見出し画像

【HRコラム#43】未来はいつでも変えられる

株式会社イノベーター・ジャパン &donutsプロジェクト HRチーム2名(青木、中島)がお届けするコラム。
こちらのコラムでは、「一歩進んだ私へ」をテーマに、一人ひとりの、よりウェルビーイングなワーク・ライフ・インテグレーション(WLI)を実現するためのキャリア自律のお手伝いになるようなtipsをお届けします!そして、時にはHRチームメンバーのリアルな横顔も。 自分の「ライフキャリアをもっと自由に描きたい」そんな方が一人でも増えることを願いながらお届けします!

こんにちは。HRチームの青木です。
週末に、ドラえもんの映画を観てきました。サブタイトルにもなっている”僕の「らしさ」が世界を救う”が深く心に突き刺さる内容で、息子にも負けないくらいに真剣に観入り涙してしまいました。改めて「らしさ」ってとても大事だなと…。これから観賞予定の方もいるでしょうからストーリーは内緒ですが、子どもはもちろん、大人にもかなりおすすめですよ!

最近の学び

先日アドラー心理学についてじっくり学ぶ機会があり、今日はその中で強く印象に残ったことについて書きたいと思います。

アドラーといえば「嫌われる勇気」(著:岸見一郎/古賀史健)でよく知られるようになった心理学ですね。私自身、この本をきっかけにとても興味を持った理論でした。

著書の中でも触れていますが、私が先日の学びで改めて共感したのが「自己決定性」という考え方。過去を理由(原因)としてだから今の私はこうなんだではなく、だけど私はこう生きるんだ(自己決定)と誰もが未来は自分で決められるということ。つまり、過去を言い訳にするのもしないのも自分次第。厳しい姿勢でもありますが、言い換えれば、未来はいつでも変えられるということであり、誰にでも希望があるなんてとても素敵だし、励まされるような感覚を覚えました。アドラーで言うところの、まさに”勇気づけ”られているということですね。

今の自分らしさの先に未来はある

女性は、30代あたりで結婚、出産、育児などのライフステージの変化から、一旦キャリアが途絶えたりペースダウンするケースが多々あります。女性の労働率を表すグラフの、その特徴的な形から「M字カーブ」とも言われます。カーブそのものをなだらかにする・解消する社会にしていくこともとても大切。ですが一方で私は、周囲がなんと言おうとも、産休・育休の子育てに専念する期間はその時にしか得られない変えがたい貴重な体験であり価値あるものですし、仮にその先の就業が時短であっても、非正規な雇用形態であっても、当事者である私たち自身が自己決定した働き方(ライフキャリア)に責任を持って堂々として欲しいなあともいつも思っています。自分を取り巻く環境や関係の中で、精一杯自らを活かそうと選択した結果が今だし、明日なのですから。

少しまわりくどいですが、「私なんて」はこの3月で卒業し(ちょっとアドラー流に)自己決定した今をしっかり受け止め自信を持って、私らしく未来を歩みましょうというお話でした。

次のコラム(3月28日予定)もどうぞお楽しみに☆