【HRコラム#49】折れない心を育てる方法
こんにちは。HRチームの青木です。
日差しも強く蒸し暑い日が続き、ついつい冷たいものばかりに手が伸びてしまいがちな日々。例年、この季節はガクンと食欲も減るのですが、成長真っ只中の子どもに毎日そうめんともいかず、自分の食欲とは裏腹に献立を決め料理をする時間がなかなかに苦行です(笑)。夏本番はまだこれからですが、早く涼しくならないかなとひそかに願っています...!
心が疲れた、そんな時どうしてる?
みなさんは、何か困難なことにぶつかったり失敗したりした時、どのように不安や落ち込んだ気持ちと向き合い、対処していますか。ぱっと思い浮かぶのは、好きな音楽を聴く、運動する、友達と飲みに行く、寝るなど、手軽に気分転換するという方法ではないでしょうか。このような自分なりの精神的回復方法を一つでもたくさん知っておくというのは、とても大切なことだと思います!
また、困難にぶつかっても、しなやかに回復し、乗り越える力のことを「レジリエンス」と言います(打たれ強い人をイメージしてみてください)。特にこの数年は、新型コロナウイルス感染症により世の中は大きく変わり、これまで当たり前だった多くのことに変化が生じましたが、こんな不確実性の高いVUCA時代にこそ、「レジリエンス」はとても重要なスキルの一つなのだと感じています。
私は、思い通りに上手く物事が進まずしんどい時ほど、今こそ高めるチャンスだ!と自分に声をかけ気持ちを切り替えるよう意識しています。もちろん、一瞬では切り替わらないですけどね。その都度の声がけだけは常に心がけています。
「レジリエンス」を高める方法
気分転換の方法をたくさん知っておくことも一つですが、よりしなやかに回復する折れない心、つまり「レジリエンス」を身につけたい方には”物事の捉え方を変える”を鍛えることをおすすめします。
目の前の出来事に一喜一憂してしまっている時こそ、一歩引いて考えてみるのです。具体的には、なんのために今私はこれを行っているのかと視点を切り替え本来の目的を見直してみたり、自分でコントロールできないことではなく、コントロールできることのみに集中する。他者に話してみるというのも捉え方が変わり、なえた気持ちが回復するきっかけになったりもします。
※過去に書いた”物事の捉え方”をテーマにした記事はこちらから
人にはそれぞれ、これまでに自然と身についた思考のクセがあるので、一度や二度意識してみただけでは簡単に身につかないスキルではありますが、少しずつでも今よりもしなやかな回復力を鍛え続けながら、いちビジネスパーソンとしても折れない心を育てていきたいと思います。
次のコラム(8月第三週予定)もどうぞお楽しみに☆