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自分にとってマクドナルドは思い出のセーブポイント etc.(2021/10/31-11/13)
・こんばんは。ライターのあんどうまことと申します。
・最近、生まれて初めてお昼ごはんに焼き肉店へ行きました。800円ほどでビビンバが食べれたうえに、鶏肉や牛タンのすじ?、小さなハンバーグやスープが食べ放題のプランがありお得でした。焼肉と言えば夕ご飯というイメージしかなかったので、とても新鮮な発見でした。その日はお昼以降、お腹いっぱいで仕事どころではありませんでした。
・こちらはライターの活動や描いたほぼ日手帳、わたしの日常について書いた週報です。先週サボったので2週間分です。ライターに興味がある方や、手帳をつけている方など、もしよろしければ、少し覗いていただけるとうれしいです。
・今週のオープニングは、PEOPLE 1さんで「スクール!!」です。
・people 1さんのPV、ぜんぶかわいいです。
(い)ライターに関すること
主に書籍のレビューやインタビュー記事を書いています。今週公開された記事のまとめです。
■【漫画】ちょっと猫背の女の子が憧れの先輩と急接近! 女の子同士の淡い関係性に胸キュン読者が続出
・インタビューさせていただきました。画風が好みで、すごくいいなと思った作品です。
・俗にいう「百合」と呼ばれるジャンルの作品に親しんだのはじめてでした。BLを題材とした作品の作者さんのお話を伺ったとき、個のキャラクターではなく、キャラクター同士の関係に魅力を感じるとお聞きしました。この度の作者さんのお話も関係に惹かれるという点で近しい感覚を覚えました。
・高校生が暮らす寮に勤めていた際に、消灯時間を過ぎた23時半、友人の自室(全員が個室の寮でした)でおしゃべりをしていたふたりの女子生徒を指導したことがありました。意外だったのは指導した生徒たちが模範生のような高校生だったことでした。そんなふたりが寮のルール(消灯時間を過ぎた後に自室を離れてはいけない)に反したことに驚きました。
・でも、いつもは規範を守る、静かでおとなしいふたりが、学校や寮という閉鎖的な空間で四六時中過ごすなか溜まったストレスや、夜が更けても語りたいなにかがあったのだと思うと、消灯時間を過ぎても一緒にいたふたりの関係ってすごくいいなと思いました。
・これまで「百合=女性同士の恋愛関係」という捉え方をしていました。この度の取材の教訓である、「百合」は恋愛関係のみならず、人同士の多種多様な関係を描いた作品ならびにジャンルとして捉えると、たぶん自分は百合も、BLも好きになれるタイプなのかもしれないと思った次第です。
■【漫画】チーズバーガーに仕掛けられた奇妙ないたずら、どういう意味? Twitter漫画『おつかい』のオチが考察合戦に
・インタビューさせていただきました。鳥肌ビンビンでした。
・はじめて本作を読んだときも、作中でなにが起きているのか理解できず、「は?」「ん?」「えっ」と声を挙げ、なぜ後輩があんな行動をするのかとか、なぜあのシーンで漫画が終わってしまうのかなど、理解できないことの多さに気持ち悪さを覚えました。気持ち悪さを解消するため、作品を理解しようとして読み返し、謎は深まり、自身がどんどん支配されていく……衝撃がつらかったです。
・ふみたん先生は本作のような事象を考え続けているらしいです。された側が戸惑ってしまうようないたずらを考え続ける先生の姿勢がかっこいいなと思いました。「コントオブグランプリ」や「IPPON」に感じるかっこよさに近しい感覚です。
・お笑いに対しかっこよさを覚えるのは、個人の感情を手のひらで転がされているような感覚や、個人だけでなく場が支配された雰囲気を体感し、自分で自分とその周囲をコントロールすることができないことに恐怖を覚え……まるで少年漫画に登場する能力者のように見えてしまうからだと思います。
・自身の能力を発揮するシーンは「笑いの場」であるため、鬼気迫った顔ではなく、澄ました顔、もしくは可笑しい顔で、自身のもつ圧倒的な力を見せつける……そんな強者感がたまらなくかっこいいです。
■【漫画】今までで一番美味しかった秋の味覚は? 子どもの頃に食べた“あの味わい”に共感の声
・インタビューさせていただきました。登場人物が口にする方言、縁側から家に入る姿、庭にある水道につながれたホースとクルクル巻くアレーー。なつかしさが脳内でブワーッ!な作品です。
