見出し画像

心理学 アンダードッグ効果(負け犬効果)

"日本人は、アンダードッグ効果を受けやすい国民性を持っていると言われています。アンダードックとはつまり負け犬のことですが、例えば強いチームが弱いチームと対戦する際に、その弱いと言われているチームが一生懸命努力していることが世間に知られていたら、何となく勝たせたあげたいなという気持ちになるものですよね。これが心理学で言うところのアンダードッグ、即ち負け犬効果という訳です。

最近では、お店の宣伝にも使われたりしています。お客さんが減って今にも潰れそうな飲食店が自虐的な呟きをした途端に力強い善意のお応援者が現れたりしますよね。

特に予約をしたにもかかわらず、黙ってキャンセルされて損害が出そうなどという際には、あっという間に予約分の食べ物がムダにされることなく第三者によって消費されるということもめずらしくはありません。

アンダードッグ効果は昔からありましたが、近年のSNSの発達でより効果が発揮出来るようになりました。いくら困っていても、その事実が伝われなければ解決に至ることはないからです。そういった意味ではSNSと合わせることで更に強力な効果があらわれていると言えるのではないでしょうか。"

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?