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大学生活で学んだのは「人との付き合い方」だった etc.(2021/08/22-08/28)

・こんばんは。ライターのあんどうまことと申します。

・夜は涼しさを感じることが増えましたが、日中はまだ暑さを感じる日々が続きますね。お盆期間を過ぎて暑さが少し和らいだと感じていたところ、今週はまるで不意をつくかのように気温の高い日が多かったと感じています。

・こちらはライターの活動描いたほぼ日手帳わたしの日常について書いた週報です。ライターに興味がある方や、手帳をつけている方など、もしよろしければ、少し覗いていただけるとうれしいです。

・今週のオープニングは、ねごとさんで「カロン」です。

・リスモのCM、いつも選曲が最高でした。

(い)ライターに関すること

主に書籍のレビューやインタビュー記事を書いています。今週公開された記事のまとめです。

■『女の園の星』に散りばめられた“謎キャラ”は何? ディティールに宿る、和山やまの遊び心

・『ウォーリーを探せ』を読んでいるときのような気分で、『女の園の星』を読んでみました。

・本記事は、第2巻までのすべてのエピソードに(少しでも)ふれることをコンセプトとしました。フフッと笑ってしまうエピソードの数々を振り返りたい際に見ていただけますと幸いです。


■【漫画】もしも家族が無限に増えていったら? 読み切り『家』のシュールすぎる展開にネット騒然

・Twitterで話題となった作品の作者さまにインタビューさせていただきました。

・家族という名の同居人が増殖し、高校生「のぶ子」にとっての「家族」がゲシュタルト崩壊しそうになるなか、のぶ子はある答えにたどり着きます。そんな短編漫画です。

・とにかく、面白いです。お願いです、ぜひ作品を読んでみてください。そして記事から吉田先生が本作に込めたものに触れてみてください。はい…。

・読み込んでも、読み込んでも、今のわたしには作品の奥深くにあるなにかや作者さまの思考の底に到達できない。そんな自身の未熟さを感じた次第です。

・最初に家族となった「みさき」ちゃんが田中さん家のリビングとの通り道を開通させた場面がすごく好きです。


(ろ)描いた手帳のこと

寮母を務めていたころから、日々の様子を「ほぼ日手帳」に描いていました。今は日常で目にした中高生のいる風景を描いています。

・電車を待つときや買い物でレジに並んでいるとき。大人も、子どもも、スマホを手にしている人が多いように思えます。ただ待ちぼうけしている姿がすごく新鮮で、いいなと思いました。

・久しぶりに、ものすごく暑い日でした。

・制服姿を見て、夏休みが明けたのかなと思いました。この日もすごく暑かったです。


(は)日常のこと

今週の、日常のことです。

んごく好きです、音楽や画風や、声やテンポや、もう、好きです。

大阪にある
商業施設の
漫画を描いてほしい
という
依頼が来ました
積極的に断られるように
返信を考えます。

・ふわふわとした雰囲気もそうなのですが、ユーモアあふれる序盤の展開、好きです。吉田先生の『家』に感じた心情と近いと思います。

・「船場センタービル」には行ったことないのですが、たぶん、わたしの地元にある、5階建てで4階におもちゃ屋さんがある、婦人服売り場が異様に広い、築50年は経っている、手入れしても追いつかないなにかを感じさせるデパートに似ている建物なのに、ものすごく魅力を感じてしまいました。

・漫画や動画によって、右脳でキャッチする情報によって、こんなにも魅力的に映すことができるのかと思いました。

・たぶん、記事も同じように、文章の質もさることながら、サムネイルとか挿入する画像とか、左脳だけでなく右脳に訴えかける情報も込めることで魅力的に感じてもらえるのかもしれない。そんなことを考えました。

・ひさしぶりに読んだ本です。とても好きです。

・女性の体から発する「謎の光」を目にすることができる男子大学生「西条」。彼だけが観測することのできる謎の光は、恋をしている女性から発せられている。そんな仮説を立てた西条と、恋というものを知りたい女子大生「東雲」さんを中心にそれぞれの恋模様が交錯する物語です。

・少しネタバレをすると……第1話で西条(以後、あだ名であるセンセ)は生まれてはじめて恋愛感情を覚えます。その相手は東雲さんであり、センセの幼馴染である女子大生「北代」の協力により少しずつ距離を縮めていくのですが、その方法が女児向けの交換日記をすることでした。恋を知らない大学生のふたりが、小学生や中学生が体験するような過程を1歩ずつ歩いていく様子に、恋愛のワクワク感を覚えます。

・恋愛における高揚感の疑似体験も魅力なのですが、恋を知らないからこそひとつひとつ気づいていく過程をものすごく丁寧に描かれている点に、本作の大きな魅力を感じます。

・作中ではセンセの体質(恋する女性が発光するという仮説の現象)についての考察シーン、登場人物が自身の心情を分析する様子が多く登場します。現象を観測し、分析や考察を行い、答えを出す。なぜ●●さんと●●くんが付き合うと胸が苦しいのかとか、「それが恋なんだ」で片づけるのではなく、恋に気づく過程を鮮明に描いていると感じます。

・今自分が感じている感情はなにかを見つめ、なにが原因で、どうすれば自分を満たすことができるのか。登場人物の分析を眺めていると新鮮さや楽しさを覚え、自分も自身の感情分析したくなります。自分という人間を俯瞰することが少しだけ楽しくなる作品だと思います。

・あと大学生活も疑似体験できる点も非常にいいなと思ってます。講義中に雑談したり、居酒屋へ行ったり。大学生活特有の固有名詞も多く登場し、社会人になってから読み返すと(大学生だった人は)とてつもない懐かしさを覚えると思います。

・時間にそうとうゆとりのある期間であり、高校生と比べて行動の自由も高いからこそ、大学生は学部における専門的な知識だけでなく、自分や人との付き合い方を学べる時間なのかなと思いました。

・少なくとも小中高と学校があまり得意でなかった自分は、その借りを大学生活で清算できたから社会人になれたのかなと感じています。友人と夜中遅くまで遊んだりとか、恋人と付き合ったりとか。ひとり暮らしによる孤独やアイデンティティの不安を感じていた者同士の絆を覚え、互いに穴を埋めるように補完し合いながら、ときにすれちがったり、ぶつかったり。友人の数は決して多くありませんでしたが、濃い関係を築けていたような気がします。

・大学生活を思い返すと自分の青さから恥ずかしさを覚え、まじめに勉強をしていなかった後悔もありますが、あの4年間のモラトリアムがなかったら、いきなり社会人になっていたらと思うとゾッとします。

以上です。最後までご覧いただきありがとうございました。

今週のエンディングは、ねごとさんで「空も飛べるはず」です。曲もそうですが、ねごとさんが急に懐かしくなり、今週聴いていた曲です。

それでは、おやすみなさい。

あんどうまこと


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