・作者であるつづきぱわ先生は、子どものころから絵を描き続けているとのことです。物心ついたときから続けていることが食べることくらししかないわたしにとって、すごいことだと思いました。
・わたしも漫画家になりたいと思い、進研ゼミの努力賞(毎月の提出物を出すともらえるポイントで引き換えられる景品)で手に入れた「漫画家セット(原稿用紙や専用のペン、「漫画家への道」のようなタイトルのハウツー本などが詰め込まれたもの)」で絵を描き続けた期間が2日ほどありました。
・絵を描くことは好きだったはずなのに、続けることができないのはなぜかと疑問を抱きながらも、継続は好きとは別の能力ないし概念なのだと小学生ながら納得した次第です。
■【漫画】ある女性教師が抱えた20年前の秘密 忘れられない記憶描いた作品に脚光集まる
・インタビューさせていただきました。すごくいい作品でした。…としか、今はまだ言えないほど、いい作品でした。
・上記のように感じた理由として、絵、ないし作品の雰囲気(もちろん絵も一要素として含む)が自分の好みなんだと思います。
・そんな右脳で感じた魅力を左脳で分析してみると、もぐこん先生の画風がこれまで慣れ親しんできた漫画と似ているような気がしました。『うみべの女の子』をはじめとする浅野いにお先生の作品が好きです。
・個の人に焦点をあてる、それも影となっている部分にスポットライトをあてる作品も大好きでした。少しテイストが異なるかもしれませんが、『A子さんの恋人』大好きです。
・浅野いにお先生の作品を読み始めた思春期のころから、もぐこん先生の手掛けるような作品に右脳が反応するようになった気がします。それは10年以上経って大人に近づいた今でも全く変わっていません。
・もし自分に子どもができたら、家の少し考えて本棚に置く漫画作品を決めたいと思いました。
■【漫画】こんな一人旅がしてみたい! 女子が車中泊でニュージーランドを巡る『車のおうちで旅をする』が話題
・インタビューさせていただきました。車のなかにベッドや調理設備を用意して、1年間ニュージーランドで車旅をされた方です。
・本作の雰囲気のような、穏やかで柔らかな方でした。話し方も、声も、すごく優しい方なんだろうなと思ってしまうほど、お聞きしているとリラックスしてしまう印象を覚えていました。
・しかし、取材させていただくなかでいとうさんが断言した言葉を口にする瞬間がいくつかあり、言葉から自信というか、つよさというか、刺激を感じ鳥肌が立つほどかっこいいと思ってしまいました。
私も写真を撮ることがありますが、素人であるため記録としての写真になってしまい、目でしか景色の美しさを感じることはできません。でもその場の音とか、手触りとか、全身で感じている私は、その場の魅力を1番知っているんです。なので絵を描くときには、ただ目で見たものではなく私が五感で感じたものを表現したいと思っています。
・上記文章の太字部分は、ほとんどいとうさんの発言そのままです。穏やかで柔らかな雰囲気からときに発する芯のある言葉。自己がブレない人、確固たる価値観をもっていることは言葉から感じられるのかもと思った次第です。
■『女の園の星』星先生の観察日記はなぜ面白い? 清少納言にも通じる、鳥井毬子の才能
・書かせていただきました。『女の園の星』の2年生「鳥井」さんの日記から枕草子のエッセンスを感じたという内容です。
(ろ)描いた手帳のこと
寮母を務めていたころから、日々の様子を「ほぼ日手帳」に描いていました。今は日常で目にした中高生のいる風景を描いています。
大きい荷物を足で挟み電車に乗る、おそろいのジャージを着た男子高校生たち#ほぼ日手帳 #部活 ? pic.twitter.com/kDktul4GDY
— あんどうまこと (@andou_ryoubo) November 1, 2021
・平日AM10時ごろの光景です。部活動の大会等で学校を公欠した日の、自分たちだけが感じることのできる特別感がたまらなく好きでした。
日が暮れた細い路地を歩く、ジャージを着た中学生と制服を着た中学生#ほぼ日手帳 #下校 pic.twitter.com/9SYpQ5GtGT
— あんどうまこと (@andou_ryoubo) November 6, 2021
・女の子はコートとマフラーを身に着けていたのですが、男の子が学校指定のジャージ姿でした。とても寒そうでした。
夕方の街中でしゃべりながら歩く、ふたりの(たぶん)男子高校生#ほぼ日手帳 #日曜日 pic.twitter.com/a6B3ktCSIM
— あんどうまこと (@andou_ryoubo) November 7, 2021
