大学時代過ごした街を散走(2024/4/29)

GWということで群馬県の祖父母の家に来たのだが、大学時代過ごした街も同じ群馬県の桐生市というところにあるので、その街を自転車で散走してきた。
大学を卒業してからもう一年経つが未だに桐生が恋しい。祖父母の家に行ったときは毎回必ず寄っている。
別に誰かと会う訳でもないし、大学生活がめちゃくちゃ楽しかったという訳でもないが、初めて一人暮らしをした街、そして大学生活という時間にゆとりのある時期を過ごした街には特別な思いがある。

駅に着き、荷物をコインロッカーに入れて、無料で利用出来る自転車をレンタルして散走開始。
とりあえず、駅から自分が住んでたアパートがある方面へ向かった。ひたすら懐かしいなと思いながら自転車を走らせた。(懐かしいといっても今年の正月にも来たけど)
アパートの近くによく行っていたインド料理屋があるので、そこで昼飯を食べた。良心的な値段で味ももちろん美味しい。大学生のときは毎週行っていた。
昼飯を食べた後、住んでたアパートを見に行った。木造2階建てのアパートで自分は1階に住んでいた。木造だから防音性は皆無で、よく他の部屋の人が騒いでは全然眠れないという夜を過ごした。夏はゴキブリもよく出た。結構嫌な思いもあるアパートだけど、今見ると懐かしくなって泣きそうになる。
ただ、今は他の人が住んでるし、アパートを外からまじまじと見てるのは流石に気味が悪い行動なのでそそくさと退散した。
今度は商店街の方へ向かった。この商店街も昔ながらのお店がいっぱいあってかなり風情がある。
かなり昔からあるであろう新聞の自動販売機もある。(恐らくもう機能はしてないだろうけど。)こういう昔ながらのものを見ると平成生まれとはいえ何だか懐かしい気分になるし、今より全然不便だっただろうけど昭和は昭和で良い時代だったんだろうなと思う。
その後は少し遠い小さいショッピングモールに行ったり、暇さえあればいつも寄っていたスーパーのイートインにも行った。とにかく大学時代よく行った色んな場所に向かった。
何だかんだであっという間に時間が来てしまい、電車に乗って桐生を離れ、今回の散走は終了した。
いっそのことまたここに住んでやりたい気持ちになったが、流石にまだ仕事は辞められないのでしばらくは我慢。もし仕事辞めたらまたここに帰ってきてしまうかもしれない。

大学時代がいかに特別な時期だったかを社会人になった今ようやく気付いた。ただ、振り返れば良かったなという思いがあるだけで、大学生だった頃の自分は何かよくわからないけど色々と苦しんではいた。大学で友達もあまり出来なかったし、サークルもバイトもやってなかったからはっきりとした楽しい思い出もない。やはり自分は人生を楽しむことが下手なんだなと思う。
こんないつまでも過去に執着してないで、早く新しい幸せを見つけろよと思うが、今の社会人生活はどうしても心に余裕が持てないし楽しめない。
自分が満足出来る生活を早く送りたい。

まだまだしんどい日々は続きそうなので、お盆休みにでもまた桐生に来ると思う。

桐生駅
桐生駅周辺の懐かしい光景
新聞の自動販売機

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