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「火をつける」ライターと「文章を書く」ライター etc.(2021/11/14-11/27)
・こんばんは。ライターのあんどうまことと申します。
・こたつを購入しました。温かいです。気がつくと居眠りをしてしまうことが増えました。
・こちらはライターの活動や描いたほぼ日手帳、わたしの日常について書いた週報です。先週サボったので2週間分です。ライターに興味がある方や、手帳をつけている方など、もしよろしければ、少し覗いていただけるとうれしいです。
・今週のオープニングは、羊文学さんで「光るとき」です。
・“何回だって言うよ 世界は美しいよ”を羊文学さんが唄うことが、すごくいいなと思いました。
(い)ライターに関すること
主に書籍のレビューやインタビュー記事を書いています。今週公開された記事のまとめです。
■【漫画】少年と少女の甘酸っぱい会話劇に衝撃の結末!? Twitter漫画『星に願いを。』に驚きの声
・インタビューさせていただきました。多くのクリエイターの方々にとって、原点となる思いを呼び起こすことができるお話をお聞きできたと感じています。
・とある記事に感動を覚え、自分もライターになれたら、あんな記事をつくれたらうれしいなと思い、ライターを目指すようになりました。
・感動体験を「自分もつくりたい」という思い以外のかたちで消化させるためには、どんな手段があるのでしょうか。
・はじめに浮かんだのは「人に話す」かたちでした。感動体験により高揚した気持ちの発散方法として、学校や職場など、前夜に放送したドラマやアニメ、映画の感想で盛り上がるクラスメイト、同僚をよく目にしていたためです。
・もしも自分も感動を話すという手段によって発散することができたのだとしたら、たぶん感動体験に触発されるタイプじゃなかったのかもしれません。
・とくに小学生くらいのときに感動体験を発散できる相手がいなかった、もしくは発散する勇気がなかったことが、大人に近づいた今、クリティカルな考察記事や文学的で詩的文章を味わったときに「自分もつくりたい」と思えるようになり、運よくライターのお仕事をもらえるようになったことに影響しているのかもしれないと思いました。もちろん、感動体験に触発されて、ものづくりに対する熱量を得る人すべてが、自分のような境遇だったと言いたいわけではありません。
・ほかのかたちとして「ねたみ・劣等感」もあるかと思いました。圧倒的な才能の持ち主と自分を比較し、生まれたねたみや劣等感を別のなにかのモチベーションに昇華させるパターンもあるのかもしれません。
■【漫画】猫と幽霊の過去にいったい何が? Twitter漫画『渚は海の夢を見る』が切ない
・インタビューさせていただきました。鯨庭先生の『言葉の獣』の読者であったため、憧れの先生にお話を伺うことができ、とてもうれしかったです。
「言葉の獣」
言葉とは何か、詩とは何か。新鋭・鯨庭、初の長編連載。
人の発した言葉を”獣”として見ることで、その言葉の「真意」を捉えることができる共感覚の持ち主・東雲(しののめ)。言葉が好きで、詩に強い関心を持ちながらも、そのことに向き合いきれていないクラスメイト・やっけん。
二人はふとしたきっかけから、東雲の持つある目的のために協力し合うことに…。
「ばかな鬼」「君はそれでも優しかった」他、Twitterで35万いいねを獲得し、大きな話題となった鯨庭、初の長編連載作品。
(「トーチweb」より引用)
・動物の絵を描くために漫画を描いていると話せるほど、動物がお好きという鯨庭先生の思いがすごく素敵だと思いました。商業作家になるために、趣味として楽しむために、自分の思いを表現するためにーー。SNSに漫画を投稿されている方の思いは、様々なのだと改めて感じた次第です。
・動物のことをお好きである鯨庭先生の描く、動物の絵。リアルという言葉でまとめてはいけないと感じるほど、素敵です。
Twitter pic.twitter.com/s1HnGZMYtO
— 鯨庭☄︎ (@KUJIRABA) November 10, 2021
■『あたしンち』は令和になってどう変化した? 『あたしンちSUPER』に見る、新しい家族のかたち
・『あたしンち』にまた逢えてうれしいということを書かせていただきました。
ありがとうございます!😊😊😊😊 https://t.co/mehz2oRToe
— 『あたしンちSUPER①』11月5日発売・けらえいこ公式 (@atashinchi_new) November 22, 2021
・すごく、うれしかったです。
■『王様ランキング』ボッジの声が聞こえるキャラの共通点は? 優しさ溢れる設定を考察
・アニメ『王様ランキング』を拝見して、アニメもひとつの作品、原作をただ再現するだけの器ではないことを感じている次第です。
▼noteに本稿を執筆するなかで考えたものを投稿しました。こちらもご覧いただけたら、うれしいです。
(ろ)描いた手帳のこと
寮母を務めていたころから、日々の様子を「ほぼ日手帳」に描いていました。今は日常で目にした中高生のいる風景を描いています。
趣ある居酒屋の入り口に立つ女子高生#ほぼ日手帳 #金曜日 pic.twitter.com/ByXpkh7u6U
— あんどうまこと (@andou_ryoubo) November 19, 2021
・なぜ居酒屋の入り口にいるのかと思い、目が留まりました。
The 町中華 なお店で雨宿りをする女子高生#ほぼ日手帳 #雨の月曜日 pic.twitter.com/hODruZQvbI
— あんどうまこと (@andou_ryoubo) November 22, 2021
・前作と似たような絵になってしまいました。今回は雨宿りをしていたからここにいたのだと、背景を推測しやすかったです。
(は)日常のこと
今週の、日常のことです。
・ふと、文章を書く「ライター」と、火をつける「ライター」は、どちらもライターなのだと気がつきました。
・(火をつける)ライターの仕組みは様々であれど、よく道端に落ちているようなライターはこすり合わせて生まれた「火花」や放電を用いて生まれた「電気」を燃料に引火させるものが多いらしいです(参考:着火の構造燃料|JTウェブサイト)。
・(文章を書く)ライターが生み出すものを引火させるための「火花」や「電気」だとすると、燃料はインタビューイ(取材させていただく方)や題材(書評であれば本)にあたるかもしれません。また、わたしたちが書く記事は(火をつける)ライターにおける成果物である「火」に近しいのかもしれないと思いました。
・読んだ方の心を温めることも、熱くすることもできる。灯した火を利用して、料理のように、物質のかたちや価値を変化させることもできる。スルメを炙り風味を出すように、価値を高めることもできる。
・しかし人を火傷させてしまうことがある。大切なものを焦がすことも、焼き尽くしてしまうこともある。
・ライターとして、火を灯すことの価値とリスクを忘れないようにしたいと思いました。未熟なわたしですが、精進するので、すみませんが、これからも書かせてください。
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・冬季うつのような症状が続いた2週間でした。来週はがんばろうと思いました。この100円部分を見てくださるあなたさまは体調いかがですか。ご無理なさらないでくださいね。いつも、ありがとうございます。
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以上です。最後までご覧いただきありがとうございました。
今週のエンディングは、PEOPLE 1さんで「怪獣」です。等身大の自分を愛してほしいし、理解(わか)ってほしいけれど、怪獣にならなくちゃ、誰よりも優しくならないと殺されてしまうから。そんな世の中だからこそ、この曲や、音楽や、本やアニメや映画が好きになれるのだと思っています。そんなことを考えているからこそ、自分はライターになりたいです。すみませんが、これからも書かせてください。
それでは、おやすみなさい。
あんどうまこと
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