・勉強か、街をぶらぶらかーー。1日ふたりでなにをしていたのか気になりました。
スマホをさわりながら夜のバス停に立つ、ひとりの女子高校生#ほぼ日手帳 #放課後 pic.twitter.com/obtkeYNiq7
— あんどうまこと (@andou_ryoubo) November 12, 2021
・バスの営業所です。周りが暗いなか、バス停付近だけ照らされていたため、まるで彼女にスポットライトが当たっているように見えました。
(は)日常のこと
今週の、日常のことです。
・朝マックに行ってきました。約束の時間までの暇つぶしとして、集合場所の近くにあったマックに寄った次第です。
・朝ごはんとして納豆と白米、牛乳と味噌汁と、お土産としてもらったちんすこうを胃袋に入れた1時間後にマックを訪れました。お腹がいっぱいでした。しかしあまりマックを利用しないため、店内に足を踏み入れた瞬間、大学生のころに好きだった(というよりも安価のためマックを訪れた際に購入していた)「チキンクリスプ」を食べたいという衝動が湧いてきました。
・本来であればコーヒーのMサイズ(120円※クーポン料金)を注文しようかと思っていました。しかもお腹いっぱいだったのですが、気づいたらチキンクリスプを購入していました。こんなに高かったっけと思いました(チキンクリスプマフィンは140円)。働き始めても金銭感覚は大学生のころとなにひとつ変わっていません。
・窓際の席に座って、チキンクリスプを食べました。おいしかったです。たぶん。正直、満腹だったためか味を覚えていません。
・でも、すごく懐かしかったんです。大学生時代に友人らの付き添いや就活の待ち時間にマクドナルドを利用していました。そのときに感じていた「(明日1限の授業があるのに夜遅くまでしゃべっているから)早く家に帰りたい」とか、「(年上の人や知らない大学生に会ってものすごく疲れたから)早く家に帰りたい」とかーー。おいしい、おいしくないではなく、マックはノスタルジーを感じる場所として、自分が価値を感じる場所なんだなと思いました。
・人と付き合うことがあんまり得意ではなく、学校生活がすごく苦手だったことを思い出しました。チキンクリスプによる満腹感から少し苦しさを覚えながら、社会人となった今は、集団生活が強いられる学校から解放されて、楽な毎日を過ごすことができているのだと感じました。
・つぎにマックへ出向いたときには、マックグリドルに挑戦してみたいです。そろそろチキンクリスプの思い出から卒業して、マックグリドルに新たな思い出を刻みたいです。顔がシワシワになってもマックのハンバーガーを食べ続けられるようになりたいです。
・「シワシワ」まで入力すると「シワシワネーム」という予測変換が出てきました。はじめて知りました。ジジ・ババ臭い名前のことらしいです。改め、自分の名前がシワシワネームになる時代まで、マックのハンバーガーをおいしく食べられるようにがんばります。
*
・11/5(金)に漫画『あたしンち』の単行本が発売されました。約6年振りです。うれしかったです。
・作者であるけらえいこ先生の「note」では、単行本が発売される前に収録されたエピソードを読むことができました。しかし小学生のころに単行本の『あたしンち』を読んでいたこともあり、紙の本で発売されるまで読むことを我慢していました。
・発売日に買いました。最高でした。
・清水さんの「まー」を6年振りに目にすることができ、ゆずがヘアアイロンを使いたいと話すことに驚きを覚え、ヘアスプレーのふたが綿棒を入れる容器にちょうどいいなど、タチバナ家のなかで聞こえる会話にホッとしました。最高でした。
・小学生のころ、休日は暇に感じることが多く、家にある漫画(母の私物)のなかでは『あたしンち』は巻数が多かったため、ひたすらに本作を読んでいました。田舎の一軒家に住んでいたわたしにとって、都会の集合住宅に住む家族像として『サザエさん』や『クレヨンしんちゃん』にはない新鮮さを感じていました。女子高生「みかん」が家の壁に誤って汚してしまうお話は、大学生となってひとり暮らしをはじめてから共感できるようになりました。少し大人になったような気分になっていたと思います。
*
以上です。最後までご覧いただきありがとうございました。
今週のエンディングは、星野源さんで「Cube」です。星野源さん、クリエイターとしてかっこいい方だと思っています。
それでは、おやすみなさい。
あんどうまこと
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