済が弾けちゃったのです。
留学が終わり、日本に戻った日にJリーグが開幕していました。
しかしその映像が空回りするほど日本社会は暗転していました。
今と同じように企業は採用を取りやめ始めたため、前年までの明るさは見る影もありません。
私はこちらの大学の勧めから、渡米前にある程度就職活動をしていました。
「帰国したら来年必ずまた伺いますので、一年間勉強してきます」と挨拶をするためにいろんな会社を訪問していたのです。
でも翌年実際に会ってみたら「覚えてます、覚えてます!野中さんですね。でも申し訳ないんですが今年は…」と、事前に話していた全ての会社から言われました。
その時、選択肢はかなり狭まりました。
まぁ、結果的に就職はできたのですが、大変な就職活動でした。
今の大学生たちが置かれている就活事情はあの時とは要因が違いますが、大きな不安に包まれていることは間違いありません。
頑張ってほしいなぁ。
プレゼントのお知らせ
コミュニケーションスキル協会は今プレゼントキャンペーン中です!
オーディオブック「言葉の大学」
小冊子「言語コミュニケーションの秘密」
そして書籍「プレゼンのレシピ」(廣済堂出版)
全部まとめてプレゼント!
お申し込みはこちらから!
https://resast.jp/subscribe/135035/174279
「プレゼンのレシピ」は書店で買えば1,540円。
「言葉の大学」と「言語コミュニケーションの秘密」は非売品のプレミア物です!
信頼を勝ち取る「知的な話し方」ができるヒントが満載です!