SUM41には唯一無二のカッコよさがあった ~デイヴバクシュに思いを馳せて~
鳥肌待った無しのメタリックなリフに、突き抜けるポップな爽快感。
きっと多くの人がSUM41の音楽にち◯んちん奮い勃たせてたに違いない。僕もその内の一人だ。(いきなり下ネタかよ)
女性はどうなんだって?
そりゃもう、びしょ濡れよ(Ken Yokoyama風)
今年のダウンロードフェスにSUM41出演が決まった。
宣材写真には見慣れた浅黒いおっさんが写っていた。
そう、彼こそが、SUM41をメタッリクたらしめていた張本人であり、しばらく脱退していたギタリスト、デイヴバクシュなのだ。そしてコーラスもちゃっかりうまい。いや、めちゃくちゃうまい。
くぅーかっこいいなぁ!
画像なさすぎだろデイヴちゃん!
好きなギタリストは誰?という質問に、僕は必ずデイヴの名をあげる。あとROLLYとT-SQUAREの安藤正容、Andy Mckee、Neil Zazaだ。
高校生の頃、中1から使ってたギターをついに買い換えようと、バイト頑張って彼と同じギターを買おうとしたけど、PRSって知って泣いた思い出がある。
結局FUJIGENのセミアコを買う謎。この話はまたいつか。
中高生の僕にとって、ポップパンクとメタリックなリフの組み合わせは、カレーにハンバーグ、オムライスにビーフシチュー、上原亜衣にセーラー服、くらい最強の組み合わせだった。
高校の頃、ファミマでバイトしてた時、そこにいたちょっと変わったフリーターのお兄さんがめちゃくちゃSUM41が好きで、よく話してたのを思い出す。
彼のギターはデリックと同じ様にバッテンが貼ってあって、高校生の俺でもさすがに引いたのを覚えている。
グレコのピックアップくれたり、MAXONのコンプレッサーくれたり、アホみたいにいい人で大好きだった。(いろんな機材売り払ったけど、今でも2つは大切に持ってます)
やたら熟女好きで、その内容がエグすぎてアメリカンドック落っことしたことを思い出してしまう。
SUM41と僕の思い出は、熟女とアメリカンドッグです。
元気かなーHさん。
デイヴの脱退理由は、フロントマンであるデリックのやりたいサウンドとの相違、デイヴ自身が大好きなメタルをど正面からやりたいということだった。
作詞作曲を手がけていたデリックは、正直、曲作りの際にデイヴに気を使っていたという。本当はもっとポップにやりたかったんだろうね。
SUM41にメタルを持ち込んで、バンドの顔とも言えるサウンドを作り出していたギタリストが、ガチガチにメタルやりたすぎて抜けたってことだ。
なんか当たり前っちゃ当たり前というか、やる音楽のジャンルって重要だなと感じた。
この記事を読んでる人はSUM41の楽曲をいくつか知っている人だろう。
あ、知らないで見にきてくれた人めちゃんこありがとうございます。
とりあえず
終始カッコ良い。俺が初めて聴いた曲はこれです。
デイブのソロシーンとスティーヴォのふざけっぷりがええなこれ。
いや、お前ら音楽性もなんでもありかよ。かといってオルタナ、ミクスチャーに括られることなく、メロディックなパンクスタイルでまとめ上げるのかよ。すげぇな。
この3曲聴いとけばいいと思います。個人的にはSummer、No Reason、Makes No Differenceあたりが好きですが、そこらへんはお好みで。
聴いたことない人に勧める時、上記のように思い浮かべる曲のほとんどが、デイヴがいた頃の楽曲だ。
彼が抜けてから、バンドの人気はゆるやかに落ちている。
そのデイヴが脱退した後のアルバム、"Underclass Hero"はポップさが戻ってきており、個人的に大好きなアルバムで名曲も多い。
ただ、やはり今までの作品と比べると、ギタープレイの面で厚みに欠ける。
性欲真っ盛りの男の子が、脳みそフルボッキしてしまうようなギターフレーズがないのだ。
1stのHalf Hour Of Powerでさえ、若さゆえのギャンギャンに輝くポップさに、ギタープレイの厚みがビシバシ感じられた。Makes No difference と Summer聴いたら素直に脳イキですよ。
イントロ開始0.2秒でバカみたいなポップさが感じられるこの感じ。意外と歌詞はシリアスなのがまた良い。
僕にとって夏の曲と言ったら、神聖かまってちゃんと希望の轍とSummerなんですよね。久石譲とSUM41は同列同格でっせ。余談でした。
デイヴのPRSが光るのなんのって。こんなん聴いたらソッコーで走り出したくなるに決まってるやん。
俺も北アメリカ大陸に生まれてたら、スケボー担いでVANSとDickiesに身を包んでたわ!!
