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【インタビュー】いつだって答えは自分の心の中にある。〜ワーク・ライフ・インテグレーションへの道#06〜

&donutsの魅力はメンバーの多様性。
確かに現状は、子育て中の女性が多く、どこが多様なの!?と思われるかもしれません。でもメンバーのバックグランドや個性は本当にさまざまで、&donutsに辿り着いた理由もそれぞれなんです。

ワークも頑張るし、ライフも大切にしたい ── それだけが共通点。考え方や性格が違う多様なメンバーの中にあなたに似た人が見つかるかも!?

こんにちは。Work Near Home(職住近接)のプラットフォーム、&donutsプロジェクトの広報担当、松下です。

メンバーのワーク・ライフ・インテグレーションを紹介するこちらのマガジン記事。今日は総務、経理、インフラなど、メンバーの業務を支えるバックオフィスチームのますみん(通称、インタビュー中はMと表記)にインタビューしました。

「シンプルで軽やか」がますみんの形容詞。そんな彼女の選択のし方やコミュニケーションのし方は、きっと皆さまの参考になるはずです。

松下:ますみんらしさが出ているなと思ったのが、今の居住地に住んでいるきっかけ。「完全なウィンドウショッピングで、なんの思いもない」というのは本当ですか?

M:本当です。昔住んでた駅にマンションのポスターが貼ってあって、その写真がホテルみたいで。絶対ウソだよ!見に行こうって話になって、モデルルームを見に行ったらそのまま買う流れに。当時、私は家に興味がなかったので、その時はどうでもいいぐらいの気持ちでした。私は写真のとおりなのか、ただ確かめたかっただけで。確かめたいグセはあるかもね。なんでも確かめないと気がすまないかもしれないです。

松下:あはは、好奇心が旺盛なんだね!&donutsで働き始めたきっかけも似ていて、「こういう(条件)のがいい!」と探して見つけたわけではないんですよね?

M:そうです。都内に出るまで時間がかかるので、往復を考えると実働時間が数時間になってしまうな、と。だから、都内に出るのではなく家の近くの「会社」で働きたかったけど、求人そのものが少なくて。家の近くからどんどん範囲を広げていき、柏の葉まで広げた結果、ようやく「会社」らしい求人が見つかったのが&donutsでした。

私、仕事内容にこだわりがなくて。結婚前は正社員で働いていたものの、今ほどは共働きの風潮がなかったこともあって、結婚を機に退社したの。子どもが生まれてからは、6〜7年のブランクを経て、パートタイマーとして病院で働いて、そこでバックオフィス的な仕事はしていたものの、ちゃんとした経理という経験はなかったけど、この求人に応募してみました。

自分に目が向いた時、求めていたのは「長く働ける仕事」だった

松下:また企業で働こうと思ったのはなぜですか?

M:子どもが大きくなって、だんだん自分のことを考えはじめました。その時に、この先、60才まで今の仕事を続けられるのか、自分に問いかけたら、答えはNOだった。

生活にメリハリもほしいし、お金も必要。だからこれからは、長く働ける仕事をしたいと思い、興味があった企業での仕事を探したんです。

松下:現実的にお金という動機も重要だよね。お子さんは中学生ということで、子育てに関してはそれほど手が掛からない時期ですね。

M:そう。でも、子どもが小学1年生の時にパートタイムで働き出したのですが、その時にすごく苦労したの。面倒を見る必要はないけれど、一人で置いておくわけにはいかない。ただ、見守っていてくれる場所がほしいだけなのに、それが存在しないの。学童保育は申請時期が決まっていて、私が仕事を始める時には申し込めなかったんです。

その苦労を経験していたから、オフィスに子どもを連れて来られる&donutsはすごくいいなと思った。そんな会社なら、それ以外の点でもいい会社なのでは?と思ったのが入社の決め手です。

実際、夏休みなどに私も子どもを連れてきたこともあるし、普段からもシフトを自由に組めたり、中抜けが可能だったりして今も助かっています。オフィス勤務がベースのメンバーシップスタイルを選択していますが、一日の勤務時間の1/3は在宅勤務ができる制度を活用して、家で仕事することもあります。プライベートの予定を立てやすいのがいいですね。

松下:現在は週4日で働いているとのことですが、仕事をしていない1日は何に使っていますか?

M:自分に!

松下:確かに自分の時間も必要!具体的には何してるの?

M:今はセルフエステに凝っていて、通っています。セミナーを受けたり、ダンスやお菓子作りのレッスンを受けていた時期もあります。とにかくいろんなことに興味があるので忙しいの。漫画も好きだし、テレビを観たり、したいことがいっぱいであっという間に1日が過ぎますよ。

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自分を大切にしたいから、自分の「好き・嫌い」が判断基準

M:私は「自分を大切にしたい」といつも思っているんです。
だから、やってみたいと思ったことはすぐに行動に移します。直感でいいと思ったこと、楽しいことしか選ばないし、ずっとそうしてきて後悔したことがないので、自分の直感を信じているんです。

松下:ますみんの行動の原動力は好奇心だよね。その際、難しく考えすぎないところがますみんらしさだなと思います。自分が「好きか嫌いか」が判断基準であり、他の人はどうしているかとか、他の人がどう思うかとか、これを選んで損はしないかとか、そういうのほとんど考えないでしょ?

M:考えないですね。他の人に興味がないのかも(笑)。考え方や捉え方がシンプルなので、判断や行動が早いのかな。

松下:いいですね。周りの空気を読みすぎない、さわやかなストレートさは、職場でも発揮されていますね。会議で議論が横道に逸れてしまっても、ますみんが「で、結論はこうだっけ?」と戻してくれる。もやもやをまとめてくれる人という印象があります。

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&donutsを条件にこだわって選んだわけではないとのことでしたが、こだわりがないからこそ、どんな職場でもすぐに馴染めるのでしょうね。

M:そうかもしれない。経験のない仕事でも気にならなかったです。バックオフィスの仕事は、なくて不便なことがあったらその制度を作ったり、無駄を省くために整えたりすることが多い。やったことがないことでも、いちいち考えずに、必要と思ったら調べてなんとかするし、煩雑なプロセスになっているなら簡素化してみる。そのために知識をつけたり法律の勉強をしたりするのは嫌いじゃないです。

松下:おかげでコロナ禍のシステム構築がスピーディでしたよね。メンバーみんな、本当に感謝しています。ますみんはこれからどうしていきたいですか?

M:将来の計画を立てるのは好きではないので特にないけど、これまでどおり、やりたいことはやっていきたいかな。フットワーク軽く外に出ていくためにも、好きな美容にもこだわって、いつまでも若々しくしていたいです。

松下:心身ともに若々しくってことだよね。無駄に悩まないことも美容によさそう!ぜひますみんを真似して、自分の心に従ってシンプルに物事を選択し、ストレートなコミュニケーションをして、軽やかに若々しく生きていきたいです。

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自己管理能力の高さや、無駄がなく最短距離で成し遂げる仕事ぶりは、同僚にも安心感を与え、頼れる存在のますみん。それも、雑音を気にせず、自分にとって必要か否か、やりたいか否かで判断ができるからこそだと思います。シンプルに、自分の心に聞いて判断していいんだと気づかせてくれました。

職場でも家庭でも「ねばならない」を持たず、「シンプルに自分を信じて。」が彼女のワーク・ライフ・インテグレーション。皆さまも、これからは自分の「好き・嫌い」を信じ、軽やかに生きてみませんか?

次回もお楽しみに…

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