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節分

すっかり時差投稿となってしまいましたが、節分でしたね。

スーパーに行くと大量の恵方巻が並び、そこに群らがる主婦たち。

例年ならばお祭り気分でその群れに私も参加するのですが、今年は『めっちゃ密やん。』となり、後ずさりしてしまいました。

一方、例年と変わらないその光景に、有事である事を一瞬忘れさせてくれるような安堵感を感じる自分もいました。

我が家でも南南東を向いて黙って恵方巻を食べ。。。る事はやっぱり今年も出来ませんでしたが、いわしも食べて節分の行事を家族で楽しみました。

毎年思うんですけど、関西の人って節分熱すごい強いけど、果たして方角向きながら最後まで黙って恵方巻食べきれる人ってどれだけいるんだろうか。

北陸出身の私は真面目に小さい頃から恵方巻を黙って食べてきたつもりでしたが、関西に来た瞬間にそのルールは阻止されてしまいました。だってめちゃめちゃ喋りかけてくるので。笑

そんな私も今ではルールを気にせず会話を楽しみながら恵方巻を食べています。

子供がいると節分が近づくにつれて『鬼きちゃうで。』の脅し文句の利用が可能となり、親は至る場面で『鬼』の存在に助けられることとなります。笑 ※幼児まで

結局どーしたって『鬼』は来るわけで子供からすると迷惑な話ですよね。

長男は2年前までは涙をこらえながら豆を投げつけていたのですが、成長して『どうせパパなんやろ。』と豆まきをする前からこちらがシラケるような事を言うようになってしまいました。

一方、今年の鬼役である旦那氏は、豆についてるお面でいいのにやるなら本格的にしたいと赤い絵の具と血のりを買ってきており、やる気満々。

しかし。。。!!今年は豆まきをしなかったんです。

次男が風邪で保育園から呼び出しコールがかかり、さすがに体調が悪い上、鬼を登場させる程こちらも鬼ではないので、『豆まき』は日を改めようという事になりました。

よって、我が家はいつ『鬼』が来るのかわからなくなってしまい、逆にめちゃめちゃハラハラした状態が続いております。

時間に余裕のある土日なのか、はたまた平日なのか。

私はカウンター横のカゴに入っている赤い絵の具と血のりを気にしながら生活しています。

結局鬼が来なかった節分の夜、『おやすみ』と寝室に入ってしばらくしてから長男がリビングに戻ってきました。

『どしたん?』と聞くと苦笑いしている長男。

きっと鬼が来るかもしれないと不安で眠れなかったに違いないのですが、シラケた発言をしてしまったが故に『怖い』と言えない様子。

そんな様子に、まだまだ可愛いもんだな。と安心した私でありました。

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