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子宮筋腫。腹腔鏡&子宮鏡下ダブル手術を受けた記録①プロローグ

かれこれ6年くらい前。
会社で受けていた人間ドックで、子宮に2~3センチ大の筋腫があることが判明。子宮筋腫は子宮にできる良性の腫瘍(こぶ)で、できたからといって何や大騒ぎするほどのことはなく、放っておいても危険性はありません。

わたしの子宮にある筋腫はその後数年間にわたりこの小ぶりサイズを維持し続け、生活上もとくにこれといった支障がなかったので経過観察を続けて時は過ぎ、昨年。区の定期検診で筋腫のサイズがいきなり倍増していることが発覚しました。

「7センチくらいだね~」という計測にビビるものの、すぐに手術で切ってしまうという決断はできず、せめてもの抵抗として以前からきいていた投薬治療に頼ってレルミナ錠を処方してもらい半年間服用したのでした。

レルミナ錠はエストロゲンの分泌を低下させることで閉経状態にして、筋腫を成長させなくする(しぼませる)薬。ふだん出るものが出なくなるんだから、そりゃあ副作用もあるわけで。わたしはいわゆるホットフラッシュという突発的なほてりと、リウマチを疑いかけたほどの関節のこわばり(指が曲がらない、朝起きると足が硬直してしばらく立ち上がれない)という厄介な症状に数か月悩まされたのでした。つまりは更年期障害の前倒し体験ですね。

レルミナ錠を半年間服用し(服用最大期間が半年と決められているのです)再度臨んだ検診で、筋腫はふたたび3~4センチの大きさまで撤退!…しかーし、そこで油断したのもつかの間、さらにその数か月後に受けた検診で筋腫がふたたび7センチ大に復活していることが判明したのでした。

あ、はい。もう、いいよ、わかりました。
「切ってもらっちゃいたいです!!!すぐ!!」

ということで、信頼のおけるオペをしてくれる先生に紹介状を書いてもらって、いざ総合病院へ。

紹介先の先生は、腹腔鏡手術の第一人者ということで人気が高い。初診予約も取りづらいという噂も聞いていた中ラッキーなことに、スムーズに診てもらうことができたわたしは初診からちょうど1か月後にいざ手術、とあいなったのでした。

(②入院1日目 に続く)
計8記事になっちゃった!

#子宮筋腫 #腹腔鏡手術 #子宮鏡下手術

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