2ndのALL KILLER NO FILLER、3rdのDOSE THIS LOOK INFECTED?、4thのChuckとリリースするたびに、もうギンギンのエロエロなわけで、海外のエロサイトで覚えた言葉を教室で連呼するくらいビンビンだったんすよわかるだろ?いい加減分かってくれよ(懇願)
メタリックかつポップな曲が増えて、バンドも商業できな成功をおさめることになる。
Chuckはダークで賛否両論あるアルバムになったけど、僕は一番好きです。
高校の頃は擦り切れるほど聴いたね。No ReasonとSubject To Changeなんか指から血が出るまでコピった。弾きすぎて手癖になった。
イントロからAメロにかけて、ゴリついたメタリックなリフ、そしてそこから感情の高ぶりを抑えられなくなるほどに爽快でキャッチーなサビ。
これこそSUM41だった。
何より、こんなバンド他に探してもいなかった。
デイヴの脱退以降、結局よくあるポップパンクのサウンドと同じになってしまった。
世界中で人気を博したモンスターバンドたるエッセンスがごっそり抜けてしまったのだ。
それでもなおデリックのメロディーセンスは光っていたけれども。
デリックとデイヴの化学反応は最強なのだ。デリックのメロディーセンスとデイヴのメタリックさが生み出した奇跡のバンドがSUM41なのだ。
面白くてドラムアホうま、そんでもってラップできるスティーヴォと、現在まで一貫して在籍している高身長イケメンのコーンまでいたら、そりゃ世界獲れるって。
そっからアヴリルと離婚して、人気キャラだったドラムのスティーヴォが脱退して、デリックがおかしくなる。
アル中になってしまったのだ。
2011年くらいはライブがゴミすぎて、国内でも批判されたいた。今でもGoogleで SUM41 ライブ と検索するとそのあとに 「ひどい」というのが出てくるくらいだ。
アヴリルと結婚した後、彼女のファンに嫌がらせされたり、離婚後、同郷の先輩バンドのチャドと結婚されたり色々大変だったのは間違いない。
カッコよかったデリックが、アルコール依存症で激太り&やせ細った姿がネットにアップされた時はめちゃくちゃ悲しくなった。
そりゃねぇよ...デリック。
オノヨーコじゃんかよ...。
緊急搬送されて、なんとか一命を取り留めた時の写真。
あと一杯飲んでいたらマジで死んでたらしい。勘弁してくれよ...。
が、デリックは彼女の支えもあり奇跡の復活を成し遂げる。
そしてその彼女と正式に結婚。式ではロックは流れなかったそうな。
ちなみに嫁のアリアナクーパーはこれ。
おいおいやるなぁデリック!アヴリルよりええやんけ!
ちなみに結婚式の時がこれ
おいおいおいいいい!!!!
嫁のアリアナはこの時、白のコンバースを履いてドレスを着ていたらしい。くっっそ良い嫁やんけ。
そして2015年、デイヴの復帰。
あのSUM41が帰ってきた。
そんなの脳みそガキのまま生きてる俺らのちん●ちんが反応しないわけないだろうが!!!
てめぇらがWarpedでフルボッキしたように、お前らのステージで俺らをまたイかせてくれ!!
※SUM41の由来は彼らが夏休みの41日目に行ったWarped Tourっていうフェスに感銘を受け、そこから名付けられている
僕がUnderclass Heroで一番好きな曲がSo Long Goodbyeという曲だ。
いやこれデイヴに向かって歌ってるじゃん??
二人が再開した時も、仲よさげにツーショットで写っていたし、喧嘩別れじゃなく、お互いの選択を尊重しあえる仲だったからこそ、今こうして復帰できたのであろう。
デイヴはオリジナルメンバー4人の中でも、少し物静かで落ち着いていたから、喧嘩でもしたんじゃないかと当時は心配だった。(つっても知ったの中学生だからそん時には脱退してたけど)
結果的に10年近くかかってしまったけど、こうして復活してアルバムも作って、日本にライブしに来てくれるだけで、俺らキッズたちはビンビンなんだ。
最近のライブの映像がアップされてた
バイト中、泣いてしまった。
1曲目The Hell Song、そりゃもう、イントロが、あーららこらら。
その後のセトリを見ても、いろんなアルバムから青春を思い出さずにはいられない曲ばかり。
昔好きで、めちゃくちゃお世話になったAV女優の動画は、時が経っても同じように輝き続けるのと一緒だ。一緒でしょ。一緒だってっつてんだろ!
No Reason原曲キーでやってるのみて、これから出すアルバムに期待せざるを得ない。
これが初期デイヴ。わふーかっこいい
今がこれ。うそやん???
デイヴでかくなりすぎてね??二の腕3倍くらいになってるじゃん?兵隊かな?
ドイツでのライブだからか知らないけど、いまいち客のノリがよろしくない気がする。
日本やアメリカの方が後ろまで跳ねまくってるのに。
Donotsでも呼んでくればええんか?
と思ったらコメント欄で海外の人も同じように思ってました。そりゃそうよな。
きっとダウンロードフェスでは、プレイもオーディエンスも、これ以上のものを見せてくれるに違いない。
そして俺らにあの頃のワクワクをもう一度思い出させてくれ!!!
めちゃくちゃ楽しみにしてるぜ!!
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