【日記】『月曜日の友達』と色褪せる過去 etc.(2022/8/28-9/3)
■【漫画】美容室で整えた完璧な“後ろ髪”に込められた意味とは? 創作漫画『ひかれない話』が切ない
・インタビューさせていただきました。10ページのなかにメタファーをはじめとする意図的な表現や余白(想像の余地)が詰め込まれた作品だと感じました。直接的な描写は少ないものの、季節特有の瞬間と、季節が過ぎ去っていく刹那さを感じた次第です。
・大学時代の4年間、近所にあり女性ひとりで運営する小さな美容室に通っていたことを久しぶりに思い出しました。大学の授業や、サークルのことと、当時の交際相手との関係などーー。親にも話さない大学生活での出来事を美容師の女性に話していました。美容師の方に話していたからこそ、過ぎ去っていく日々をいち事象として振り返ることができ、今でも思い出として記憶できているのかもと思った次第です。
・当時、交際していた人が変わっていたにも関わらず、4年間ずっと同一人物と付き合っていたと偽って会話をしていました。美容師のおばさん、ごめんなさい
■【漫画】就職したあとも小説を書き続けて……仕事と趣味の両立に悩む女性、その決断は?
・インタビューさせていただきました。友人と共に創作に打ち込んだ学生時代をひさしぶりに想起させてくれた、就職を期に生活や容姿、優先順位や友人との関係が変化していたことに気づかせてくれた作品です。 想起し、気づいたうえで、じゃあこれからどうしようと考えると、少々ワクワクした次第です。
・就職1年目の土曜日は少々の安堵と睡魔や疲労感、なにかをしたいけれどなにもしたくないという葛藤であたまのなかが埋まっていたような気がします。脳内メーカーで覗くと「疲」「眠」「枕」で支配されているような思考をしていました。今はたぶん「酒」で埋め尽くされています
■女の園の星、スポットライト、A子さんの恋人……ユニークな背景画に注目したい漫画3選
・書かせていただきました。漫画の背景についてです
■『SPY×FAMILY』はなぜオシャレに見えるのか? インテリアへのこだわりを読む
・書かせていただきました。コミックス4巻でボンドがおすわりするボールチェアがほしくなってしまいました。
↓
・突如として大金を手にした際に購入を検討しようと思います
■女の園の星、スキップとローファー、デデデデ……今どき女子高校生の日常は漫画でどう描かれている?
・書かせていただきました。「JK」はよく耳にしますが「DK(男子高校生)」はあまり耳にしないと感じた次第です。主に高校生が暮らす寮で働いていたころの体験から導かれた印象だと思います。
・憶測ですが、女子高生は「JK」であることを自覚し、(青春の代名詞として)「JK」であることに価値を感じながら、ときに「“JK”だから」と言葉として発しながら、「JK」としての日々を謳歌しているからだと感じた次第です。男子高校生が「“DK”だから青春しようぜ!!」と一致団結する姿は、わたしの勤めていた寮では見ることができませんでした。
・描きました。カリー
・読みました。学生時代にも読んでいた作品ですが、少し大人になってから読むとムムム……という感じでした。
・モノクロでありながら、さまざまな種類のスクリーントーンを巧みに使い分けることによって、主人公・水谷の純粋な視点や豊かな語句によって紡がれる情景によって、とてもカラフルな漫画であると感じた次第です。
・昭和初期の時代を映したモノクロ調の映像のせいか、はたまた自身の記憶が忘却に近づくことによって鮮明さを失っているためか、過去≒モノクロ調のイメージが強いです。ただ本作で描かれた春夏秋冬を巡る中学時代の1年間は、とても鮮やかな思い出として描かれていると感じました。スマートフォンを携帯し、いつでも解像度の高い写真を記録として残すことができるようになった現代の中高生の思い出は、色褪せないものなのでしょうか。
・もしも、これから過去が色あせないものとなるとしたら、リアルさは失われてしまうものの、色あせていく過去に愛おしさを覚えるのかもしれない。そんなことを思った次第です
■見た(聞いた)コンテンツメモ
・演劇『Lost and Found』
・小説『小説の小説』
・アニメ『NHKにようこそ!』
……など
・今週はamazarashiの『月曜日』ばかり聴いていました。
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