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自信は、、、、、ない。

私はずっと自信がありませんでした。
それはもう小さい頃からずっと、今も、です。
きっと自信があると思えることは一生ないのだろうなあと思っています。

自信がないということで、今までどれほど苦しんできたかわかりません。

仕事で何かをうまくやって、人からは自信を持ってと言われます。
何かに失敗しても、大丈夫、今回がたまたまで、自信を持っていいんだよと言われます。
そのどちらの状況でも、そうか、自信があればこういう場面をうまく切り抜けていけるのかなと漠然と思っていました。

でも、一番の問題は、どうやったらその自信を持つことができるのかということでした。

どんなに仕事でうまくいっても、自分より上の人は必ずいます。だから、これくらいのことで自信なんて持てないと思っていました。

失敗した時はなおさらで、だから私はダメなんだ、自信を持つなんて百年早い、と自分を責めることにいとまがありません。

でも、私はどうやら、大きな勘違いをしていたようなのです。

自信があれば、何でも完璧にできて、何の心配もない状態でいられるということではなかったのです。

それより、何か失敗した時に、それでも諦めず前に進める粘り強いエネルギーみたいなものを持っていることそのものが自信なのだということにやっと気がついたのです。

うまくいってもいかなくても、それまで頑張ってきた自分は確かにいるのですから、もうそのことで十分なのです。

極端な話、自信があるとかないとかは、どうでもいいことなのです。

それより、何がだめで、何が良かったのかを見極めて、だめだったところを直していくことに集中する。

それをやるかやらないかだけなのです。

だから私はもう自信という言葉に振り回されないことにしました。ただ目の前のことに集中して、今現在持てる力でやれることをやる。

自信とは、何かをやれると思えることではなく、失敗してもまた立ち上がって前に進めると思えることなのですから。


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