【映画感想】ダウト 偽りの代償(2009)
1956年につくられた「条理ある疑いの彼方に」という社会派サスペンス作品のリメイクだそう。
ノワールサスペンス的なドキドキあり、ロマンスあり、ちょいとアクションあり、どんでん返しありでしっかり組み立てあり盛りだくさん。
基本的なところでツメが甘いのは古典ノワールの名残でしょう。あのアイディアを50年代に思いついているだけで凄い…。
オープニングのデンデデーンみたいな黒バックテロップも雰囲気があり良かった。オマージュなのかな?
ただ、ネタバレされたくない派の私としては、いくらさらなる展開があるとはいえ、あらすじでストーリー言いすぎじゃないかと。もう少し濁しといた方がいいんじゃないのかなぁ。もったいない。
分かってない方が、マイケルダグラスの悪い顔を堪能できるのでは。
あと、出てきた瞬間に「この人は不幸になる…」と感じてしまう佇まいだった彼…。オシャレなシャツを小粋に着こなす彼…。やはり悲しい結末…しかもあっさり退場(警部が非道過ぎないか)。最後、相棒の彼の証拠が…!みたいなのを期待しちゃったけどもちろんありませんでしたw
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