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仏教における生死の問題

私の最近の関心事といえば生死の問題です。なぜ関心があるのかというと、日本人の死生観への興味からでしょうか。日本に暮らす高齢者は信仰のあるなしに関わらず仏教の文化的影響を受けていると思います。たいてい高齢者の口からは「いつお迎えが来てもおかしくない」、「あの世で亡くなった爺さんに会える」、「次に生まれ返ったら健康な体になりたい」など言われます。浄土や輪廻転生の考え方はまさに仏教の思想が根付いているため、自然に会話にも出てくるのでしょうね。私も子供が小さい頃は地獄の話をよくしましたし、悪いことをすればバチが当たるなどと脅したことも度々ありました。よく考えるとこれも仏教と関係あるじゃないですかね〜。昔からのしきたりとか慣習も神道や仏教が入り乱れているのは神仏習合の日本ならでわといったところでしょう。

昔は貧しい病人をお寺でお坊さんが世話していたようですから、日本では看護の原点かもしれませんね。大乗仏教は基本的に慈悲、利他行の実践ですから、当然、生死の問題にも関わります。

最近手に入れた「仏教における生死の問題」によると、とても多方面からの検討がされており、一つずつ興味のあるところから読み込んでいこうと思いました。

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仏教における生死の思想を現代に活かせるのかどうか、考えていこうと思います。


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