[連載]朝6分間のセルフコーチ02
and seeds小畑の朝の日課である「セルフコーチング」の様子を10日分更新していきます。
6分間の「自分に向けて質問をする時間」です。
質問力のトレーニングと一日の始めの思考整理をしています。連載2日目です。
やり方はこんな風に
1. 朝、仕事開始前に「6分間」を用意する
2. 質問する人(コーチ)、答える人の一人二役で「質問をする」「それに答える」を繰り返す
3. 時間内に扱う話題は1つ
4. 会話の発言は「全て声に出す」。自分の言葉を声にして耳から聞くことで、前頭葉が働き、理解が進む
5. 「6分間」経ったら、話が途中でも会話を終わりにし「気づいたことや始めのスモールステップ」を言葉にする
以下、コーチ役が使った「質問」を紹介。回答部分は公開できるところまでを。
2月15日 8:40
ー おはようございます。今日のテーマは何ですか?
明日の授業でおこなう学習のリフレクションのための戦略立てをしたいです
ー 戦略立てとは、何を考えることですか?
授業メインとなる振り返りに用いる、生徒と一緒に考える問い・・・を戦略と言っているのだと思います
ー 誰に対して戦略を発揮したいんですか?
生徒たちです。一瞬、先生の顔が見えましたけどー。そうじゃなくて…
一 一瞬先生の顔が見えた。先生に対してじゃなく生徒にと的を絞ることで、どんな違いが起ききますか?
えー なにか違いますね。なんだ、あ・・・
ー で、どうしたいですか?
つまり、生徒が具体的な体験を思い出して そこに学習目的や〜80分の設定をしたいなと
ー 「80分間で生徒が言語化をする」ために、どこから考えると問いが作れそうですか?
ここがノーアイディアなんです
ー これまでのコーチングプログラムでは、どんな工夫をしてきましたか?
受講者一人ひとりの意見を全体の場で聞いて…
ー 他には?
問いそのものの設定ではなくて、その周辺で。自分の体験を話すこととか、あとは…
ー ここまで話して気づいたことを教えてください
生徒と共有する問いはシンプルだった。質問をする前後の時間、特に生徒のペースで考えるための時間を再設計したいなっ・・・
8:48 話した感想
4つのアクションを得た!授業に組み込んでいこうと思います。
もっと知りたい、活用したい方向けに✏︎
「今日のアプローチ」
セルフコーチングフロー(会話の流れと質問の意図)を簡単に紹介します。
テーマの設定+言葉の定義の確認
「今日、何話す?」「〇〇とは何を表しているの?」
現状把握
「誰に対してやること?」
理想の状態
「生徒に的を絞るとどうなる?」「で、どうしたい?」
行動のデザイン
「過去に同じような課題はあった?」「当時はどういう工夫をしてた?」
学び、気づきを促す
「ここまで話してみて、気づいたことを教えて」
以上
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